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今年の秋はちょっと変?最新の明石タイラバ事情から攻略法を考察してみる

公開日:
文:高島 健資 
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Galápagos連載「タカシマムザホルモンの【月刊】たいのきもち」

タカシマムザホルモンです。

今年は異常!!って、ぶっちゃけ毎年聞いてる気がします。気のせいでしょうか。いいえ、誰でも。

混沌を極めし日本近海ですが、こと明石エリアに関して言えばある意味「正常」すぎて「異常」かも知れません。数年おかしかった海の様子が戻りつつあるのか?それとも新たな混沌の始まりか。

アオリイカの成長が今年は早い

ここ2~3年のイメージで挑むといともたやすく行われるえげつない行為、通称「撃沈」を食らいます。ということで今回は最新の明石事情なんかを交えつつ「2026年秋バージョン」の攻略法を考察してみようと思います。どうぞお付き合いください。

イワシがいないぜ

昨年の今頃、ルアーニュースRでこんな記事を書きました。

タカシマムザホルモンの「月刊たいのきもち」/一番ウマい“マダイ”を釣りたいなら、秋を釣れ。という話

ドパガキなんて言葉が流行るほど短い情報しか受け付けなくなった現代人に対するアンチテーゼとして文字数ミッチリの記事を書いていますが、件の記事を要約すると彼はこんなことを言っています。

曰く、秋はイワシだ!と。

全ての魚が狂うベイト。生態系を支える大基盤たる存在。イワシを追っている魚は美味い。そして釣りやすい。夏から秋の終わりにかけてあらゆるフィッシュイーター達が熱狂する定番ベイト。なのですが…今年のイワシは夏の終わりと共に突然姿を消しました。

昨年の今頃はイワシを追い回しているブリッブリの個体を中層まで追わせて食わせるのがハマっていた。ネクタイも強めで鯛龍MEGANOROSHI185

原因は想像の域を出ませんが、おそらく8月末から9月上旬にかけて降った大雨と台風ではないかと思っています。ちょっとおかしいくらい降ったあの雨が、断続的に流れ込み台風がその水をかき混ぜる。大型の魚と違い塩分濃度の変化に敏感なイワシたちはそれを嫌がって抜けた…そんなところではないでしょうか。

毎年台風の時期には水潮が混じり、黒っぽいというか泥っぽいというか、タールのような変な色のゾーンが出来ます。その潮がポイントに入ってくると、それまで釣れていた魚が噓のようにパタッと釣れなくなるという現象があるように、水潮は基本的に敬遠される存在です。人間目線なら砂嵐とか大雨とか、そういった類のデバフなのかも知れませんね。

※ちなみに、いないといっても100%完全に存在が消えたわけではありません。「薄っすらいるけど明らかに少ない」という話です。

イワシなき今食われているのは?

イワシが消えたからと言って、私たちなにも食いません!というわけにはいきません。今メインベイトになっているのはアミエビやイソメや甲殻類。魚ベイトよりも圧倒的に動きの少ない生き物たちが食べられています。

たまに間違えている人がいますが、アミはフカセ釣りの餌に使うエビの形をしたオキアミとは別物です。もっと細かくてプランクトンちっくなのがアミ

例年だとこれらのベイトがメインになるのはもう少し先で、季節的には冬や春先の海況。みんなが苦戦する“あの”状況ですね。まだ水温はそれほど落ちていないので魚が口を使わない!という雰囲気でないのが唯一救いです。

ただ“動”である魚ベイトと“静”である虫ベイトでは、当然ながらネクタイやカラーのセレクト、また巻きのアプローチだって変わってくるため「あぁ去年はこんな感じだったよなー」で挑んでしまうと本来やるべきこととズレたまま一日を無駄にしてしまうかもしれません。怖いですね。

ならば、季節を先取りしてみる

先にもお伝えした通り、水温がまだまだ暖かいため魚たちはエネルギー高循環モードです。しっかりと状況にさえ合わせることができればツ抜けだって狙えるので、一旦イワシドリームの事は忘れて…真冬の釣りを参考にしてみましょう。

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス- 」

(これくらい冬の釣りに寄せてもいいかもしれない。)

①ネクタイのセレクト

ハイアピール強波動系はちょっとお休み。ズバリ今巻くべきはスリム系です。鯛龍からセレクトするなら鯛龍NOROSHI80や鯛龍NOROSHI100Wテールの出番!

更にプロトで申し訳ないのですが…今めちゃくちゃ釣れてるのがこれとか…

魔力マシマシのプロト鯛龍。最近のお気に入りです

別の日にも難しい状況から50upを引っ張ってくることに成功

②カラーのセレクト

アミが食われ始めたタイミングから海苔パターンの時期まで圧倒的に強いカラー達。僕のTOP3セレクトはこれです。

べっこう

リバーシブルブラックゴールド

ドット濃いオレンジ

べっこう、ドット濃いオレンジは言わずもがな。まさにそういったシチュエーションを攻略するために生まれてきたカラーなので、イメージも付きやすいと思います。ではリバーシブルブラックゴールドは?これが結構ミソなんです。

水温の低下と共に強くなるのがゴールド系カラー。これはアミの集合体が鈍い黄色というか金色というかその類に見えるからだと思うのですが、黒金というカラーはそれだけではない、なにか特殊な強さがあるのです。

先日の鳴門釣行は魚ベイトだった。でも黒金。だからこそ黒金?

今回は魚ベイトが抜けた状況の話ですが、黒金はTHE魚ベイトの時でもよく釣れます。なんならベイトがいると分かれば結構積極的に入れるくらい。そしてハマると短時間で連発するのも黒金の特徴です。

高水温期のリバーシブルブラック新濃いオレンジ(黒×オレンジ)に対して、低水温期のリバーシブルブラックゴールド(黒×金)。この切り替えタイミングが10月くらいですね。衣替えかな?

③巻きのセレクト

アミや虫、基本的には素早く泳げません。どちらかと言えば“漂う系”なので、原則としてデッドスロー~ややスローが良いでしょう。アミが浮くタイミングは全くの潮無しでもなければ、マックスで潮が当たるタイミングでもありません。“ちょっと緩んだ瞬間”…ここが最も熱いので、巻いていて「あ、潮効いてきたな!」の時と「あ、潮優しくなったな!」の時はより丁寧に巻くことをオススメします。

もちろん、“巻き”だけでなく“落とし”も重要です。その辺りの話はこちらでも。

出典:YouTubeチャンネル「ルアルアチャンネル 」

やはり秋のマダイは食味最高

来る厳寒期に向けて、エサが乏しいとは言え身の方はベストコンデション。こいつを見てくれ。

脂でテラテラの明石鯛。まさに恵だ。

しっかりと血抜きされていれば、鱗・内臓は取ってしまって5日ほど冷蔵庫で寝かせるとうま味爆発脂テカテカ鯛ができあがります。噛むほどに味が出る明石の鯛はここからが本番です。

サバフグが多い…

最後に残念なお知らせですが、今年は異常にサバフグが多いです。なのでネクタイ、ヘッドは余分に持っていきましょう。お気に入りネクタイは尚更。アタリの数より釣ったフグの方が多いのでは?なんて言われるほど今はフグだらけですのでね。

「そんなこと言われても鯛龍が手に入らないんだよ!」という方、また「どこで買えるの?」と問い合わせも多くいただきますので、簡単にご案内します。

近くの釣具販売店で買いたい!という方は販売店様にご注文いただければ発送しますので、まずはお近くの釣具店にご相談ください!通販で買いたいんじゃ!という方は、鯛龍をはじめガラパゴス製品を扱っていただいている通信販売店様もあるので探してみてください。

また、公式ホームページのトップ画面を下にスクロールしていくと取扱店を探すこともできます。こちらからも探せます。

それでは皆さん良い秋を!何度でも言いますが食べるなら今!ですよ。

この記事を書いた人

高島 健資 (Kensuke Takashima) プロフィール

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