釣果の出ているリグはこんな感じ
僕が今のところ多用しているのは「ノーシンカー」や「ノーシンカーバックスライドセッティング」「フリーリグ」の3つ。
では、それぞれのリグのセッティングの特長をご紹介。
サイズ感や形、マテリアルのバランスでノーシンカーセッティングでとても投げ心地が良いです。
言い過ぎかもしれませんが、今までノーシンカーセッティングで様々なワームを投げてきましたがトップクラスにピッチングでの投げ感が良いです。キャスト精度もそれに比例しています。
そしてノーシンカーセッティングは、より強化されたスキッピング性能を一番発揮できるセッティングでもあります。
バックスライド幅はあまりありませんが、風や流れにある程度負けずに目標物に対してしっかりとフォールさせる為に必要。
ノーシンカーの順付けなどでフックの刺し傷が多くなり使用できなくなった場合にもバックスライドでの逆付けで再び使用することもできます。
フリーリグセッティングは、ブルスレンダーのすり抜けの良さを活かしてカバー周りのフリーリグの釣りを“よりストレス無く攻められるようになった”イメージ。
僕は7gを基準に水深、風、流れに合わせて5gと10gを使い分けています。シンカーはあまり軽すぎると、フォール時のワームとシンカーまでの間ができにくくなり、フリーリグの意味がなくなってしまうので注意です。
今のところはこの3つがベースとなっていますが、他にも様々なリグが使えそうなので、今後もいろいろ試して使い込んでみたいと思います。
ブルフラットと似たバキュームする感じのバイトではなくそのまま咥えて持っていくようなバイトが多いです。ラインに「コンッ」っとでるバイトはあまりないので、ラインの動きやワームをフリー状態から動かす場合は気を張っているのが大事。
使いドコロとキモ
ポイントについては、アシ側、ブッシュ、水門周り、ハードボトム…というように、ブルフラットと同じように、あらゆるエリアで基本的には使えると思います。
で、特にブルスレンダーはカバー回避能力が高いので“使い分け”という点ではカバー絡みでの使用をオススメします。
オカッパリでは背の高い草やブッシュ、アシの上からアプローチするウエッピングで威力を発揮します。
ウエッピングで問題になる回収時の草や木の引っかかりが無くストレスフリー。これはオススメです。
ブルフラットと基本性能は同じと考えると、やはり普通の釣り方以外にも「放置&スローの釣り」は、やはりキモになると思います。
どのようなシチュエーションで使うかといいますと、バスが居るのにクチを使わないような場所や、ある程度遠くからバスがワームに気付くような比較的水の透明度が高い場所で効果を発揮します。
まず、バスが居るのにクチを使わない場所というのは例えば、霞水系だと一級ポイントの水門や沈み物などです。
このような場所ではノーシンカーセッティングやテキサスリグなどで、ゆっくりズル引き&ステイで誘えば、やる気のないニュートラルなバスにスイッチを入れられる場合があります。
また、もう一つ挙げた透明度が高い場所では遠くからバスがワームに気付く事ができます。ワームから遠くにいるバスがワームの存在に気付いた場合、ワームに近づくまで距離がありますよね。そこで、着水後にステイを入れたりバスが近づくのを待ってあげるのが重要になります。
これは、晴れた日の真昼間や急な水温変化などバスの動きが鈍っている時ほど有効なイメージ。
ただ、釣りのスピードが遅くなるので、ここもまたバスが潜んでいそうな場所を選んでよりスローに攻めることをおススメします。
カラーについて
僕が良く使うカラーは以下の4色。
上からスカッパノン、ブラック、ブルーマロン、グリーンパンプキンです。
霞水系ですと、ステイン〜マッディーの水質を釣り分けていく事が多いのですが、その中で「目立たせたいか、目立たせたくないか」でカラーローテーションしています。
霞水系の広くで見られるやや緑っぽく濁っているエリアではグリーンパンプキン、茶色っぽくささ濁りの時にはブルーマロンが基本カラー。どちらも水質によく馴染むカラーです。
そこから時間帯や光度、天気、バスのコンディションを考えてアピールするかしないかを考えてカラーローテーションしていきます。
その中でもスカッパノンは朝夕などに多く投げていて、激濁りにはブラックを多用しています。