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真面目に〝良いな〟と心を動かされた話

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以下、つたない表現と月並みな言葉になってしまいますが、どうぞご容赦ください。

非常に勉強不足なのですが、一連のコロナ騒動の中、やはり医療従事者の皆様の負担は大きいものだと思います。

私個人としては釣りをとりまく環境であったり、もっといえば家族であったり、そういった距離の近い物事をどうしても優先して心配しているのが事実です。

他者と向き合い恐怖や葛藤の中で命を救おうとしている医療従事者の皆様に対し、薄っぺらいですが感謝し、また尊敬致します。そもそも他者という言葉がふさわしくないのかもしれません。

 

さて、なぜ急にそんな話を…という部分ですね。

それは、釣具メーカーのザクトクラフト(代表:吉田修平)が、「東京都のある医療機関にマスクを1万枚寄付した」ということをザクトクラフト公式SNSに記されていたからです。

以下、ザクトクラフトFacebookページからの引用です。

お知らせです。
ちょうど1ヶ月前の5月7日に東京のある医療機関にマスクを一万枚寄付させていただきました。

これも、普段からザクトクラフトを応援していただいている皆さんのおかげです。

実は名前を出さない条件で定期イベントに協賛していただいている医療機関の方がいらっしゃいます。

いつも恩返しをしたいと考えていましたがこの機会をくださった方、それを可能にしてくださった全てのお客様に感謝したい気持ちと、ご報告ということで掲載させていただきました。

これからも一企業として社会貢献にも寄与していきたいと思います。

本当にありがとうございました。

出典:ザクトクラフト公式Facebookページ

 

出典:ザクトクラフト

記事を書くにあたり、ザクトクラフト代表の吉田修平さんとお電話させていただきました。恐らく大々的に今回のことを記事にしてもらいたくないのではないかなと思ったからです。

やはり電話では、はじめ困惑されていて「うち(ザクトクラフト)が大々的に何かよいことをしたと思われるのも恥ずかしいし、いやらしいじゃないですか」と苦笑いしていました。

Facebookページでの掲載も、そのためにリアルタイムでは載せず、ただし「日頃の感謝の思いを、マスクを送った医療機関だけでなく、そうしたことができるのもユーザーさんのおかげだと伝える意味で、かなり迷ったのですが掲載させていただきました」とのことでした。

そのためFacebookページに掲載するのは「非常に気が重かった」と。

私も浅はかながらそうだろうなと思っていたので、だから「今日お電話するのが気が重かったです」と伝えました。

でも私はそのおかけで知ることができて、大変感激しましたとも伝え、最後はワガママを聞いていただき当記事を掲載させて頂いております。

釣りが紡いだ縁と、いつか恩返ししたいと考えていたこと。そしてそのタイミングが今であると選択したこと。その背景とバランス感覚に、もうシンプルに〝良いな〟と心動かされたというお話。

できることをやってみようと思いました。

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