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【隅田川/東京都】どう攻略する?シーズナルパターンとオススメルアーをスーパーロコアングラー“ユイチニング”山内雄一朗が徹底解説!

寄稿:山内 雄一朗
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チニング入門

皆さん、こんにちは。

O.S.Pソルトフィールドモニターの“山内雄一朗(ユイチニング)”です。

皆さんは“隅田川”と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?  恐らく多くの方は、シーバスフィッシングの一級フィールドを思い浮かべると思います。実際、隅田川は東京湾奥を代表するシーバスフィールドとして知られています。

しかし、私にとっての隅田川は、それだけではありません。 実はクロダイの魚影も非常に濃く、都内屈指のポテンシャルを秘めたチニングフィールドです。 私自身、長年隅田川に通い続けていますが、春の乗っ込み、夏のテクニカルな攻略、秋の数釣り、冬の牡蠣瀬攻略など、一年を通して様々な楽しみ方ができる魅力的なフィールドだと感じています。 今回はそんな隅田川におけるチニング攻略についてご紹介したいと思います。

山内 雄一朗(Yuichiro Yamauchi) プロフィール

東京都墨田区在住。ユイチニングの愛称で親しまれ、ベイトチニングスタイルを得意とするチニンガー。メインフィールドは隅田川。O.S.Pの投稿型トーナメント「戦」でも、多数の入賞実績あり。自身の持つ理論と経験で、毎釣行で複数のチヌ・キビレを釣り上げる腕前の持ち主。釣り以外の趣味はギター。

まずはポイント選びから

チニングで最も重要なのは、魚のいる場所を探すことです。

クロダイは貝類や甲殻類を主なエサとしているため、それらが豊富なハードボトムを好みます。 私が隅田川でまず注目するのは“アウトサイド”です。

アウトサイドとは川が蛇行している外側の部分のこと。

流れが集中するため、砂や泥が堆積しにくく、硬い地盤や牡蠣瀬が形成されやすい傾向があります。 また流れが当たることで酸素や栄養分も供給されるため、イガイや牡蠣などの貝類が付きやすく、クロダイにとって絶好のエサ場になります。

私自身、初場所へ行った際はまず地図を開き、アウトサイドを探すところから始めます。 初めて隅田川でチニングを楽しまれるなら、まずはアウトサイドの護岸を中心に攻めてみてください。それだけでも魚に近づける確率は大きく上がるハズです。

春/2月下旬〜5月上旬

一般的にはまだ冬のイメージが残る2月下旬。

ただ、隅田川のクロダイにとっては春の始まりです。 この頃から産卵を意識した“乗っ込み”の魚が釣れ始めます。隅田川の乗っ込みは比較的早く、4月上旬頃にはピークを過ぎることが多い印象。 この時期の魅力は何と言ってもサイズです。

冬を越えたコンディションの良い大型個体が狙えるため、年間でも特に楽しみにしているシーズンのひとつです。 流れの変化が出るアウトサイドや橋脚周りを丁寧に探ることで、思わぬ大物と出会えることがあります。

夏/5月下旬〜8月

一般的にチニングの最盛期と言われる夏。

ただ、隅田川では少しクセのある季節になります。 その理由のひとつが雨です。 梅雨やゲリラ豪雨による増水で水質が悪化すると、クロダイの活性は大きく低下します。

もうひとつは魚のレンジ変化です。

護岸のフジツボや二枚貝を意識する魚が増えるため、中層付近まで浮いていることが少なくありません。 その為、ボトム中心の“フリーリグ”が機能しづらい場面もありますが、水質が安定しているタイミングであれば十分に成立します。

特に下げ7分から上げ3分付近の低潮位時は、魚のポジションが絞りやすく、狙い目のタイミングになります。

秋/9月〜11月

私が初心者の方に最もオススメしたいのが秋です。

台風の影響を受けることもありますが、水質が安定すれば年間でも屈指の好シーズンになります。 夏場は壁際を意識していたクロダイも、護岸の貝が減少するにつれて再びボトムを意識するようになります。

その為“フリーリグ”との相性が非常に良くなり、広範囲をテンポ良く探る釣りが成立します。 数もサイズも期待できるので「まず1枚釣ってみたい」という方はぜひ秋に挑戦してみてください。隅田川のポテンシャルを最も体感しやすい季節だと思います。

冬/12月〜2月

チニングで最も難しいと言われる冬ですが、隅田川では少し事情が異なります。

都心部を流れる河川という特性もあるのか、水温は比較的安定しており、越冬のために集まるクロダイも多く見られます。 また、雨が少ないので、一年で最も水質が安定する季節でもあります。 この頃になると護岸に付く貝は減少し、クロダイはボトムの甲殻類やハゼを意識して捕食するようになります。

そのため“フリーリグ”への反応は良好ですが、活性自体は高くありません。

“デッドスロー”や“ボトムパンプ”など、魚に口を使わせる“間”を意識した釣りが重要になります。 また冬は魚が沖側で反応することが増えます。 隅田川下流域には意外なほど多くの牡蠣瀬が存在しており、水通しの良い沖の牡蠣瀬周辺が有力ポイントに。 1尾釣れると連続で出ることも多く、冬ならではの面白さを味わうことができます。

“ユイチニング”信頼の主力ルアーはコレ!

季節ごとの攻略をご紹介しました。

続いては、実際に私が隅田川で愛用しているルアーたちをご紹介します。

ドライブホッグSW【O.S.P】

私が最も信頼しているワームのひとつです。

集魚力が非常に強く、流れのある隅田川では特に威力を発揮します。 各パーツが水流を受けて自発的にアクションするため、ボトムで止めていてもクロダイに存在をアピールできます。 流れの効いたアウトサイドや橋脚周りでは特に出番が多く、春の乗っ込みから秋のハイシーズンまで活躍する主力ワームです。

O.S.P公式「ドライブホッグSW」詳細ページはこちら

ドライブホッグSW【O.S.P】
(パドル&テールカットチューン)

冬に特に出番が多いのが、このパドル&テールカットチューンです。

ドライブホッグSW」のパドルとテールをカットすることでシルエットを小さくし、低活性なクロダイにも口を使わせやすくなります。 余計な波動を抑えながらも、フラスカートやその他のパーツによって生命感はシッカリ残るため、食い渋る魚に非常に効果的です。 特に牡蠣瀬周りやプレッシャーの高いエリアでは欠かせない存在で、冬の隅田川攻略において私が最も信頼しているチューニングのひとつです。

フラッターチューブ【O.S.P】

広範囲をテンポ良く探るためのパイロットルアーです。

各パーツが水中で漂うように動き、生命感を演出しながらもアピールしすぎない絶妙な存在感が魅力です。 魚の居場所を探したい時や初場所を効率良くチェックしたい時には、まず結ぶことが多いワームです。こちらも隅田川攻略の軸となっています。

O.S.P公式「フラッターチューブ」詳細ページはこちら

HPバグ【O.S.P】

低活性時の切り札です。

他のワームで反応が出ない時でも状況を打開してくれることがあります。コンパクトなシルエットながら存在感があり、プレッシャーの高い都市河川では非常に頼りになります。 特に冬場や人的プレッシャーの高い人気エリアでは欠かせないワームです。

O.S.P公式「HPバグ」詳細ページはこちら

ワームカラーの選び方

ワームカラーは状況によって使い分けることが大切です。

私が隅田川で特に信頼しているカラーをご紹介します。参考にしてみてください。

グリーンパンプキンペッパーSW W070
グリーンパンプキンペッパー W070
(SWドライブホッグSW・フラッターチューブ)

チニングでは最も出番の多い定番カラーです。

モチロン隅田川でも非常に実績が高く、迷った時にまず結ぶカラーでもあります。 隅田川は水深のあるポイントが多いため、デイゲームでもシルエットがシッカリ出る非透過系カラーが有効なことが少なくありません。 ステインウォーターからマッディウォーターまで幅広く対応できる万能カラーです。

牡蠣瀬クロー W072
(ドライブホッグSW・フラッターチューブ)

私が特に信頼している隅田川の実績カラーです。 名前の通り牡蠣瀬やハードボトムとの相性が良く、クロダイが捕食している甲殻類や貝類をイメージしやすいカラーでもあります。 “グリーンパンプキンペッパー”と並んで出番の多いカラーです。

ソリッドレッド W077/エビミソSW W071
(ドライブホッグSW・フラッターチューブ)

こちらはナイトゲームで信頼しているカラーです。 光量の多い隅田川でも、夜になると垂直護岸際や橋脚周りには濃い影が生まれます。 そんな暗部を攻める際には赤系カラーが非常に効果的です。 ナイトゲームで実績の高い、私の定番カラーです。

隅田川は一年を通してさまざまな表情を見せてくれる魅力的なフィールドです。

まずは“アウトサイド”を中心にポイントを選び、その季節ごとの魚の動きを理解すること。そして、状況に応じたルアーとカラーを選択することが釣果への近道になります。 ぜひ皆さんも隅田川ならではの奥深いチニングゲームを楽しんでみてください。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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