ベイトの位置+レンジキープがキモ。デプス「サカマタシャッド」秋のハメ方

2020年10月16日

寄稿：久保井雄輝

サカマタシャッド６inch（HEAVY WEIGHT material）

一方のヘビーウェイトマテリアルは、その比重の重さを活かして、ベイトがボトム付近にいる場合にボトム狙いで使用。リグは同じくノーシンカーリグです。そして、ヘビーウェイトを使用する場合のポイントは大きく２つ。

使い方に関しては、狙うレンジが違うだけで、ノーマルマテリアルとほとんど変わりません。異なるところは、まずボトムまで1度落とすということ。着底後はノーマル同様、表面張力は絶対に切ること。また、アクション動作やフッキング動作も大きくは変わりません。

ノーシンカーで“ボトム付近をジャークさせるようなイメージでアクションする”のが１番効果的です。

ただし、10mもあるような深いレンジをノーシンカーで探る…となると「何をしているかわからない」というゲストさんの声も。

①：頭側に1.3gのネイルシンカーを入れる

ヘビーウェイトマテリアルを使った釣りでは“ボトム付近をしっかり釣る”ということが重要になりますので、わかりにくい場合はネイルシンカーを入れることをオススメします。

ここでのキモは「頭側に1.3gのネイルシンカーを入れる」ということ。

昨年は、深くレンジを入れるときはネイルシンカーの「0.9g」と、お伝えしましたが今年は「1.3g」。

この違いは、より深いレンジを釣っていくため。そして、フォール時の水平姿勢をキープできるギリギリの重さが1.3gだから。

ソルトが上下全体に入っているノーマルマテリアルに対し、ヘビーウェイトには、下部のみにソルトが入っています。1.3g以上のネイルシンカーを使用してしまうと、頭側のネイルシンカーの方が重くなってしまい、ポーズ時に水平姿勢の“シミーフォール”をキープできず、頭下がりに落ちていってしまいます。

また、ボトム付近を這わせる様にアクションするので、頭側が重たすぎると次のアクションの時に根がかりの原因にもなってしまいます。

あくまで、ネイルシンカーのウェイトは1.3gまでと頭に入れておいてください。

②：暗いボトム付近ではカラーセレクトが重要

ヘビーウェイトに関しては、アピール度の高い“ツートンカラー”が良いと感じています。

僕のオススメカラーは「#140 エレクトリックシャッド」。

ブラック系とホワイト系のツートンカラーで、アクションをさせると膨張色のホワイト、シルエットがくっきり見えるブラックが交互にアピール。暗いボトム付近でのジャーク時の明滅効果や、シミーフォール時に起きる明滅が、かなり効果的だと感じています。

ノーシンカーで釣る場合はまず、しっかりと釣れるアクションを体に覚えさせることが大切だと思います。難しいなと思った方は是非ネイルシンカーを使用してみてください。

もちろん慣れれば、ネイルシンカーを外して使ってみるのも良いと思います。

使用タックルはこちら

ここで使うロッドは、ゲインエレメントムービングエレメント/GE-610MR。

6ft10inchで操作性にもかなり優れており、足元でのバイトもレギュラーテーパーなので弾かずにしっかりとフッキングまで持ち込めるためオススメです。

ちなみにリールはハイギアリールを使用。バイト時にラインスラックを速く巻き取るためにもハイギアをオススメします。ラインは14lbで、フック3/0のオフセット。

サカマタシャッド６インチ・サカマタシャッドヘビーウェイト６インチ、どちら同じセッティングを使用しています。

以上、このところ当たっているサカマタシャッドの釣りでした。ワカサギがいるフィールドなら、可能性はあると思います。ぜひ、試してみてくださいね！

ちなみに、ホームである芹川ダムで釣りをするには遊漁券が必要となります。　ルールを守って、秋のバス釣りを楽しみましょう！

昨年の秋の記事も参考に

秋のデカバス対策ルアー！三種の神器と詳しい使い方

最後に秋バスの楽しみ方といえば…

さて、最後になりますが…わたくし久保井雄輝が主催する釣り大会「KUBOI CUP in HOKUZAN」が今年も開催決定！

自分の釣りを楽しむのももちろんアリですが、大勢で競い合う大会は「こんな釣り方があるのか！」なんて刺激になったり、新しい仲間ができたり。

これも一つの楽しみ方だと思うので、興味のある方はぜひ！　※すみません、人数に制限がありますので気になる方はお早めに…

大会の詳細はこちら

■KUBOI CUP in HOKUZAN
フィールド：佐賀県･北山湖
スタイル：レンタルボート
日時：2020年10月25日(日)
受付：フィッシングセンターうおまん
受付時間：6:30(終了時間15～16時予定)
帰着：13:00予定
参加費：￥3000/1人(ペアでの参加可)

出典：depsスタッフによるオフィシャルブログ

事前登録やレンタルボートの予約などが必要なので、詳しくは僕のInstagramまで！

https://www.instagram.com/p/CFtvIkEJ0Cx/

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