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【サンショウウオのオタマチューン】ウィードのないフラットでベイトに着いたバスを獲る富村善之の方法。

寄稿:富村 善之
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

こんにちは、富村善之です!

僕は人のやっていない場所や釣り方でよく釣りをするのですが、バスフィッシングにおいて1番の失敗とは、釣れる前に諦めてしまう事だと思っています。

場所、季節、天気、水温、時間などの色々な要素で刻々と変わって行くフィールド、それらとルアーの特性を組み合わる事で釣れる面白い魚ブラックバス。

まだまだ続く、この“追いかけっこ”が楽しくて楽しくて。

今回は、そんな僕の釣りから導き出した、今や琵琶湖では外せないルアーを2つセレクトしてご紹介していきたいと思います。

富村 善之(Yoshiyuki Tomimura) プロフィール

富村善之(とみむら・よしゆき)…JBトップトーナメンターとして各大会に参戦後、現在は琵琶湖でのプロガイドとして活躍中。既定概念に囚われない、独自の世界観を展開するアングラーでほかの釣り人に釣れない魚をいかにして獲るかをモットーにしている。1971年3月生まれ。京都府在住

 

5″Sanshouo (5″サンショウウオ)

まずは、トミちゃんと言えば…「サンショウウオ」!

 

何度も紹介しているルアーですが、新しい使い方も見つけたので改めてご紹介できればと思います。

 

サンショウウオとはこんなワーム

まずは、僕なりのサンショウウオについての考え方。

このサンショウウオですが、1番の特徴は扁平ボディーに大きな縦テールが付いていること。そして、8本の手足で水を掴み、凄く安定したフォール姿勢でバスを魅了させるワーム。

ゲーリーインターナショナル公式「サンショウウオ」詳細ページはこちら

メインの使い方は何と言っても、縦に落としてフォールで食わせるというのが、季節を問わずデカイバスに抜群に効きます。

この釣りで、50匹以上の60cmオーバーのバスを釣りました。中にはバスアングラーの夢10lbオーバーすら何匹も混じりました。

 

では、何処をどうねらえば釣れるの?ですよね。

フィールドによって違いますが、それは限定しなくても大丈夫です。縦に落とすと言うからには、縦に長い物(ストラクチャー)を狙っていきましょう。

はい、ここからイメージを膨らませて読んでくださいね。

縦ストと言えば! 杭、橋脚、桟橋、立ち木、漁港の壁、浚渫の壁、岩盤、葦、エビモ、ヒシモ…えーと、う〜んと…そうそう、それも!(あなたの頭に浮かんだそれ)

これ、ぜーんぶ縦ストラクチャーなのですが、そんな物そこら中にあるし、どれをねらうの?って事ですよね。笑

ズバリ、手当たり次第打っていく…これに尽きます。

これ、つまりワームにパワーがある=バスがそこにいれば効くということなんです。

 

サンショウウオで使用するリグ

僕がサンショウウオで使用するリグは、こんな感じです。

・ノーシンカー

・ネイルリグ1.3g〜3.5g

・フリーリグ5g〜10.5g

・ヘビーダウンショット5g〜9g
(リーダー30cmがベースで短くしたり長くしたり)

・テキサスリグ3g〜9g

・ジクヘッドリグ0.9g〜2.7g

大体のリグはこなせます。これをシチュエーションに合わせて使い分けていくんです。

手当たり次第打っていくとお伝えしましたが、そうする事で釣れる方程式を自分で見つけられるようになっていくんです。 よく上手い人が、角を狙うとか先を狙うとか言うのを聞くと思いますが、あれは、選び抜いた場所で短時間で効率良く釣っていく為。

そして、それも過去の経験上からの話です。

皆さんも経験があると思いますが、自分のよく行くフィールドで何故かあの杭いつも釣れるよなあ?なんてことありませんか?

もっと思い出しましょう。あの壁のこの辺、あのエビモ、あの立ち木、そうそれが答えになっていく。

大きなバスが釣れた所、しかも何匹も何匹も釣れた所はいくつもの原因が重なりあっていてバスが好きな場所なんです。そこにサンショウウオを落とせば…。

そしてそれは通った人にしか分からないはず。なので、どんどん打って探しましょう。

ただし、フィールドによってルールが有るので、事前にしっかりと把握して釣りに行きましょうね。

 

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