山田ヒロヒトの秋エギング前半・現場レポート&新作! ボーン素材のエメラルダスステイが登場の巻
今年の秋イカはどんな感じなんでしょうか? 型が小さいとか良型が早い時期から出てるとか、色々と耳にしますが、皆さんの地元エリアの秋エギング前半の調子はいかがでしょうか?
私自身は、灼熱地獄のタイミングで、北九州から大分、鹿児島と仕事で渡り歩きました。
今回は、そんな九州での出来事のレポート! そしてエメラルダス ステイのボーン素材の新色などについて書いてみたいと思います。
山田ヒロヒト (hirohito yamada) プロフィール
秋エギング前半戦・九州遠征レポート
まずは九州遠征のことからお話しますが…とにもかくにも、今年は暑かった!
そんな中、実は今年はじめて、熱中症の危険に晒されました。
その時は鹿児島でショアからチヌを狙っていたのですが、夢中でルアーを投げ続けていたら、頭が痛くなり、そして大して無理して歩いてもいないのに、足が吊りだし…気分が悪くなり…顔色も悪くなり…、かなりヤバイ状態になったんです…。
すぐさま薬局で経口補水液「OS-1 (オーエスワン)」を摂取して、しばらくゆっくりしていると、何とか落ち着いてきたのですが、本当に危なかったです。
その日は体調も良くなかったこともあるのですが、その中で釣りの前にコーヒーを飲んだことも原因なのか? とにかく悪い要因を重ねてしまったのが、原因だと思います。
そういうこともあり、熱中症についてネット等で真剣に調べていました。
それによると、経口補水液は常時摂取するモノではないようで、脱水症状を防ぐ目的としては、少しずつスポーツ飲料を摂取するのがイイようです。
あと釣りの前のコーヒー、前の日のお酒の飲み過ぎもよくないので、私自身、完全に控えるようにしております。熱中症に関しては色々と調べていますので、またどこかのタイミングで、色々と情報をお伝えできればと思っています。
最近は徐々に涼しくなってきてはいますが、まだまだ安心するほど涼しくはなっていないので、日中の暑さを甘く見ないで、しっかりとした熱中症、対策をして釣りに臨んでください! せっかくの楽しい釣り! 安全に楽しみましょうね!
秋エギング前半戦! 9月上旬の長崎でのエギングの結果は?
さて、前置きが長くなりましたが、話を戻して、九州での釣りをレポートしていきますね!
今回の九州ロードですが、まず戦後最大といわれた巨大台風10号が九州列島を通過後、まもなくしてロケのために長崎を訪問しました。
タイミング的に9月上旬ということもあり、サイトで見えるイカの個体はかなり極小で、まだまだ釣りの対象ではなかったのですがブラインドで、潮通しのいいエリアをランガンすると、数こそ出ないですが、500gくらいの個体も取ることができました。
ロケ以外で、天草ほか長崎の各エリアのイカの成長度合いが見たかったのですが、時間がなく今回は断念。何とか1箇所だけサッと調査してみましたが、かなり小さい個体の追尾のみという感じでした。
まぁこの記事が出るころには、新子もグングン成長していると思います!!
長崎でのエギングの後は鹿児島へ
長崎の後は、そのまま鹿児島に入って太刀魚と青物をチラッと狙うことに。
実は前情報として今年の鹿児島県・錦江湾 (鹿児島県 きんこうわん) の太刀魚は絶好調で、数もヤバイですが、指8本以上もあるようなドラゴン級もチョロチョロと出ていたんです。
鹿児島の錦江湾で指8本以上のドラゴン太刀魚狙い!
そんなドラゴンが釣りたくて、いつもお世話になっている、遊漁船 Jumboの平田船長にお願いして急きょ乗船させてもらいました。
結果は数はそこそこイイサイズがバンバン釣れました! で、狙いのドラゴン太刀魚の方は、最後の最後まで、がんばりましたが、残念ながら出ず。まぁでもかなり楽しい釣りをさせていただきました。
なお、タチウオに加えて食べて美味しいハガツオが混じり出しているので、そちらの引きも十分に楽しめると思います
今回は、ジグでも好調でしたが、餌をつけたテンヤ釣りがメインとなっていますので、皆さんにも是非チャレンジしてほしいと思います
レンタルタックルもありますので、詳しくは遊漁船 Jumboの平田船長にお聞きください!
SLJ(スーパーライトジギング)で青物狙いで出撃
実はプロトのエギングロッドで遊んでみました!
そんなタチウオ狙いの次の日は、SLJ(スーパーライトジギング)で、青物を狙って出船! 結果は目論見通り! カンパチ、ハガツオをゲットすることができました。
実はプロトのエギングロッドで遊んでみたのですが、青物の強烈な引きにも十分に耐えてくれ、頼もしいそのパワーを実感することができました。
鹿児島に行ったら立ち寄るラーメン屋さんなのが、めん処まんぷく(鹿児島県鹿児島市新栄町4-18)。ラーメンに加えて、ここの唐揚げが抜群に旨いです。オーナーも釣りをやるので、鹿児島に行った時にはぜひ!
2020年10月登場!エメラルダス ステイシリーズの新色について
さて、ここからは、この10月に発売予定となっているエメラルダス ステイシリーズの新色についてお話をしたいと思います。
2020年10月に登場する新色はエメラルダスステイのRV(ラトル)6色、ノンラトル3色の合計9色です! この9色は3号と3.5号の2サイズに搭載されます。
このうち、まずご紹介したい面白いカラーなのが、ステイRVに3色追加された「ボーンシリーズ」です。
ステイRVに、ボーン素材ボディを採用した ボーンカラーシリーズ3色が登場!
プロトオレンジ、ボーンイエロー、ジューシースキャンピの3色
このボーンシリーズは黒いシンカーになっているのが目印です。
新たな試みとしてエギのボディ素材にボーン素材を採用
さて、このステイRV「ボーンカラー」シリーズですが、その名の通り、ボディ素材にボーン素材が使用されたものになっています。
通常のエギに使用されているABS樹脂に比べると、ボーン素材は高浮力で強いのが特長です。
フォール速度にはほどんど差は出ないものの、この素材強度が高くなることはスタビライザー部の強度UP、あとラトル音のバリエーションが広がるなど、様々な面でいい影響があります。
ボーン素材エギ誕生秘話
さて、では今回のボーンカラー3色がどういったイキサツで採用されていったのか? というと…。
まずボーンカラーとして今回、採用されたプロトオレンジというカラーですが、実はこれはステイ開発時に大爆釣したカラーパターンであることに加え、その他のエギの開発時にも基本、当たり前のように塗られてくるカラーパターンだったんです。
そんな釣れっぷりのよさを考えると、どうしても皆さんに使って欲しくなり、今回、ボーン素材にのせるカラーとして採用するにいたったというわけなんです。そして完成したのがコレです!
ちなみに、今回採用したボーン素材ですが、素材の色は透明ではなく乳白色というか、白濁りのカラーとなるため、その上にカラーを吹くと、何やら今までにない目立ったカラーになって、ついつい使いたくなる気持ちになるカラーです。
実際、水中でも非常に目立つカラーで、ステイ特有のボディのサイズ感+カラーのアピールという両方で存在感を大きくしてくれると考えています。
かなり目立つイエロー&スギ模様の背中「ボーンイエロー」
さて、最初にボーンカラーとして採用を決めたプロトオレンジだけではなく、さらにボーン素材で2色、追加することにしました。
その1つがボーンイエロー。
水中で派手目にしっかりと目立ってくれるイエローにスギ模様というコンビカラー。
エギカラーとしては珍しい背中にグレーを吹いた「ジューシースキャンピ」
そしてもう1つがジューシースキャンピ。
エギにのせるカラーとしては珍しいグレーを背中に吹いたカラーです。最近の車に多い系統のカラーですが、これをジューシースキャンピとして追加しました。
こんな感じでボーンカラー3色が決まりました。
ボーン素材でのラトル音は、これまでにないクリアな高い音に!
なお、このボーン素材の特長で、とても大切なのが、ラトル音が全く違うものになることです。
耳元で振って試しに聞いていただければすぐに分かると思いますが、ボーン素材だと、より高い音が発生します。
水中では、低周波の音がより遠くまで届くのですが、ボーンでのラトル音はクリアな高い音が大きくなっているようにも感じます。
感覚的な話ではなく、テストで十分すぎる結果が出ていました。
今後の課題としては、ボーン、そしてラトルとの関連性などを、さらにどう昇華できるのか? 様々なアイデアを出して開発を進めていますので少々お待ちくださいね。
さてボーンカラー以外の新色も紹介しておきます。