皆さんこんにちは。
ピュア・フィッシング・ジャパン プロチームの“那須大士朗”です。
さてさて今回は、「MAX5(マックス5)」シリーズに続いて僕が興味津々で欲しくて欲しくてたまらなかったモデル「MAX X EZCAST(マックス エックス イージーキャスト)」をご紹介。
そして、こちらは本邦初公開!?な新色・追加ギヤ比のモデルも登場予定ということで、そちらについても触れていこうかなと。


那須 大士朗(TAISHIRO NASU) プロフィール
MAX X EZCAST(マックス エックス イージーキャスト)【アブ・ガルシア】
「MAX X EZCAST(マックス エックス イージーキャスト)」、通称“パタパタ”(笑)。

その特異なブレーキシステム…“アンチバックラッシュフラップシステム”から、かなり話題になったこのモデル。そりゃ使いたくなりますよね。
どんな機能なんだろう?その使い心地は?実戦には使えるの?まぁ一言言えば…アリです(笑)。これマジで今後の可能性を感じます。ボルティックより伸びしろありそうです(笑)。

アブガルシア公式「MAX X EZ CAST」詳細ページはこちら
| 製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ライン巻取(cm) | 最大ドラグ力(Kg) | ラインキャパ | ベアリング | 税別価格 |
| MAX X EZCAST | 233 | 6.1 : 1 | 65 | 7 | 12lb-125m/PE1.5-200m | 3+1 | ¥8,500 |
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バックラッシュしないその構造とは?
まず機能的な話をすれば、この独特のブレーキシステムは前例の無い機能ですが凄い単純でシンプルな構造です。
バックラッシュしそうになると糸がモシャっと浮き上がりますよね?それをフラップ「パタパタ」で検知します。検知といっても大層なもんではなくてフラップがパカっと立ち上がるだけ。
すると内部構造(サイドカバーを開けるとワカル)の金属製のパーツが連動してスプールにブレーキを掛けるんですね。
ここで肝心なのがこの機能はマグネットブレーキや遠心力ブレーキと異なり“要所要所で何度もブレーキが掛かる”というのがポイント。例えばマグネットブレーキは磁力を利用するので常にブレーキが掛かります。遠心力ブレーキは特にスプール回転が速い時にブレーキが掛かります。どちらもほんの数秒ですがその数秒の間の“ある一定の時間”ブレーキが掛かるんです。

ところがこのアンチバックラッシュシステムは、ライン放出時に糸フケが出るとその度に検知するので、ワンキャストの中にコンマ数秒“一瞬だけ何度も”ブレーキを掛けるんです。継続的ではなくて断続的にブレーキを掛けるってのは実は設計思想として、電子制御ブレーキのそれと同じなんです。そう考えると凄いことだと思いません?
ブレーキセッティングの注意点
さて、ブレーキの機能的な部分を説明したので次に肝心のキャストフィールや使い心地に関して…ですがココでちょっと懸念すべきことが…。
簡単に言えばこのリールはちゃんとブレーキ設定可能なリールです。マグや遠心みたいにダイヤルが外側にわかりやすく配置されて無いので見落とされそうなんですが、サイドプレートを開けて写真の白色のプラスチックパーツでブレーキ調整可能です。

箱出しの状態だと、ある程度釣りをやってる人にはワンキャストで何度もブレーキが掛かるのでバシュっと気持ち良く飛ぶ感覚が無くて気持ち悪く感じます。何度もブレーキが作動すれば、当然飛距離も落ちます。僕も最初はブレーキシステムとしては凄いけど、単純に今までのブレーキの掛かり方と違いすぎて身体と頭が追いつかず違和感を感じてしまいました。
しかしブレーキ設定すると凄く自然なキャストフィールとなりました。ブレーキが掛かるという感覚より、フラップの立ち上がりの回数を調整するという感覚ですね。特にピッチングなど近距離でスプール回転が低い場合、ブレーキ設定に顕著に違いを感じました。この白いパーツはマジで重要なので絶対調整してください。
新色・追加ギヤ比も登場予定!?
そして最後に…このリールの悪い!?所も(笑)
このリールは現在ラインナップに右巻きしか無いので僕みたいな左巻き愛好者には物足りません。ギア比も現在一つだけ。僕はあんまり気になりませんがプラのパーツで構成されてるので所有感求める人には物足りないでしょう。しかしそれを補って余りあるこのリールの可能性を本当に感じます。
実は現在、僕はプロチームの一員としてさっそくハイギア化されたプロトモデルも使ってます。




コレってアブガルシア自体も可能性感じてるんじゃ無いですかね?
逆に皆さんの意見をSNSなどでどんどんあげて欲しいです。その声からこのリールの可能性を僕達メーカー側が吸い上げ改善し、熟成して行く。それが全く新しいモノが完成するまでに必要な工程なのです。
いつかこのリールが終点した姿を見てみたいですね。






















































