エメラルダス・ストイストRT(レーシングチューン) 全4本! 山田ヒロヒト的セレクト法
山田ヒロヒト (hirohito yamada) プロフィール
前回の連載でもお伝えしていましたが、3月は長期の九州・沖縄エリアへの遠征ロードに、愛車「カスタム・エブリイ」とともに出かけていました!
今回の遠征は、新製品のテストやロケ、プライベート釣行など、スケジュールパンパンの釣り三昧の遠征でした。
ロケやテストで結果が出ただけでなく、様々な人とのいい出会いもあり、たくさんの収穫がありました!
関わっていただだいた皆様、ありがとうございました!
そんな遠征の模様の多くは動画でも撮影! 後ほど、色んなトコロで公開していきますので、楽しみにしていただければ幸いですす。
なお、現在、沖縄などは、残念ながら、コロナ拡大による、まん延防止・重点措置などもあって、訪れることができなくなっていますが、解除された あかつきには、ぜひまた遠征を組んで、すばらしい自然の中で、エギングを存分に楽しみたいと思います!
今年の春イカはアタリ年!?
さて、今年の春イカについて…!
今年も春イカの釣果がチラホラと顔を出してきていますよね。
それぞれの地域で、今年の春アオリはどうなんだろう? とヤキモキしている方も多いと思います。
私の釣果や最近の状況を見渡すと、実際、私自身、釣った沖縄のレッドもそうなんですが、型が非常にイイように思います。
ショアエギングでも好調なエリアも多々あり、そんなエリアでは、連日4キロや3キロの良型が上がっていたりします。
天候と潮次第かと思いますが、2021年の春イカは、出だしから好調に釣れている感じで、かなり期待が持てる! と思っています。
もちろん、現状、不調なエリアもありますが、その年によってアオリイカは好調なエリアも変わりますので、探す楽しみもあります。
私自身、今年も、可能な範囲で新規開拓して新天地のパラダイスを探していきたいと思っています。その模様もYouTubeにアップしていきますので、お楽しみに!
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いよいよ出荷がはじまった「エメラルダスSTOIST RT」シリーズについて
さて、今回の連載の本題に!
今回は、いよいよ出荷がはじまった「エメラルダスSTOIST RT」シリーズについて書いてみたいと思います。
ダイワ公式エメラルダス・ストイストRT 詳細ページはこちら
【エメラルダスSTOIST RT(レーシングチューン)】ダイワの注目・超絶感度を実現した新作エギングロッドをスクープ!「山田ヒロヒト」が開発秘話を明かす
このロッドは、大げさかもしれませんが、エギングが数百倍楽しくなるロッドだと思っていますし、ぜひ手にして、楽しんでいただきたいロッドです。
いつも私が言っていることですが、新しいタックルを手にしても、釣果は百倍には急には変わらないですが、楽しさは簡単に百倍になったりします!
私自身、釣り人がそう感じてくれるタックルを開発しようと心がけているのですが、今回もそんな「楽しさ」を感じてもらえるような新しい提案のロッドとなります!
RTシリーズ全4本の中で、「この条件ならこの1本」をズバリご紹介
さて、STOIST RT(レーシングチューン)は登場したばかりですが、最近いろんなトコロでよく聞くのが、「RTシリーズ全4本の中で、どれがオススメですか?」という質問。
確かに、どれを選べばイイのか? 迷うところだと思いますので、今回は、「こんな条件ならこの1本」という感じで、ズバリ! お答えしたいと思います。
ダイワ公式エメラルダス・ストイストRT 詳細ページはこちら
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 先径 | 元径 | エギ(号) | ライン(号) | カーボン | 価格(¥) |
RT 88ML | 2.64m | 2 | 136cm | 84g | 1.2mm | 9.9mm | 1.8-3.5 | 0.4-1.0 | 99% | 84000 |
RT 84M | 2.54m | 2 | 130cm | 84g | 1.3mm | 9.9mm | 2.5-4.0 | 0.4-1.0 | 99% | 84000 |
RT 76MMH | 2.29m | 2 | 118cm | 82g | 1.2mm | 9.4mm | 3.0-4.5 | 0.5-1.2 | 99% | 83000 |
RT IL 81M | 2.46m | 2 | 127cm | 86g | 1.3/1.9mm | 9.9mm | 2.5-4.0 | 0.4-1.0 | 97% | 77000 |
エメラルダス・ストイスト RT(レーシングチューン) 84M
まず最初に、エリアなど関係なしに「どれか1本」いう場合のオススメとしては、エギングのメインロッドとなりうるRT 84 M を選択します。
この84M、8ft4inchというやや長めのロッドカテゴリーの中で、感度面では、このロッドが最高になのでは? と感じています。今まで発売してきたロッドと比べても、エギングロッドとしてメインで使用するにはズバリ理想的なロッドです。
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 先径 | 元径 | エギ(号) | ライン(号) | カーボン | 価格(¥) |
RT 84M | 2.54m | 2 | 130cm | 84g | 1.3mm | 9.9mm | 2.5-4.0 | 0.4-1.0 | 99% | 84000 |
軽くシャキっとしたフィーリングで3.5号エギを使用でき、バットパワーもエギをコントロールするのに十分なパワーを持っています。
それに加え、ティップ部分が超繊細ながら張りがあって感度がかなり高くなっています。
「繊細な張り」というと難しい表現なんですが、「硬くない張り」を持たせています。
それらを含めて絶妙なバランスでできていて、完成度が非常に高いロッドだと思います。
今回のRTリリースは、このロッドに尽きる尽きるのではないか!? と思うほど、オススメです。
私的には鹿児島エリアや三重県のような、真冬の良型を狙いつつ、春イカのモンスターで!って場合は、迷うことなくRT 84 M を選択します。
8ft4inchのレングス、そしてかなりのパワフルさも持ちながら自重は84gという軽さ! AGSがなしえる、ティップ部分の軽さは秀逸で、ロッドを持った瞬間に「これはスゴい」と感じていただけると思います。
真冬のナイトや春の捕食をメインとした良型狙いには、もってこいの1本だと思います。
続いての1本!
エメラルダス・ストイスト RT(レーシングチューン) 88 ML
私が日本海側の新子をメインで釣りをしている場合、そして春イカの産卵絡みの個体のみをメインで狙う場合はRT 88 MLを選択します。
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 先径 | 元径 | エギ(号) | ライン(号) | カーボン | 価格(¥) |
RT 88ML | 2.64m | 2 | 136cm | 84g | 1.2mm | 9.9mm | 1.8-3.5 | 0.4-1.0 | 99% | 84000 |
理由としては、MLというアクション、ティップ部分をチューブラでかなりしなやかに設計していますので、秋の新子狙いで多用する小さいエギを遠投しやすいからです。日本海側のようなシャローエリアでのエギの跳ね上げと根掛かり回避にも優れています。
そして春の産卵期にも活躍してくれます。というのも3.5号クラスのエギで、産卵期の個体をエギの移動量を減らし、ゆったりしたアクションで誘っていくのに向いているからです。
まぁ人それぞれ、好みもありますので、なかなかロッド選択は難しいのですが、私の独断と偏見で意見を書いてますので、その辺りはご容赦ください!
続く1本は…
エメラルダス・ストイスト RT(レーシングチューン) 76MMH
ステイのような重量の重いエギをフルキャストし、バシバシとシャクりたい! ボートのティップラン&キャスティングにも使用したい! そんな場合はRT 76MMH がオススメです。
前作のストイストでもSMTを装着したモノで同じ番手「76 MMH」のモデルがありますが、今回のRT76MMHは全く別物の感覚を持つロッドです。
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 先径 | 元径 | エギ(号) | ライン(号) | カーボン | 価格(¥) |
RT 76MMH | 2.29m | 2 | 118cm | 82g | 1.2mm | 9.4mm | 3.0-4.5 | 0.5-1.2 | 99% | 83000 |
一番の違いは軽さです! RT76MMHは、MMHというパワーを持つにも関わらず82gの軽さを実現しています。この軽さで、このパワーは本当にヤバいの一言です。ショートロッドが好みの方はぜひ使ってみて欲しい1本です。
続いての1本は…
エメラルダス・ストイスト RT(レーシングチューン)
IL(インターライン) 81 M
ライントラブルを極限までなくし、ナイトフィッシングをメインで! となるとインターライン81 Mの出番です
RTシリーズの初期モデルとしては、インターラインモデルはこの1本のみです。
8ft11inchと少しショートにしたのは、インターラインの取り回しの良さを引き立てるために、意図的に少し短めにしました。
なおグリップが15mm短くなってますので、有効レングス長としては少し短くなっただけです。
品名 | 全長 | 継数 | 仕舞 | 自重 | 先径 | 元径 | エギ(号) | ライン(号) | カーボン | 価格(¥) |
RT IL 81M | 2.46m | 2 | 127cm | 86g | 1.3/1.9mm | 9.9mm | 2.5-4.0 | 0.4-1.0 | 97% | 77000 |
後ろに障害物がある場所でのキャスト等での投げやすさを考慮はしてますが、SVFコンパイルXナノプラスを採用することで、ロッド全体の反発力が大きく増していますので、投げづらい場所でのキャストも力が加わりやすく、より遠くにエギが飛んでいくと実感できると思います。
以上、ストイストRTの状況に応じたオススメの1本をご紹介しました! 参考にしていただければ、ウレシイです!
P.S. 発売となった新製品のエギ「エメラルダス・ピーク」の方も、たくさんの方に手にとっていただき、ありがとうございます! また実際に、多くの方に使っていただき、釣果の方も4キロ近いサイズから、良型が連発中とのこと。
そんな報告をSNSで、たくさんアップしていただいていていて、プロデュースしたモノとしてはウレシイ限り! 感謝しております!
なお、かなりの数を生産しているのですが、現状としては、店頭に並べても人気で、すぐに消えてしまう状態のようで、その点は、ホント申し訳ないです…。
とにかく普通に購入できるようにダイワさんにも生産を頑張ってもらうように伝えていますので、しばしお待ちくださいね。扱いやすく釣れるエギなだけに、これからも長く愛されるエギになってくれることを願っています!
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA japan official」
最後に…。
色んなエギングテクや最新アイテムについては、YouTubeチャンネル「ヤマラッピちゃんねる」でもガンガン公開中です
エギングに関する色んなテクや最新アイテムについては、YouTubeチャンネル「ヤマラッピちゃんねる」でもガンガン紹介していくので、チェックしてもらえるとウレシイです!
なお、YouTube ヤマラッピちゃんねるのチャンネル登録はこちら