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【真冬の河川で圧倒的釣果】実績多数のジャークベイトとシャッドテールを超解説

寄稿:杉元 雄一
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冬のバス釣り特集2019

オススメジャークベイトの紹介

まずはジャークベイトからご紹介。

僕が主に使用するジャークベイトは「ヴァルナ110SP 」【O.S.P】と「ルドラ130SP」【O.S.P】。

この2種のルアーはハマった時の効果がすごく、僕が最も好きなジャークベイトの1つでもあります。

品名 サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
ヴァルナ110SP 113mm 16g サスペンド #6 29 1,800円
ルドラ130SP 130.0mm 20.0g サスペンド #4 37 1,900円

O.S.P公式「ヴァルナ110SP ・ルドラ130SP」詳細ページ

 

ハマった時の効果が凄まじい「ヴァルナSP」【O.S.P】と「ルドラSP」【O.S.P】

昨年の1月2日に、同船者の先輩と5本で7kgを越えた時が過去に一番ジャークベイトゲームでハメた釣りでした。

その時の気温は0℃~10℃。水温は6℃~7℃のフィールドコンディション。

そこで選んだエリアは水深1.5メートルから水深2メートルほどの張り出した岬周り。

そのエリアで最も高さのある岩に、「ヴァルナ110SP 」をキャストして、ジャーク&ポーズで誘うとイキナリ2投連続でバスをキャッチ!

 

急に風が強くなったタイミングで「ルドラ130SP」に変えて「ジャーク&ポーズ」していると、2020グラムの50アップを2連発でGET。

ここで同じような条件を探しながらボートを進めると、先ほどと同じような越冬場周辺の張り出した岬があったので、その周辺をアプローチ。

高さのある岩を1つ1つ丁寧に狙っている先輩にも待望のバスをGET。トータル5本の7kg越えで7280gありました。

正に冬のバスフィッシングにある低水温期のジャークベイトの力を先輩と共感した瞬間でした。

 

 

オススメするルアーカラーを紹介

実績十分な「ヴァルナ110SP 」と「ルドラ130SP」ですが、皆様にまず使って欲しいカラーがあります。

それは、「黒金オレンジベリー」、「クラウン」、「HFワカサギ」などのギラギラしたカラー。

このギラギラしたカラーにはアピール力があるので、サーチベイト的に使うのにピッタリなんです。

 

上から順番に「黒金オレンジベリー」「クラウン」「HFワカサギ」

写真はヴァルナ110SPです

出典:O.S.P公式「ヴァルナ110SP 」詳細ページ

 

クリアアップした河川で、状況によって効果的になるカラーがナチュラル系。その中でも最近最も気に入っているカラーが「ゴーストHFワカサギ」です。

ちなみに昨年の高梁川(たかはしがわ・岡山県)で初バスが応えてくれた時も「ゴーストHFワカサギ」でした。

 

「ゴーストHFワカサギ」

写真はヴァルナ110SPです

出典:O.S.P公式「ヴァルナ110SP 」詳細ページ

 

雨などの影響で濁りが入ったり、クリアアップした水質でも、信じて投げ込めるカラーが1つでもあれば、リズム良くバスフィッシングを楽しめますよ!

 

ジャークベイトで攻めるエリアについて

前述の通り、ジャークベイトで1番に狙うエリアは越冬場に隣接したストラクチャー。

具体的には、アウトサイドベンドのディープに隣接した張り出した岬や、大岩、橋脚などのマンメイドストラクチャーなどです。 特に、橋脚の周りには石やテトラなどの基礎があり、かつディープに隣接しているのでとても有効です。

エリアによってはストレッチの中に、2つ、3つと連続して続いている岬があるスポットもあります。

そういう場所にエントリーしてアプローチできるかどうかも、冬のバスを釣るために大切になってきます。

さらに言うと…ウィードの残りや、杭が複合するストラクチャーが絡めば激アツです!

 

季節のベイトに合わせたサイズへのローテーションも重要

「ヴァルナ110SP 」と「ルドラ130SP」をメインにゲームを組み立てていくんですが、通っているフィールドのベイトサイズにルアーのサイズを合わせてローテーションしていくことも重要なポイント。

たとえば、水温10℃前後の初冬と呼ばれる季節のタイミングでは、まだ小さなベイトが活動していて、比較的小さなジャークベイト「阿修羅II」【O.S.P】や「ドゥルガ73SP」【O.S.P】が有効だったりもします。

品名 サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
阿修羅II 92.5mm 8.4g サスペンド #8 18 1,700円
ドゥルガ73SP 73mm 4.7g サスペンド #8 15 1,650円

O.S.P公式「阿修羅IIドゥルガ73SP」詳細ページ

 

そして真冬「水温7℃以下」になると小型のベイトフィッシュも少なくなり、バス自体が動き回ることを嫌がるので一口でしっかり栄養が取れる大きめのサイズのベイトを好む傾向に。

となってくると、先ほどの「ヴァルナ110SP 」や「ヴァルナスペック2 110 SF」など大きめサイズのジャークベイトがバッチリハマるんです。

この場合「ヴァルナスペック2 110 SF」はサイレント仕様のスローフローティングモデルですが、ジャストサスペンドになるように板オモリを貼って調整します。

またリアのフックだけ、フェザーフックに変えるのもオススメですよ。

最大サイズの「ルドラ130SP」の出し所は、圧倒的に風が強い時に効果的! 他のジャークベイトが投げづらく感じた時は「ルドラ130SP」にかなうものはありません。

 

ジャークベイトのアプローチ方法

次はジャークベイトのアプローチ方法についてのご紹介。基本的に「2ジャーク1ポーズ」で動かします。

 

ジャークでみせてポーズで喰わせるイメージですが、特に大切なのはポーズの時間。

日によってポーズの時間は異なり、2秒が良い日もあれば、10秒が良い日もあります。

ポーズの時間が喰わせる間になるので、そこはその日のフィールドコンディション、現場のバスの様子をうかがいながら色々試してみてください。

 

ジャークベイト用タックルを紹介

寒い中、ジャークとポーズを繰り返すのでロッドは短めの6.7ft未満のMクラスのロッドがオススメ。リールは6.3のギヤ比のリール。

ラインはシューター・FC スナイパー【サンライン】10Lb~12Lbです。

 

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