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【21紅牙 IC」】タイラバに最適なカウンター付きベイトリールが3年ぶりにリニューアルデビュー!

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基本性能を長続きするダイワのNEWコンセプト!「ハイパードライブデザイン」

紅牙 IC」に新たに採用したダイワの新ベイトテクノロジー、「ハイパードライブデザイン」。

 

一体どういうものなのかと言うと、ザックリ言えばリール設計のコンセプト名のようなイメージ。

従来のリールよりも初期性能がより長く、強く、軽く、滑らかに、を実現することを前提にしたテクノロジーです。

滑らかな巻き心地と耐久性、快適に使い続けられるため、「ハイパードライブデザイン」には具体的に最大4つのテクノロジーを採用。

具体的な名称が「ハイパードライブデジギア」、「ハイパーダブルサポート」、「ハイパーアームドハウジング」、「ハイパータフクラッチ」。

この4つの内、「ハイパードライブデジギア」が入っていれば、「ハイパードライブデザイン」を採用したリールと言うことになります。

で、今回の「紅牙 IC」に関しては4つの機能を全部採用。パーフェクト! では、各それぞれの機能について解説していきますね!

 

ハイパードライブデジギア

ギアに強さと耐久性を持たせ、滑らかな回転を持続し続けることを追求したベイト(両軸)リールにおける新設計のギアシステム。

ハイパードライブデザインコンセプトを構成するテクノロジーの中でも最も核となる部分。

一般的にギアをより滑らかにする場合、ザックリ言うと「ギアを細かくする」、「ギアの歯を高くする」などが挙げられます。

いわば、「よく噛み合う」、「ギアとギアの接地面が多くなる」ということで滑らかになるという訳。

ただ、滑らかにはなるものの、耐久性のことを考慮すると、加工が難しくなる。

そこでハイパードライブデジギアは、モジュール(歯の大きさ)をあえて小さくせず、噛合い率アップを目指し、歯面の形状と歯同士が接地する角度などを分析。

巻き上げ時のギアノイズ(ハンドル回転時のザラつきなど)の測定結果。振れ幅が小さいほどノイズが少ないことを意味する。従来ギアとの比較で、HYPER DRIVE DIGIGEARのノイズレベルは50%以下へと大幅に減少

 

小さなモジュールではないのに滑からで耐久性に優れる仕組みに仕上がってるのが「ハイパードライブデジギア」です。

既存ベイトリールとの回転耐久性比較。HYPER DRIVE DIGIGEARは、初期段階から滑らかな回転性能を発揮して、張力(=高負荷や、使用時間による負荷の蓄積)による回転性能の低下量も極めて少ない。滑らかな回転性能と回転耐久性能を、極めて高いレベルで両立

 

このギア1つさえ入っていれば、「ハイパードライブデザイン」として採用されますが、「紅牙 IC」に関しては他の3つも全部採用。

それが以下の通り。

 

ハイパーダブルサポート

ピニオンギア両端をボールベアリング2点で支持にすることで、ハンドルに加わった力をロスすることなく、高効率で伝達するという構造。

ピニオンギア自体も塩噛みしにくい新形状を採用。新素材にすることでゴリ感のない滑らかな回転が永続します。

 

ハイパーアームドハウジング

最先端のデザインと製法によって、軽量かつ高剛性。

ギアとスプールを高精度で支持、たわみ、歪みのない強力な巻き上げに繋げるための、土台の役目を果たします。

またパーミングし続けても疲れにくい、ストレスフリーな形状に設計。

 

ハイパータフクラッチ

ベイトリールで最も使用頻度の高いパーツの1つ、クラッチ。

改良され続けられた結果、海水域で使用した時でも固着しづらく、オンオフを繰り返しても壊れにくく、安心して永く使い続けられるクラッチシステムに完成。

 

これらによって、従来のリールよりも基本機能を大幅にアップさせ、耐久性に優れながら滑らかな巻き心地と長時間使っていても疲れにくい使用感を実現しています。

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