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秋のデカバス対策ルアー!三種の神器と詳しい使い方

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秋のバス釣り特集2019

秋シーズンにデカバス実績の高いルアーやリグ、攻め方をご紹介

こんにちは、depsフィールドスタッフの久保井雄輝(くぼい・ゆうき)です。

普段は九州のバス釣りフィールドで活動、そして芹川ダム(せりかわダム・大分県)や遠賀川(福岡県・おんががわ)でバス釣りガイドを行っています。

さて、今回は私のホームグラウンドの1つ芹川ダムで、秋シーズンにデカバス実績の高いルアーやリグ、攻め方をご紹介したいと思います。

ちなみに紹介する高実績ルアーは以下の3つです!

・サカマタシャッド(ヘビーウエイト6inのノーシンカー&リアクションキャロ)
・KROスピンテール
・グルカナイフ

ここでご紹介させていただくルアーや攻めは芹川ダムなどリザーバーだけでなく、色んな釣り場で効く攻めなので、参考にしていただければ幸いです!

 

それでは1つ1つご紹介していきます。

久保井雄輝(Kuboi Yuki) プロフィール

デプス・フィールドスタッフ。遠賀川と芹川ダムをホームとし、ガイド業も行う。ジグやテキサスなどの撃ちの釣りを得意としている。1993年2月25日生まれ。※ガイドの申込みはインスタグラムorフェイスブックのダイレクトメッセージから受付け中!

 

サカマタシャッドヘビーウェイト6inch【deps】のノーシンカー

動きの速いベイトフィッシュに付くバスに有効なのがコレ

秋になるとベイトフィッシュの動くスピードが明らかに速くなります。ベイトの多いエリアで魚探でベイトの動きを追っていても、画面から映った消えたりと、なかなか捉えづらい場面が多いです。

そんな動きの速いベイトフィッシュをに付くバス狙うのに私が多用しているのがサカマタシャッドヘビーウェイト6inchのノーシンカーです。

 

サカマタシャッド6inchのオリジナルモデルはソルト含有率10%で16g、サカマタシャッド6inchヘビーウェイトモデルはソルト含有率75%で17gで、上部はソルト含有率は0%で低重心になっているのも特長。

 

このリグを魚探でベイトフィッシュの姿が多い岬周りを広範囲にキャストしていきます。

 

水深3mまではノーシンカー、それより深い3m〜5mを狙う場合はネイルシンカー0.9gをヘッド側に挿入

具体的な探り方ですが、まず魚探に映るベイトのレンジまで落とします。その後、ラインの表面張力を取りフォールさせます。

水深3mまではノーシンカーを使用し、それより深い3m〜5mを狙う場合はネイルシンカー0.9gをヘッド側に刺して使用します。

 

腹側のスリットの一番前の部分からネイルシンカーを挿入

 

少しでも初速を上げリアクション効果を上げたいのでフックは小さめの#3/0のオフセットフックを使用

オフセットフックの一般的な推奨サイズは#4/0なのですが、私は#3/0を使用しています。これは少しでも初速を上げたいためで、ひと番手小さいのを使用しています。
セット方法はワームが反ったりせず、まっすぐなるようにセットするのが重要です。

 

フックセット方法を紹介した動画もあるので、ぜひチェック

 

サカマタシャッドヘビーウェイト6inchのノーシンカーのアクション方法

狙うレンジにリグを到達させることができれば、2回ジャークし止めるというアクションを付けます。

注意点は止めた時は必ずラインテンションを抜き、ワームをフリーな状態にし自発的アクションで食わせます。もし止めた後にテンションを掛けた状態にしているとバイトはかなり減るので、要注意!

アクションの付け方の動画もぜひチェック

 

ラインスラックをしっかり巻き取った後でフッキングしてください

そんな誘いでバイトがあった時のアワセですが、いくら強くフッキングしようとしてもラインが出ていると力が全く伝わらないため、しっかりとラインスラックを巻き取った後にフッキングするのが重要になります。

 

サカマタシャッドヘビーウェイト6inchのノーシンカー使用時の
タックルセッティング

ロッドは、ゲインエレメント・ムービングエレメント/GE-610MRを使用。
6ft10inchと操作性が良くジャークしやすいと感じます。

Length:6’10” 1piece | Lure Weight:1/4~3/4oz | Line:8~20lb | Action:Medium Regular Taper | Grip Length:401mm | Grip脱着可 | \38,000(税抜) 2014.11 release.

 

あとバイト時のラインスラッグをすぐに巻き取れる様に、リールはハイギアを使用することをお勧めします。

ラインは14lbを選択。16lbだと水の抵抗を受けサカマタの動くスピードが落ちてしまいます。とはいえ12lbだと飲まれるとラインブレイクが不安なので、私的には14lbが今のところ一番安定しているなと感じています。

 

サカマタシャッド6inch 【deps】のリアクションキャロ

日中、ベイト、バスともディープに落ち、バスの活性が低下傾向の時に投入

続いてご紹介したいのがサカマタシャッド6inch のリアクションキャロ。

日中、陽が上がりベイトが中層からボトム付近へと移動し、バスの食い気も落ちてきた時に投入するのがコレ! このキャロを使ってリアクションバイトを誘います。

 

元々、初速の速いサカマタシャッドをヘビキャロにすることで、さらにスピードUP

元々、サカマタサシャッドはツルっとしたボディで、水を受け流すためジャークした際の初速が速いワームです。そのサカマタシャッドをヘビキャロにすることでさらににスピードが高まり、リアクションが狙いやすくなります。

 

シンカーは21g、リーダーはリアクション効果を得るため長すぎない50cm程度が◎

リグのセッティングですが、シンカーは21gを使用。
リーダーは長すぎるとシンカーからワームまでダイレクトに伝わりづらく、リアクション要素が軽減してしまうため、50cm程で使用しています。
またオフセットフックは#3/0を使用。

フックのセット方法はワームが反ったりせず、まっすぐなる様にセットすることによりスピードが上がるので重要となります。

 

サカマタシャッド6inchのリアクションキャロのアクション方法

シンカーが着底した瞬間にシャクルのがキモ! シャクリの回数は2-3回ほど

さて、サカマタシャッド6inchのリアクションキャロのアクション方法をご紹介。

まずキャストしてシンカーが着底した瞬間にシャクリます。シャクリの回数は2〜3回と不規則に行います。
止めると見切られることが多いので、キモは常に動かすこと。

 

不規則な動きを出すためにシンカーはフリーで!

またシンカーはフリーにして使うのですが、こうすることには理由があります。

というのもシャクった時に動く幅やスピードがシャクリごとに違って不規則に動くからなんです。これが釣れる一番のキモになっています。

 

サカマタシャッド6inch のリアクションキャロ使用時の
タックルセッティング

ロッドはサイドワインダーGP(グレートパフォーマー)スーパーボーダーHGC-70XF/GPを使用。このロッドはハリがあって、リアクションキャロをするには凄くレスポンス良くシンカーを飛ばすことができます。

Length:7’0” 1piece | Lure Weight:1/2~1oz | Line:12~25lb | Action:X-Heavy Fast Taper | Grip Length:390mm | Grip脱着可 | 約184g | \52,000(税抜) 2012.11 release.

 

リールはシンカー着底後、すぐアクションに持ち込めるよう、またバイトがシャクってる最中にアタったり、フォール中にアタったりと予想できないので、いつでもフッキング動作に入れるようにハイギアがオススメです。

ラインはシンカーが岩などに当たる際に擦れるため、16lbと太めを使用。リーダーはサカマタのスピードを上げるため14lb使用しています。

 

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