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deps「WAKASAGI BAIT」ストーリー【春のワカサギパターン】/Case①:上杉剛史

寄稿:上杉 剛史
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春のバス釣り特集2021

ワカサギパターンの釣り方

①:ボイル撃ち

そして、気になる釣り方ですが、まずは「ボイル撃ち」は外せません。

ワカサギは夜に産卵しているようですが、昼間でも浅い砂地などに残っている群れが目視できます。

その周りではバスがうろうろしておりボイルが起こることもしばしば。

この時期の魚達はルアーに対して非常にセレクティブなので、ワカサギのサイズ感や見た目が近いマッチザベイトな「WAKASAGI BAIT」が活躍します。

 

この時使うWAKASAGI BAITはフローティングタイプの「F」になります。

アプローチ方法はボイルが起きたタイミングは即投げが基本です。また、ボイルが起こっていない時は、目視できるワカサギの群れに向かって投げ、アクションはキャスト後軽く放置→トウィッチ→ポーズで誘っていきます。

また、今現在相模湖で火を吹いている、フック部のスプリットリングにラインを結んだ”ピクピクアクション”もかなり有効ですので、お試しあれ。

 

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群れから逸れたワカサギや、産卵で弱ったワカサギをイメージしてアクションしてみてください!

そして、よーく観察しているとボイルが起こりやすい場所やワカサギの群の動き方などがあるので、バスのスイッチが入る瞬間などもよく観察して頂くとさらに一本に繋がると思います。

水面バイトにめっちゃ引く魚。この時期この釣りで釣れるとパンパンな魚が多いのでやみつきになりますよー!

 

②:放置&ピクピクパターン

2つ目は産卵により「弱った」又は「死んだ」ワカサギを捕食するバスを狙うという釣り方。

狙うべきエリアは、インレットなどワカサギが遡上しているエリアの近くや川筋の水の巻く場所とウィンディーサイドです。

 

ここでのキモはエリアチョイス。おそらくバスはどこにいればこの状態のワカサギを捕食できるのか知っていると思うので、この様な状態のワカサギを捕食しているバスを見かけたエリアは覚えておくと良いと思います。

相模湖は関東のダムの中でも放水によるカレントが効きやすいと感じるダムなので、水の動きなども気にしておく事が大切になります。水の巻く場所の特徴として張り出した岩盤や岬の裏側、岩盤の窪みなどがあります。

そしてほぼ逃げないエサを捕食している為、ここでもバスはルアーに対してかなりセレクティブに。

アクションは放置してから浮いてこなかったらi字引き、または移動距離を抑えられ波紋でアピールできるピクピクも有効になります。

ウィンディーサイドでちょっと風が強い時はシンキングモデル「S」を使った水面直下のi字引きも有効です。チェイスしてきて食い切らなかったらトゥイッチを入れるなど、その日のバスの反応を見て色々と試していただくと有効だと思います。

ほぼ逃げないエサを捕食している為、バイトは弱めになることが多いのでビックリ合わせは厳禁です。しっかり反転したのを見てからフッキングしてください。

 

③:i字引き

そして最後にレイダウンや岬などの地形変化を狙ったi字引き。

相模湖は例年ですと、冬季期間は護岸工事などの為にダムの水位が下がります。今シーズンも例年通り水位が下がっているのでオーバーハングはもちろん無く、カバーと呼べるようなレイダウンも数カ所になります。

人的&隠れられないことによるプレッシャーもありますが、この時期のバスはワカサギに目がいっているのでマッチザベイトなWAKASAGI BAITのサイズ感がビッグベイトより魚を呼ぶ力が勝ることもあります。

この時はシンキングモデルの「S」かフローティングモデルの「F」にウェイトシールを貼って浮力を調整させたWAKASAGI BAITを使い、ゆーっくりとレイダウンや岬周りなどを漂わせるようにi字引きさせ、ストライクゾーンを出る手前まできたらトゥイッチ→出て来なかったら回収。

魚が浮いてきたらここでも魚の反応に合わせてトゥイッチなどでその日の反応を見て下さい。

一見スローな釣りのように見えますが、ダラダラと流すのではなく、レイダウンや地形変化などをしっかり狙って行くことで効率を上げていく事がポイントです。

 

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