【ジャッカル/ミュートボール】考案者「去川直稔」直伝！出しドコロ＆他ラインナップとの使い分け
ジャッカルから登場した新作メバルプラグ「ミュートボール」。
プラグの着水音を嫌うメバルを攻略するために生まれた、ソフトとハード素材を組み合わした新感覚ルアー。前回と前々回に渡り、ミュートボールの開発秘話や特長、ミノータイプとペンシルタイプの使い分けなどを詳しく紹介してきましたので、ぜひそちらの記事もご覧になってみてくださいね。
【ソフトとハードの2層構造】着水音を抑えてメバルのスレを軽減！考案者「去川直稔」に聞いたジャッカル「ミュートボール」の開発秘話＆特長
さて、前回は2タイプそれぞれの使い分けについて紹介しましたが、今回はミュートボールを出すタイミングに注目していきたいと思います。ジャッカルには他にもワームやスイムベイトなど、様々なライトゲームアイテムが充実しています。そんな中で、ミュートボールは既存ラインナップとどう使い分けるのか？ コチラに関してもミュートボールの生みの親である「去川直稔」さんに色々教えていただくことに。
状況やフィールドによって異なることもありますが、ぜひ伺った内容を参考に、「ミュートボール」でイイ釣りをしていただければと思います。では、早速解説していきますね。
「去川直稔」さんのルアーローテーションについて
「去川直稔」さんはメバリングでルアーローテーションをする際、普段から「ミュートボール」、「ジェリーサーディン」、「ジグ単」の3つのカテゴリーから、状況に合ったルアーをセレクトしています。
まず、大まかな使い分けを説明すると、サーチベイトとして使用するのが「ミュートボール」と「ジェリーサーディン」。メバルの居場所が分からない時や初めて訪れたフィールドなどでは、どちらかのルアーで表層から水面直下をテンポよくサーチしていくそうです。
そして、ピンスポットや水面直下より下のレンジを攻略する際はジグ単の釣りを展開。「去川直稔」さん自身、ワームよりどちらかと言えばプラグやスイムベイトなどを普段から愛用しているそうで、横の動きで手っ取り早く魚を探し出す釣りを得意としています。メバルのポジションを把握したタイミングで、食いが渋くなったり、レンジが下がったタイミングで、ようやくジグ単を投入するとのこと。
そんな、3つのカテゴリーをどのように普段から使い分けているのか？ ここからは具体的な用途について詳しく解説していきます。
メバルがプランクトンを捕食している場合は「ミュートボール」をセレクト
まずは、今回のメインでもある「ミュートボール」の使いドコロについて。
見出しの通り、使うシチュエーションは「メバルがプランクトンを捕食している状況」。ただ、プランクトンを捕食しているタイミングだと言われても、どのように判断すれば良いのか？ その基準は基本的に「潮が流れ過ぎていない場所」。潮止まりというわけでもなく、潮通しの良いエリアの中で流れ過ぎていないスポットを探すことがキーになります。
具体的に言えば、潮がよれている場所であったり浮きゴミがあるようなスポット。そのような場所は水の流れが比較的少なく、プランクトンも溜まりやすいのでメバルの捕食場になりやすいそう。それに常夜灯などが絡めばよりGOOD。また、潮が流れていたとしても、メバルがライズをしていたり、浮きゴミが流れているなど。何かしらプランクトンを捕食していそうな状況であれば、投入しても良さそうですね。
「ミュートボール」にはミノータイプとペンシルタイプがラインナップされていることは、既にご存知だと思いますが、メバルの居場所を探すという場合であれば、基本はミノータイプを使用することが多いそう。ペンシルタイプよりも波動が強くて少しだけ潜ってくれるので、表層と水面直下に居るメバルを探しやすいとのこと。
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ミノータイプを使う中で、居場所が把握できたり、数匹釣って食いが渋くなったというようなタイミングで、ようやくペンシルタイプに交換という使い分けがベターになります。
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ただ、初めから表層で反応しやすい場合や、明らかライズが目視できるという状況であれば、初めからペンシルタイプを使用するといった使い方もアリかもしれませんね。
ベイトフィッシュを捕食している状況は「ジェリーサーディン」がオススメ！
続いて「ジェリーサーディン」の使いドコロですが、主にメバルがベイトフィッシュを捕食している状況で使用するとのこと。表層や水面直下を早めにリトリーブで使うことがコツ。ベイトサイズやメバルの反応を見ながら、「ジェリーサーディン54」や「ジェリーサーディーン55 シャッドテール」、「ジェリーサーディン80スリムリッジ」のいずれかを使うといった感覚です。
形状やサイズの異なる3タイプが揃っているので、色んなベイトの種類に合わせやすそうですね。
プラグやスイムベイトで食わない時、より深いレンジを探りたい時はジグ単で
これまで紹介してきたルアーでも反応しなくなった時、もしくは初めからメバルのレンジが水面直下から下というような状況下ではジグ単をチョイス。
ジャッカルのライトゲームラインナップの中でも最も種類が多いワームシリーズ。数ある中から釣れるメバルのサイズやベイトの種類に大きさなど…、種類が多いからこそ、細かく調整することができますね。
以上、「去川直稔」さんに聞いた「ミュートボール」の出しドコロを紹介しました。ぜひ参考にしていただき、色んなアイテムと上手く使い分けながらハイシーズンを迎えるメバリングを堪能してくださいね！
【新発想メバルプラグ】考案者が語る ジャッカル「ミュートボール」の全て
