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【バーサタイルの新境地】シマノ「20 NEWメタニウム」。フィネスカスタムも可能な名機の魅力に迫る。

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3月にRIGHTモデルが登場したシマノベイトリール“バーサタイルの新境地”「メタニウム」。

ビッグベイトやクランキング、撃ちなどのパワーゲームから、ベイトフィネスや小型プラグを使った繊細な釣りまでをカバーできる1台。

5月にはLEFTモデルの登場を控え、ますます機運が高まる名機に今回改めて注目してみたいと思います!

 

20 NEWメタニウム

シマノ公式「20 NEWメタニウム」詳細ページはこちら

 

バーサタイルの境地と呼ばれる所以

1992年に登場した「バンタムスコーピオン メタニウムXT」から進化し続けるメタニウムシリーズ。 2代目以降のシルバーの外観が特長的で、多くのバサーに愛されてきた名シリーズ。

今回新しくなった「20 NEWメタニウム」は、スプール・ボディ他が一新され、強さと軽さと抜けの良さが向上。

つまり、革新的技術によって「強さと軽さ」が融合したことにより、パワフルかつテクニカル、よりオールラウンドな使用感となっているんです。

それでは、詳細に迫ってみたいと思います。

MAGNUMLITE SPOOL Ⅲ(マグナムライトスプール スリー)

 

スプールを従来よりもさらに薄肉化、かつ耐久性を損ねない設計で、今までを上回る低慣性化を実現。 さらに、アンタレス・NEWメタニウムに搭載されているスプールは、外径(34 ㎜)に対し、幅19 ㎜のナロー(幅狭)形状とすることで、第二世代マグナムライトスプール比と比較して、約15%もの低慣性化を達成。

これにより、遠投性能はもちろん、従来を遥かに上回る軽やかな立ち上がりと、伸びが特長的なキャストフィール、そしてトラブル回避性能も大幅に向上しているとのこと。

 

CORESOLID BODY(コアソリッドボディ)

レベルワインドプロテクターとサイドプレートを金属で一体成型。それにより高い剛性と、パーミングしやすいコンパクトなボディサイズを実現。 強い負荷にも耐える強靭なボディは、大物とのやり取りや、カバーから強引に魚を引き出す際にも“たわみ”が発生しづらく、安定した巻きごこち。 安心してパワーファイトが可能になっています。

 

SVS INFINITY(SVS∞“インフィニティ”)

最新のSVS∞(インフィニティ)が搭載。 ブレーキ調整幅が広く、外部ダイアルの調整のみでポイントの奥の奥を狙い撃つキャストアキュラシーや遠投といった、幅広いシチュエーションに対応できます(内部ブレーキシュー:4個ON 時)。 さらに、内部ブレーキシューを調整すればより細かなブレーキ調整も可能となっています。

 

MICROMODULE GEAR(マイクロモジュールギア )

超小型精密ギアと精巧なボディハウジングにより、滑らかな巻きごこちを実現。 従来ギアとの振動比較においても振動レベルは半分以下(当社比)とのこと。 また、かみ合う歯数が増えたことにより、従来ギア以上の強度になっています。

 

S3D SPOOL(S3Dスプール)

切削方法を全面的に見直すことによりスプール精度が格段にアップ。 キャスト時の静穏性も向上(当社比)したそうだ。 ブレない滑らかな回転が、より遠投性能を高めているとのこと。

 

SILENT TUNE(サイレントチューン)

ベアリングの内外径や軸受外径にOリングを入れたことにより、シャフトやフレームとの密着度を高めガタつきを低減。回転ロスを排除し、高い静穏性と滑らかなフィーリングに。

 

重さを軽さで相殺

超高強度真鍮ドライブギアの採用により、ギア自体の重量は増加。

スタードラグやハンドルノブ等々、内外部の各パーツを見直すことによりその増加分を相殺。リールの耐久性を向上させつつ、前モデルの16メタニウムと同重量の175gをキープしています。

つまり。 これらの技術の融合により、強くて軽い。つまりパワーゲームからベイトフィネスまで対応する1台に。

オカッパリやボート、ソルトにも対応…。活躍するシーンを選びません。

 

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