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【ライトロック/ハードロック】年間釣行300日以上のロコアングラー幸田樹典による”ハタゲーム”「状況別タックルセレクト術」

寄稿:幸田 樹典
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ライトロック特集

皆さん、こんにちは! 幸田樹典(こうだしげのり)です。

正にハイシーズン中、”ハタゲーム”。陸っぱりからだとあらゆるシチュエーションでアカハタ、オオモンハタ、キジハタなどを狙って楽しむことができますが、大きく2つのスタイルに分けることができます。まず1つが漁港や堤防といった身近なフィールドで手軽に楽しむことができるライトロック。2つ目が地磯や沖磯などからサイズを狙うハードロック。今回は、そんなライトロックとハードロックそれぞれのスタイルに最適な、タックルセッティングを紹介させていただきたいと思います!

幸田 樹典(Shigenori Koda) プロフィール

紀東~紀南エリアをメインに、ロックフィッシュやメバル、チヌなどのSWターゲットをはじめ、ネイティブトラウトやナマズにバスなど...、様々な魚種と日々奮闘を続ける年間釣行300日以上のスーパーマルチアングラー。ニックネームは「シゲちゃん」。1983年3月生まれ。

ライトロックのオススメタックルセッティング

まずは、手軽さが魅力のライトロックから紹介していきます。

ライトロックとは、手軽にエントリーできる漁港や堤防から軽量のジグヘッドロックフィッシュを狙うスタイルのことを指します。

主な釣り方に関してですが、ジグヘッド単体でリアクション的に狙うボトムワインド、または軽量シンカーを使ったフリーリグでボトムをジックリ狙う釣り方が存在します。こういったエリアで使用するタックルですが、新製品「ソルティーステージプロトタイプ ライトロック」。6ft9inに設定されている「XLRC69LT-BF」と、7ft7inに設定されている「XLRC77MLT+BF」の2機種が展開予定です。そして、それらに組み合わせるリールとしてオススメするのが、2022年アブ・ガルシアから新登場したベイトフィネスリール「ZENON LTX」です。

ソルティーステージプロトタイプ ライトロック

XLRC69LT-BF

XLRC77MLT+BF

ZENON LTX

製品名 自重(g) ギア比 スプール径/幅 ハンドル長 ライン巻き取り長 最大ドラグカ ラインキャパシティ PE1号 ベアリング 本体価格(税抜)
ZENON LTX 150g 8.3:1 30mm/22mm 85mm 78 cm 5kg 0.205mm/6lb : 70m 0.235mm/8lb : 50m 0.265mm/10lb : 40m 100m 9/1 ¥43,500
ZENON LTX-L 150g 8.3:1 30mm/22mm 85mm 78cm 5kg 0.205mm/6lb : 70m 0.235mm/8lb : 50m 0.265mm/10lb : 40m 100m 9/1 ¥43,500

アブ・ガルシア公式「ZENON LTX」詳細ページはこちら

「ソルティーステージプロトタイプ ライトロック」はとにかく軽くて高感度、またハタ類を掛けた時でも素直に曲がりながらも、強靭なパワーでシッカリ耐えてくれるので相手に主導権を与えることなく狙いのターゲットを引き寄せてくることができます。また両モデル共に絶妙なレングス設定で取り回しが良いのも魅力!

そして「ZENON LTX」との相乗効果により、軽量ジグヘッドやフリーリグなどのキャストも快適に行うことができ、最近は特にこの組み合わせを愛用しています。

ZENON LTX」はコンパクトで、なおかつ軽量。そして一番の特長は1g前後の軽量リグをストレスなく投げれるというトコロ! ライトロックに関してはそこまで軽量な物を使いませんが、3~5g程度のシンカーならトラブル等もなく誰でも投げる事が可能ですよ。ライトロックで平均的に狙えるサイズは30cm前後までですが、時にはそれ以上の魚もヒットすることが多々あると思いますので、その予防としてPEラインは0.6号以上を僕は巻いています。リーダーはフロロカーボンラインの10Lbが多いです。

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