【メバリングロッド特有の乗せ重視】オリムピック「19フィネッツァ」を紹介！軽くて細いにも関わらず良く粘る定番アイテムに注目

2022年02月24日

ボチボチ動き出している個体も居るとか？

スポーニングから回復したメバルを狙える季節が近づいてきました。初冬の数釣りを楽しむ季節とは異なり、これから迎える春から梅雨までの間は、比較的大型が混じりやすい印象。使用するロッドも繊細なアタリを取りつつ、粘り強い物が必要になってきそうですね…。という訳で、今回紹介するのはこちら。

19フィネッツァ【オリムピック】

「差別化」をコンセプトに、アジングロッドとは違ったテイストに設定、本来のメバリングロッド特有の乗せ重視になっている「19フィネッツァ」を紹介。

オリムピック公式「19フィネッツァ」詳細ページはこちら

細身・軽量・ローテーパーアクション、低・中弾性カーボンをメインに構成。そして部分的に高弾性カーボンを使用することで、リグ操作時のダルさや持ち重りを極力排除、リトリーブの釣りに適した味付けに。価格帯も自社窯で丁寧に作られた国内生産にも関わらず、本体価格で28000円から入手可能というお手頃価格。基本性能を見直し、今もなお多くのメバルアングラーから広く親しまれているロッドとなっているので、買い替えを検討されている方などはぜひ。

良く曲がり、良く粘る

頭のイイ良型メバルの僅かなバイトも正確にフッキング。

軽量で細身にも関わらずファイト中はシッカリ曲がり、粘り強いバットパワーにより、ロッドの反発力だけでメバルを浮かせることができます。そういったことを実現してくれているのが、オリムピック独自の4軸カーボン「スーパークワトログラファイトクロスLV」になります。

スーパークワトログラファイトクロスLV

「スーパークワトログラファイトクロスLV」とは、数あるオリムピック独自の4軸カーボン内でも最も軽量な素材。

運動エネルギー効果を落とすことなく23％の軽量化を実現し、タイトな軽量化が求められる場合であったり、細径への使用に効果を発揮する素材です。細身で軽量、乗せ重視の「19フィネッツァ」にもピッタリなカーボンではないでしょうか。良く曲がるが粘り強い、そして尺クラスの大型を掛けても安心してファイトを行うことができます。

高感度の証！　「O.S.S.」も採用

アジングロッドやメバリングロッドで採用されることの多い「O.S.S.」。こちらは、数値化された感度の基準をクリアしたモノ。このシステムを採用している機種は、特に感度バツグンで、啄むようなバイトでもティップから手元にシッカリ伝達し、フッキングを決めやすくしてくれます。

他にも色々なコダワリを秘める「19フィネッツァ」

全モデルに軽量なチタンフレームガイドを採用

ガイドは全モデル共通の軽量なチタンフレームガイド。

ティップからベリー部にかけては、トルザイトリングを採用することで、ティップセクションのブレやロッドの持ち重りを軽減、極細ラインにもシッカリ対応します。

幅広いリールにマッチするリールシート＆グリップ

また、シルエットとの一体感にこだわられたリールシートやグリップにも注目していただきたいトコロ！　幅広いリールにマッチするシックで大人らしいデザインがカッコイイですよね。

リールシートには軽量・細身のVSSリールシートをアップロックで採用し、グリップマテリアルは高強度・耐久性に優れているEVAを使用。グリップ部を最小限に留め、セパレート形状にすることによってこちらも軽量化を実現させています。

2ピースを感じさせないキレイな曲がりを実現するフェルール（逆並継）

ジョイント部はフェルール（逆並継）で、まるで1ピースのような優美なベンディングカーブを描きます。

各モデルの特長について

「19フィネッツァ」のラインナップは全3機種展開。

7ft5inに設定されたチューブラーとソリッドモデル。そして、もう1つは7ft11inといったロングレングスモデルが1機種展開となっています。全て乗せ重視にはなっていますが、記者的には「GLFS-752L-T」と「GLFS-752L-S」のどちらかでジグ単やプラッギング、フロートやキャロといった少し遠くへ飛ばしたいなという時は、ロングレングスの「GLFS-7112ML-T」という使い分けがオススメ！　皆さんはどのモデル押しですか？

GLFS-752L-S