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【ゆっちのYABAI釣活】ドピーカンの霞ケ浦水系。何で釣る?どう釣る?

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こんにちは、ゆっちです。

いつもなら日の出から出撃するのですが、今回は昼から釣行。しかもドピーカン!

という事で、気温が38℃くらいはあるであろう真昼間の霞ヶ浦水系を、「何で、どうやって釣ったのか?」をお届けいたします。

今回のメインルアーは「エビタヌキ」です。

大野 雄一(ゆっち)(Oono Yuichi) プロフィール

バスをメインに、クロダイなどライトソルトゲームからオフショアジギングなど様々な釣りを楽しむマルチアングラー。

なお、本記事もInstagramのリール動画と合わせて見ていただければわかりやすいと思います。

 

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季節感の遅れにアジャストするということ

6月現在の霞ヶ浦水系の状況は、エリアによってはドアフターがいたり、産休が終わり完全に回復したバスがバッシャンバッシャンボイルしていたりと、両方が混在しています。

今年は明らかバスの季節感が遅いですね。実感としては例年より一ヶ月遅れくらい。「今年はバスの動きが遅いねー」なんて声が全国から聞こえてきたりもしています。

とは言え、そこにアジャストして行くのが釣りですからあまり深く考えず、ふーんそういう感じね!
程度で。

さて「このエリアはどうなんだろ?」という事で、来てみたのが潮来市を流れる前川。

霞ヶ浦で釣りをした事がある方なら一度は訪れた事がある川ですね。

実績もありますが、プレッシャーも高め。

この日はドピーカンということで、写真でもわかるシェード(影)を狙います。

いかにも釣れそうでしょ?

朝夕は一旦置いといて、気温と水温がどんどん上昇し日差しが強い(痛い)これからの時期はシェードになっている部分やカバーをメインに狙っていくのですが、ぼくの場合このようなシチュエーションでは「2.5″エビタヌキ」のノーシンカーバックスライドセッティング(逆刺し)でアプローチする事が多いです。

特にアフターのバスには早い動きより“ゆっくりな動き”の方が良かったりするので「2.5″エビタヌキ」がバックスライドでフォールしている時の姿勢やスピードがちょうど良かったりします。

なんと言いますか、紙飛行機が落ちて行く時のような。

狙ったスポットより少し手前にミスキャストをしたとしても、きれいにバックスライドして狙った所に到達してくれます。

木がごちゃごちゃしていてオーバーハングしている「その下!その奥!」なんかもバックスライドをするという特徴を生かしたアプローチもできますよね。

またバックスライドをさせてるという感覚を楽しめたりもします。もちろん普通に頭から針を刺してスプリットやテキサス、リーダーレスダウンショットで使う事もできますが、あくまでも今回はバックスライドセッティングで。

エビタヌキのカスタム

ちなみに、この『2.5″エビタヌキ』は尻尾を任意でカスタムができます。

通常時はこちら。

真ん中分け。

四分割。

お好みは?

さて、この前川に到着してバスが居そうなシェードやカバーを中心に目を凝らして見て行くと垂れ下がった草の奥(シェード)にバスの顔?がチラッと見えまして…。

「2.5″エビタヌキ」を静かに着水音を立てずにキャストをして少し沈めて誘ったり、少し上げて誘ったりを繰り返して釣れた一匹目がこちら。

まだ痩せているのが見受けられると思います。アフターですが、回復に向かっているバスですね。

バイトは少し沈めて誘っている時でした。

エビタヌキタックル

ベイト:YABAI BRAND「2.5″エビタヌキ(#005ヒヤケメロン/ブルーフレーク」』
フック:Gary YAMAMOTO「SUGOIフック1/0」
ロッド:ベイトキャスティングロッド67-L
リール:ハイギヤ・ベイトフィネスリール
ライン:フロロ10lb

クリア河川にて

なーるほど、前川はアフターなのね! という事で移動してきたのが神栖市の川。

湧水の効果もあってか、水は透き通っています。水深は50cmくらい。

浅く、透き通っているのでバスも良く見えますが、激スレ!…なのでマコモの中や、ほんの少し壁から生えている草とシェードに身を潜めている見えていないバスを、引き続き「2.5″エビタヌキ」のノーシンカーバックスライドセッティングで狙います。

カラーを「#003スカッパノン/ブルーフレーク」に変更

着水後にラインをフリーにしてバックスライドでフォールさせて。

ロッドを立てて、ルアーをリフトして素早くロッドを寝かせ、ラインが張らない様に上手くコントロールをしながら再びバックスライド。

この動作を繰り返していると…

完全回復したバスが釣れました。しかもデカい! 回復したバスは引きが強くて楽しいですね。

てくてく歩きながらカラーを変えて(#002グリーンパンプキン/ブルーフレーク)、先程と同様に対岸の壁と草が生えているシェードを細かく「2.5″エビタヌキ」のノーシンカーバックスライドセッティングで撃っていくと…

完全にハマってます! なんていい日だ(笑)

…どうやら「2.5″エビタヌキ」の新色が追加されるようですよ?


今回は以上となります。

これからの時期、朝夕は「河童クローラー」や「ヤバイチュッパ」、「ウキタヌキ」を使ってド派手に水面を炸裂させるトップウォーターゲームを思いっきり楽しんで、日中は「2.5″エビタヌキ」のノーシンカーバックスライドセッティングでカバーやシェードを撃っていく!というスタイルでバスフィッシングを楽しむのはどうでしょう?

参考にできる所があれば是非参考にしてみてくださいね。

最後までありがとうございました。またお会いしましょう。

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。
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