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【全て実売2万円以下】コスパ・耐久性・デザイン…バーサタイルを極めた“世界戦略モデル”「MAX5(マックス5)」シリーズ

寄稿:那須大士朗
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春のバス釣り入門

皆さんこんにちは。

ピュア・フィッシング・ジャパン プロチームの“那須大士朗”です。

さて春のバス釣り特集記事の最後は、特に僕が感じる「MAX5(マックス5)」シリーズの特長を書いていきたいと思います。

那須 大士朗(TAISHIRO NASU) プロフィール

和歌山県の紀伊半島で、七川ダムや合川ダムなどリザーバーや野池のバスフィッシングをメインに、エギングやアジング、ロックフィッシュなど、海、山、湖を駆け回るインディーズアングラー&ルアーデザイナー 。ピュアフィッシングジャパン(PURE FISHING JAPAN)プロチーム、グレイズ(GRAYZ)チーフデザイナー。

世界戦略モデルの「MAX5(マックス5)」シリーズ

何度も書いていますがこのリールは“世界戦略モデル”ということ。

たいそうな肩書ですが、コレが重要で想像に難くないそのコンセプトは、究極のバーサタイルだと思うんですよね。

一見バーサタイルはあまり特長が無いと思われそうですが、実は違って、それ故に各リールそれぞれの特長を設けているんです。

そして僕的にそこから最も面白く感じるのは、細かなラインナップとコストパフォーマンス。ギア素材。スプール径。カラー(デザイン)。この4つが特長として感じる部分かなと。

優れたコストパフォーマンス

ということで1つ目はそのコストパフォーマンスについて。

コレはもう本当にいつも言ってますがハイエンドリールって各社「間違い無い」んですよ。ハズレが無い。「ゼノンシリーズ」とかそりゃ最高級の素材を使い、最高のシステムと予算を導入して作ってるのだからハズレを作る方が難しい。

僕が思うにアブガルシアの場合は特にセカンダリークラスにおいて、冒険的なリールを実験的に導入したりしてるかなと。そして細かな選択肢が網羅されてるかなと。

アブガルシアはそもそも「ゼノンシリーズ」などハイエンドクラスと言えど他社のそれよりそんなに目が飛び出る程高くなくてコスパに優れています。故に「MAX5(マックス5)」シリーズや「REVO5  (レボ5 )」シリーズの世界戦略モデルにはギア比やボディ・ギアの素材、スプール径と実に様々な用途に備えた製品がラインナップされてるのは必然なのかもしれません。

開発の人間の話をさせていただければ、ハイエンド含めた“何かに特化した製品”というのは、実は作るのけっこう楽なんですよ。僕の本業のルアーデザインで例えるなら、デッドスローだけに対応してるルアーは作るの簡単。本当に難しいのはデッドスローにも対応しつつファストリトリーブにも対応してしまう全方位の特性。

リールも同じで、様々な世界の使い方に対応させるのって本当に難しい。万人に支持される製品ってのはそれだけ多くのアングラーの意見を踏まえて市場調査を行い、ど真ん中を突いていかないとダメですからね。そこから知恵を絞って作る側は設計してる。そんな想いを「MAX5(マックス5)」シリーズから感じるワケで、その努力がアブガルシア特有のコスパに繋がるのかなと思います。

日本人はブランド志向で、製品の所有感にも重きを置きます。それが実戦的かと言えば僕はなんか違うかなと。僕は扱いに気をつける製品よりボッコボコに使いまくって傷まみれにできて、なおかつオモロイ製品が好きなんですよね(笑)。
それを出来るのがアブガルシアってことです。

耐久性重視のギア素材

2つ目はギア素材について。「MAX5(マックス5)」シリーズは共通してブラスギアを採用しています。

コレは世界戦略の名の下に耐久性を重要視した結果の選択。一応僕もハイエンドは供給されてるので使い込んでいますけど…ぶっちゃけカッチリし過ぎててそんなに好みの巻き心地では無いんです。

コレも専門の人に聞いて自分の感覚に間違い無いと気付いたんですけど、実はブラスギアって銅の合金なので他の素材より滑りが良いらしいんですね。摩擦が少なくてそう感じるらしいです。故にしっとりとした巻き感のブラスはカッチリと乾いた巻き感と異なるんです。そりゃカッチリとした巻き感好きな人もいると思います。

それとブラスギアは耐久性をうたっていますが、なんと表現したらいいのか…きっと長く使って傷はついているんだろうけど、あんまり巻き心地に変化が無いと感じますね。軽さはハイエンドに採用されてるギアに間違い無く分があります。しかしそのギアは何かあると一気に巻き感が変わる感じがします。まぁそ~なっても問題無く使えるっちゃ使えるんですけどね。

耐久性と言うか、安定した巻き心地と言えば良いかな?その場所をきっちりリサーチした結果のブラスギアかなと思います。

全機種共通の33mm径スプール

3つ目はスプール径です。「MAX5(マックス5)」シリーズは全て33mm径スプールを採用しています。

このスプール径を聞いたときに「うーむ。やっぱり良く考えてリサーチしとるな」って思いましたね。スプール径って奥が深くて一概には言えないと前置きした上で、29mm〜31mm径はベイトフィネス含めたライトウェイトルアー。そこから上の個人的な感覚で言えば34mmまでがミドルウェイトルアー。そこから上はビッグベイトみたいなヘビーウェイトルアーが適しています。

ここに糸巻き量も絡んでくるワケですが、この33mm径ってのは間違い無く何にでも対応してしまうスプール径ということです。日本特有のベイトフィネスは流石に使えませんが撃物、巻物、ビッグベイトと一番適したスプール径が33mm径スプールだと断言しますね。

ラインは14〜16ポンドが最適

実際一番問題無く綺麗にスプールに収まるラインは14〜16ポンドラインかなと。12ポンドは見た目糸巻き量が絶妙〜にホンマにちょっぴりだけ少ない気になりますし、20ポンドになると当然多い気がします。けど両方見た目の問題でいざ使うと全く問題無く使えるんですよね。

シリーズ共通で16lb-100m、PE3号-100m

また太いラインやとPEラインとかにもベストマッチかも。ちょっと試してみようと思いました(笑)。とにかく糸巻き量はど真ん中突いてるので安心して使って欲しいかなと思います。

世界戦略共通のボディデザイン

最後に4つ目はカラー(デザイン)ですね。「MAX5(マックス5)」シリーズ、「REVO5  (レボ5 )」シリーズは世界戦略共通のボディデザインを採用しています。

形は正直全部似てます(コレ重要)。ただコレだけならなーーーんの面白味も無い。同じデザインのリールが全く同じ色だとしたら…僕それだけで使いません(笑)。どんな優れた機能を持っていたとしても個性の無い製品になんの魅力も感じません。

しかしアブガルシアは、ここも細やかに配慮?してデザインしており個性豊かなカラーで違いを出しているんです。他社さん含めてハイエンドモデルとかってなんかだいたいブラックかシルバー。でもアブガルシアって昔から個性的なカラーのリール出してくるんですよね。

古くは今江さんモデルのレボ暁、レボオーロラ。金色と虹色て・・・どんな配色やねん(笑)。最近ではハイエンドではありますが「ZENON MG7」の白っぽいシルバーは実は個性的。

REVO5 ROCKET」のレッドは唯一無二のザ・赤。

REVO5 STX」のパールホワイトとレッドの個性的組み合わせ。

個人的に好きな「REVO EXD」のメタリックパープルのデザイン。

まぁホンマに良くこんな色で出してくるなって思う攻めのカラーリング。モチロン好き嫌い分かれると思いますけどこんな感じでアブガルシアってむちゃくちゃカラーにこだわって作ってるんですよね。僕的にこれらを並べて置いてみるとその個性的なカラーが凄い本場のバスフィッシングを感じるんです(笑)。

カラーって統一すると綺麗にまとまって見えます。まぁ間違い無いカラーコーディネートですよね。でも全く異なる個性的なカラーが複数重なると逆に統一感が出ると言うか、元のデザインが共通なのでそう感じるのかもしれませんけど凄く良いタックルの所有感を与えてくれますね。

是非カラーコーディネートとして楽しんでもらいたいと思いますね。

まとめ

以上、そんな感じの「MAX5(マックス5)」4つの特長でした!とにかくこのリールはマジで試して欲しいです。

カスタムするのもアリ。ガッツリ使ってボロボロにするのもアリ。メインリールのサブとして使うのもアリ。カラーコーディネートして所有感を満たすのもアリ。

皆さんの感じるままに様々な用途で利用して欲しいかなと思います!

ピュア・フィッシング・ジャパン(PURE FISHING JAPAN)

アブ・ガルシア、バークレイをはじめ、ペン、サベージギア、プラノ、ハーディなど世界的に有名な各ルアーブランドの企画・製造・販売を行っている総合ルアーメーカー。取扱っているアイテムはリール、ロッド、ルアー、アパレルほか多岐に渡る。
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