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JBトップ50第2戦in北浦の詳細レポート【優勝した篠塚選手のウイニングルアーは?戦略は?】

日本のトップトーナメントシリーズ「2018年JBトップ50」。その第2戦の結果については速報でお伝えした通り。

2018年JBトップ50第2戦in北浦は篠塚亮が唯一の3日間10kgオーバー!837g差から逆転優勝

今回はさらに詳しい内容を!というわけで現場で取材を担当したルアニューOB柳生豊志の詳細レポートをお届けします!

出典:JB/NBCニュース

2018年度JBトップ50シリーズの第2戦ベイトブレスカップが、茨城県北浦で開催された。暴風→無風→暴風と激しく変化するコンディション、そして例年になくタフ化している北浦水系のバスという難解な試合となったが、ロコプロである篠塚亮選手がビッグフィッシュの連打で逆転優勝を果たした。今回のレポートでは、試合展開と篠塚選手のウィニングパターンを紹介!

プリプラ、公式プラを含めて北浦水系は全体的にシブっていた

2週間前のプリプラクティス、そして本番前2日間の公式プラクティスを含め、北浦水系は全体にシブっていた。北浦本湖は全体に水が悪くアオコも発生。北利根、浪逆、常陸利根エリアは水質は比較的よい方だが、どうにもバイトが少ない状況。

本来ならアフター回復系が狙える時期だが、今年は冬が長く春が短かったせいか?大会前後はアクティブな状態のバスは少なかった

例年であればこの時期はアフタースポーンバス、俗にいう「回復系」という状態で、エサを活発に食いはじめるタイミングである。しかし今年は冬が長く、春が短かったせいなのか、どうも季節感が希薄な印象を受ける。バスはそれほどアクティブではなく、当たり前のスポットで常識的な釣り方でバイトがでる。という状況はほとんど存在しなかった。

試合のスコアも正直だった。初日はトップスコアこそ5キロ近かったが、3キロで10位、2キロで21位とロースコア気味。2日目にいたっては3キロ以上は5人しかおらず、ノーフィッシュが20%を占めるという6月の試合とは思えない展開が続いた。

このようなバイトが遠くシブい展開の中、暴風が吹き荒れた最終日にただ1人リミットを揃え、4キロオーバーを持ち帰った選手がいた。暫定4位につけていた篠塚亮選手だ。

篠塚選手は初日2尾、2日目3尾ながら、初日に2176g(ビッグフィッシュ賞)、2日目にも1.5kgオーバーのビッグフィッシュを持ち帰り上位をキープ。

最終日に唯一の5尾を揃え、しかも1500gクラスのビッグフィッシュもしっかりとキャッチ。2位に1キロの大差を付けて万全の優勝を果たした。

 

篠塚選手も直前プラでは釣れていない選手の1人だった。ただ、これまで苦手でほとんど釣りをしたことがない常陸利根最下流部のみ反応があり、そこを軸にするという新しい展開を考えていた程度だった。

初日はそこで1尾、そして浪逆の沈みモノで前日にバイトを感じていたバス(ビッグフィッシュ賞)を追加し10位発進。

ビッグフィッシュ賞を獲得した初日の2176g。浪逆の沈みモノでキャッチ

 

2日目も朝は釣れず、風が吹きはじめた10時頃に最下流部へ。
狙っていたスポットとスポットの間の何もない所を適当に撃っている時に800gがヒット。これがこの試合を左右する大きなヒントになった。もう1尾同じようなシチュエーションでキャッチできたため、このヒントが確信へと変わった。最終日、その戦略は確かな火を噴いた。

最下流の垂直護岸、特にこれといった沈みモノのないハードボトムのストレッチを、得意のリトルレインズホッグのダウンショットで流すと3尾キャッチ。少し場所を替え、水門近くの何もない護岸で1500gを追加。最後に最下流の沈みテトラをRTO1.5で舐めて、もう1尾追加し、5リミットを達成した。

2日目の1500gフィッシュは浪逆の水門に何げに投げたノーシンカーでキャッチ

 

最終日の1500gオーバーは常陸利根水門脇の何もない所で 。普段ルアーが飛んでこない場所にいるバスはものすごく素直に反応するようで、ほとんどがフォール1発バイトだったという

次ページでは篠塚選手の戦略のキモ、ウイニングルアーを公開

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