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【秋の南紀オカッパリエギング】ガンクラフト那須輝希のデイ&ナイトの釣り分け方

寄稿:那須 輝希
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エギング&イカメタル特集2020

良型を狙うには…

さて、数は釣れる。でもサイズが伸びない…というのも秋イカならでは。次に子イカ、いわゆるコロッケサイズよりもう少し良型のイカをどう狙うかについてご紹介していきたいと思います。

 

 

夕マズメからナイトのタイミングで入りなおす

基本的に9月~10月頃は、ポイント的に子イカと同じシャローエリアでの釣行になります。この季節特有の子イカのスクールは皆さんも良く目にした事があると思うのですが、スクールによってサイズ感がバラバラですよね?中には型の良い個体も回ってきます。

日中、水面を漂ってるやる気のない個体でも夕マズメからナイトにかけて補食スイッチが入ることが多いんです。なので、明るいうちに良型の回遊が確認できたポイントに夕マズメから入り直し、イカが補食したい場所をイメージしながら各ポイントにエギを投入していきます。

 

秋のナイトエギングのキモ

良型狙いのナイトエギングをする場合、僕はまずセオリー通りのボトムを取り、立ての動きを中心に取り入れます。

これは、2段シャクリや3段シャクリもですが“エギをダートさせる時もロッドを上下させ、立ての振りでエギをボトムから離すイメージでシャクる”というもの。

秋の良型のイカは好奇心も食欲も旺盛なためボトム付近よりも中層あたりまでエギを上げてやるほうが抱く可能性が高くなると思います。

実際に、ボトムまでエギを落とさず中層付近をハイピッチでダートさせ数秒フォール、そしてまたハイピッチでダートさせ数秒フォール、この繰り返しで乗ってくる個体もいるほど。

 

ちなみに、シモリ廻りをトレースする際はエギに張らず緩めずでテンションをかけながらフォールさせ、根掛かりしないよう気を付けてくださいね。

そして、回収間際の足元までイカが追尾してくる事も多いのでエギが近くなってきたらロッドを立ててエギを安定させながらカーブフォールで引いてきます。

①基本的にはまずボトム

②エギの動きは立てを意識する

その日の状況や投げるポイントによってアクションの違いは様々あるので、どのパターンが一番良いかは実釣してみなければ不明な点もありますが、基本的にはこのパターンを秋の良型狙いの基本にしていきます。

 

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