メジャークラフト初となるエギ「餌木蔵」がリリースされたのは2019年。
あらためて、餌木蔵とはどんなエギなのかを紹介していきたいと思います。
出典:メジャークラフト
餌木蔵は水切れのよいノーズデザインとシャクりやすい姿勢を保つエッジシンカーでキレのあるダートを生みます。
そして、最も特筆すべき点はフォール姿勢の安定感。
これはサイドエッジボディーと呼ばれる、腹側にフラット面を設けた構造、そして前述したエッジシンカーとシャープノーズの相乗効果なのですが、水を適度に捉えることでフラつきが非常に少ないのです。
出典:メジャークラフト
そして、そういった好バランス・姿勢の安定が、アクション入力でキレのあるダートを生むという図式。
セミオートに誰が使っても姿勢が安定するので、非常に扱いやすいエギなんです。
サイズと沈下速度
サイズ展開は2.5号、3.0号、3.5号と大型から秋イカシーズンまで対応。
下記に表を入れましたが、どちらかといえば若干緩いスピードで沈下していくエギといえ、前述したフォール姿勢と相まって安定した姿勢でしっかり見せられるエギといえるでしょう。
また、ボトムステイ(底にエギを置いたままアクションは要れない)での姿勢にもこだわり、乗りが渋い時の活路を見いだせる仕様。
サイズ | 重量 | 沈下速度 |
2.5号 | 10.5g | 4.2~4.4秒/m |
3.0号 | 15.0g | 3.8~4.0秒/m |
3.5号 | 21.0g | 3.4~3.6秒/m |
カラー展開
そしてカラーです。
カラーは全11色。こちらもよく見てみると、ど真ん中を外さないラインナップで選びやすい!
大きく分けて考えてみると…
アジ(3色)
オマール(2色)
カブキ(6色)
となる。
アジカラーには、アジオレンジ(下地:金)とアジ(下地:金)、アジ(下地:銀)の3色。
アジオレンジはノーズ付近はピンク、これにオレンジを合わせた金テープ仕様。視認性が高くマヅメにも強い王道といえそうです。
そしてアジには曇天に強い金テープと晴天で効果を発揮しやすい銀テープの2種があります。
オマール系には2色。オマールブラウン(下地:赤)、オマールレッド(下地:金)があり、エビ感もあるのでオールマイティに使えそうなカラー。
オマールブラウンは下地の赤テープとブラウン系のカラーで澄み潮や、茶系のベイトフィッシュが底にいる時などにはかなり効きそうですよね。オマールレッドはシルエットでも見せられるカラーといえます。
そしてカブキカラーの6色。実績色をカブキ的配色!?で取り込んだラインナップ。
濁りに強いド定番のピンクには金テープと銀テープあり、日が昇って少し経った時間帯から真上に日が出てきたデイでのエギングもフォロー。
カブキオレンジには金テープと虹テープの2つの仕様。虹テープって中途半端な時間帯などを助けてくれるイメージがあって、結構重宝しますよね。
これにカブキブルー(下地:銀)、カブキオリーブ(下地:金)と渋いラインナップも。ブルーはボトムに強くてベイトフィッシュがいる時にもグ~! ナチュラルアピールをしたいならオリーブが効くことも多いハズ!
メジャークラフトらしく、ビギナーを置いてけぼりにしない設計で扱いやすいエギ! ぜひチェックしてみてください!