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【スタッガーワイド一心不乱】ワイドの達人“森 悟司”が唱えるスタッガーワイドのショートヘビダンの爆発力

寄稿:森 悟司
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こんにちわ!!HIDEUP ワイドの達人こと森です。

今回は前回に続き、”スタッガーワイド ”をさらに深く…ワイドの世界へ皆様をアテンドしたいと思います。

森 悟司(Mori Satoshi) プロフィール

ワイドの達人の異名を持つ「スタッガーワイド」を使用したパワフルフィシングが身上の実力派アングラー。釣り以外ではラグビーを愛するラガーマンの一面も。1972年生まれの大阪市在住。

 

スタッガーワイド 一心不乱
第二章:ワイドのショートヘビダンの爆発力!!

 

“スタッガーワイド”については、前回の記事で特徴〜使い方までをザックリとご紹介させて頂きました!

前回の記事はこちら

【スタッガーワイド一心不乱】ワイドの達人“森 悟司”直伝、スタッガーワイドシリーズのキモとは。

ですが、ワイドの達人としては…まだまだお伝えしきれていない…。というわけで、“スタッガーワイド”の更なるポテンシャルについてお伝えして参ります!!

 

スタッガーワイドとは

内容の振り返りとなりますが、まずは軽くスタッガーワイドについて…

スタッガーワイド概要

・“スタッガーワイド”は、現在の多数リリースされているギル型ワームの元祖であること

・“スタッガーワイド”には、完全なオリジナルであり、後に開発されたモノには真似ることができないオリジナリティがある

・流行り廃りで、世の中から消え去るワームが多い中、“デビュー十数年を経た今でも釣れ続いている”という事実

 

スタッガーワイドのラインナップ

現在のスタッガーワイドのラインナップは「スタッガーワイド」「スタッガーワイドツインテール」「スタッガーワイドホグ」と、大きく3つのラインナップになっています。

その中でも私が多様するのは以下のラインナップ。

・スタッガーワイド 4インチ/3.3インチ/5インチ

・スタッガーワイドツインテール 4インチ 

 

その幅広いラインナップで、どんなフィールドにもマッチするというのが魅力のスタッガーワイドシリーズ。

HIDEUPメンバーの中でも使用方法やリグは様々で…

ほらほーで久次米くん、武田くんが使用するワイドホグ4インチ バックスライドセッティング

久次米くんの記事はコチラ

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

・なすびのワイドツインテール2.7インチの巻きキャロ

琵琶湖の人気ガイド「なすび」による、これからの時期に効く“巻きキャロ”のススメ。

…いったように、釣り方・リグり方も様々で、各地でバズりマクッております。

カンタン且つ、デカい奴が釣れてしまう…スタッガーワイド、恐るべし!!

 

これからが、まさに激ヤバ、ワイドが爆発する!!

さて、現在の琵琶湖は”ワイドが猛威を奮っている”そんな状態になりつつあります。

私的には、一年を通じて今が一番ワイドでデカい奴を釣りやすいタイミング。だからこそ、ぜひワイドをリグって頂きたいのです!!

※今年の琵琶湖はブルーギルが豊作です

 

 

出典:YouTubeチャンネル「brushbiwako」

 

今がワイドを投げるタイミング!…何故今なの!?

以下に「なぜ今?」なワイド理論を、これまでの実践に基づいてお話していきます。

もうワイドを投げない訳にはいかない…ワイドを一心不乱に投げてきた男の経験値に基づきご紹介致します!!

 

①バスの状態は、スポーンを終えて体力を早く回復させたい状態。その為に、高タンパク&高カロリーなブルーギルを食すことで、早く体力回復したい。

小さなベイト(ワカサギや小鮎)では、沢山食べないと奴らの体力は回復しません。僕たちでいうと、ガッツリ焼肉を食べたい!!という心境に近いものがあると思われます。

※昨年度のようにアユが大量発生し、簡単に捕食できる場合は例外的にパワーダウンしますが…

そこで、泳ぎが比較的スローで捕食しやすく、高タンパク&高カロリーなギルを食いたくなる訳です。これが1つ目の理由。

 

 

②メインベイトがアユ⇒ブルーギルへ変化するタイミングである

例年でいうと、冬~早春は湖に残り、水温が17℃から遡上を始め、大体20℃を超えると、アユの遡上は終盤を迎えます。

現在の琵琶湖・・・今、20℃です!!

アユが遡上を終えて湖上から減少し、メインベイトがブルーギルに一気に移行します。

一気にギル食いのデカい奴らが動き出すタイミングになる訳です。これが2つ目の理由。

 

 

③ギルネストができるタイミングである

※HIDEUP 松本ヤスくんのギルネスト画像を拝借

これを・・・ご存知の方は相当なワイド通と思われます(笑)

これまでバスのネストに対して、卵や稚魚に散々、嫌がらせをしてきたギル達。

春にはバスがネスト付近にいるギルを追い払っている光景をよく見かけられたと思います。

その仕返し(?)に、バスたちはネスト上でスパイラルに動いているギル達を、これでもか!!と言うほど食いまくります。ネストを守るギルは、特性上スパイラルに泳ぐ=ワイドのスパイラルフォールとなるわけです。

これまでの鬱憤を晴らすかのように、ギルに対して超アグレッシブに、本気で食いにかかります。

この本気食いの状態と、ギルネストでのギルの動きがワイドが爆発するパターンになる訳です。これが3つ目の理由。

バスフィッシングにおいては、様々なパターンフィッシングが存在しますがが、同時に3つの要素が重なるパターンは、この時期のワイドパターンしか存在しません。

だから…ワイドが爆発してしまうのです。

 

 

ここまで語ってしまうと、ワイドを投げれば釣れる気しかしない・・・そんな心境かと思います(笑)

あとは、フィールドへ向かいワイドをリグって投げるだけ。

出典:YouTubeチャンネル「brushbiwako」

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