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ハイプレッシャーでこそ真価を発揮!レイズスペクトラ61LL

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天龍のトラウトロッドのフラッグシップ、レイズスペクトラに3機種が追加されたのは既報の通り。

今回は3機種の1つ、RZS61LLについて紹介したいと思います。

コチラのRZS61LL、同じスペクトラのRZS51LLのコンセプトを基に、清流域から中流域の攻略を想定した作った経緯があるという。

天龍の舟木雄一さんに以前尋ねた時、できる限り51LLのアクションを残し1フィート延長したイメージだと話してくれました。

そもそも1フィート延長しているにもかかわらずできる限り同じアクション、操作性というのはこれまた難題にチャレンジしたもの。

51LLはスパッとピンでキャストが決まり、軽量プラグなどをキレよく動かすロッド。

レングスが長くなればシャープな振り抜き感が課題となってきますが、61LLは51LLと比較しバット部の張りを若干強くすることでスパッと決まる凛としたフィーリングを得たといいます。

天龍のお家芸といえるC・N・T(カーボンナノチューブ)も搭載。

出典:天龍

つまり投げてからのティップの収束が早いワケです。シリーズ全体にもいえることですが、このティップの収束の早さはこだわりどころでもあります。

出典:天龍

であれば、もちろん遠投性能は61LLに分があり、またその特性を活かすべく、51LLとの比較ではガイド(チタンフレーム・トルザイトリング)は糸抜けのよい1番手大きいサイズを採用、リアグリップ長も30mm延長しています。

 

出典:天龍

ハイプレ場で真価を発揮する

かなり時間をかけた自信作でもあると話していたのですが、時間をかけてでも作りたかった理由は、やはりハイプレッシャー場での打開策となるからです。

飛距離とピンを撃てる精度、キレのあるルアー操作、それを両立させ渓流域で使うようなルアーを本流で扱えるそんなロッドとなっています。

「これは手強い」そんな状況にこそ、その性能がフルに発揮されるはずです!

全長1.86m
自重74g
適合ルアー1~8g
適合ライン1~5lb
価格50,000円
公式製品ページは→コチラ

 

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。