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アタリを逃さない! メバリングはライン選びが重要!

寄稿:都 和彦
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皆さん、こんにちは都和彦です。

皆様も新型コロナウイルスでさまざまな行動を自粛され、苦労されているかと思います。

また併せて、医療従事者をはじめ最前線で戦う皆様に感謝いたします。一日も早くこの事態が終息することを願います。

さて、今回は旬のターゲット「メバル」、メバリングのお話をさせていただきます。

メバルはポピュラーに狙える魚でありながら、引き味もなかなか強く、食べても美味しい人気のターゲットです。

シーズン序盤の秋冬よりも、大型の個体が狙える春の時期はアツいものがあります!

ポイントはテトラ帯などをランガンスタイル

ポイントは漁港の常夜灯周りなどで釣る方も多いですが、私の場合むしろ灯りの全くない真っ暗なテトラ帯や波止場でオープンにキャストするスタイルです。

夜になると真っ暗になる波止

当たり前ですが、ライフジャケットはもちろんライトなどご自身の安全を守るアイテムはお忘れなく

私が通うエリアでは暗闇の中でメバル釣りをする人はあまりいないため、警戒心が比較的少なく、大型の魚が多いように感じます。

潮通しの良いテトラや沈み根が絡むような、メバルが身を隠すのに好適な条件がある場所がポイント。

そういった場所を見つけては積極的に狙い、アタリがなければ移動し、キャスト回数を増やすランガンスタイルで行います!

もし、あまり馴染みのない場所で暗闇を狙うのであれば、明るいうちに下見をしておくのもよいと思います。

初心者でも手軽で楽しめるワームで狙うのがオススメ!

釣り方としてはメバルはプラグでもワームでも釣れますが、これから始める方はワームでの釣りが手軽でオススメです。

私の基本スタイルはジグヘッド単体にピンテール系のワームをセットし、パイロット的にまずは1g程度からキャストを始めます。

私はオサムズファクトリー「プルプルピンテール」デコイ「ラウンドマジック」をヘビーユーズしています。

左)デコイの「ラウンドマジック」 右)オサムズファクトリーの「プルプルピンテール」

ジグヘッドが着水してからのカウントの取り方、自分の立ち位置、ロッドの立て具合、リトリーブ速度の組み合わせである程度のレンジをボトム付近から上の層までルアーの通すコースを変えつつ探っていきます。

リトリーブのコツですが警戒心の強いメバルに違和感を感じさせないように、できる限り一定の速度で足下までリールを巻き続けることです。

ピックアップ寸前で尺メバルがバイトするなんて事もありますから(笑)。

ここで釣果を上げるポイントを紹介!

先に述べたのですが、ちょっとした意識で釣果がグッと変わるポイントをいくつかご紹介します。

まずは表層を引く際に、徐々に沈んでいってしまうジグヘッドに対し、角度をつけてレンジをコントロールしてみると釣果にもつながります。

例えば、立ち位置も非常に重要なポイントです。自分が立っている場所からキャストする向き、ルアーの引いてくる角度や通し方が変わるだけでまったく食いがなかったり、アタリが連発に変わったりするのはメバリングでもよくある話です。

まだまだポイントやテクニックなどは多数ありますが、例えば流れに対して違う立ち位置から何度か通してみると、「この時はこれが食いやすい」など実践して感覚がつかんでいくのが一番かと思います!

メバルのアタリをとるにはライン選びが重要!

ジグヘッドの操作や魚のアタリをしっかり取るにはラインが重要になってきます。

私の使用しているラインGOSEN「CAST4」は程良いハリとコシがありメバルの小さなバイトも明確に手元に伝えてくれますし、強度も申し分ありません。

出典:GOSEN

しなやかさであれば、もしかしたら8本撚りのラインなのかもしれませんが、私はこのパリッと感のある「CAST4」が、小さなバイトでもしっかり手元に伝えてくれるのでとても気にいっています。

リーダーはGOSENフロロカーボン タイニーリーダーFCを簡単で強いGノットで矢引き程度の長さを結束します。

出典:GOSEN

出典:GOSEN

 

写真の通り、いいメバルが釣れ、CAST4の0.4号にタイニーリーダーFC1.5号で尺メバルも抜き上げられました♪

都 和彦(kazuhiko miyako) プロフィール

四国・徳島をホームグラウンドに、ショアからルアーで旬のターゲットを狙う。メバリング、アジングなどのライトゲームやタチウオ、チニング、シーバス、ショアジギングなど守備範囲も広いアングラー。GOSENフィールドスタッフ、オサムズファクトリーフィールドスタッフ、ZENITHフィールドモニター

ゴーセン(GOSEN)

1953年設立、大阪府大阪市中央区に本社を置く繊維ブランド。フィッシングラインの開発から始まり、その後テニスやバドミントンのガットなどを手掛け、現在は世界的に注目されているブランド。 すべての製造工程を自社内でトータルに手掛け、「細くて強い糸」の実現に向け、日々研究開発を重ねている。