最新ガジェット登場?!暗視カメラや360°カメラなどを駆使して夜釣りの動画を撮ってみると…!!
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
ジュラクロー発売から2週間。
各地の根魚マニアさん達から続々と朗報・奇報が届いているのを見てたまらず、イベントやらさらなる新製品の段取りでやたらと忙しい中、ムリクリ時間をひねり出してジュラクローフィッシングに行ってきました。
ただ、目的はジュラクローの実釣だけではなく、YouTubeチャンネル「INXテレビ」でご紹介する動画のクオリティをさらに上げるため、新しい撮影機材を買い込んだのでそのプラクティスと、現在進行中のニューロッド「サビア55(仮)」というショートロッドの実釣テストを兼ねたものです。
撮影機材も、プロトロッドも…新しいアイテムにドキドキが止まりませんw
新しいアイテムを試すべく…いざ実釣へ
ということで。
釣り物は、みんな大好きで日本全国どこにでも居て、かつ居さえすれば比較的イージーに釣れる根魚の代表選手である「カサゴ」。
さらなるスポットライトを当てたく、カサゴ一本に絞ったロケをしてきました。
マジでカサゴしか釣らない釣り。ルアーはジュラクローのみ。タックルはベイトフィネスのみ。しかもわざわざボートから。
…という、半ば変態的でかなりマニアックな釣りの様子は、動画の方で是非ご覧いただければと。
動画の撮影クオリティにこだわりたい
で、僕個人的にとても大事なのが撮影のクオリティの方。
なにせ予算の無い「INX テレビ」はプロカメラマンなど居るはずも無く、基本的に単独釣行のセルフ撮影。たまにカメラマンが居たとしても、それはインクスフィールドスタッフか地元釣友という素人ばかりですから、それはそれはもう大変な撮影なのです。
だって彼らも魚釣りしたいわけですから、撮影ばかりに構っていられませんよねw
そう、だからこそ機材が大事。
セルフ撮影で、いかに臨場感がある映像を撮るか。 いかにハウツー映像として撮るか。
これが最近の一番大きい課題となっているわけでして、昨年までのような「三脚立てての定点撮影」ではアングルは一点ですから、見栄えも悪ければ手元リーリングやロッドワークなど、ハウツーとして最も大事な部分が表現できないのです。
しかも、ナイトゲームともなると照明の問題が大きい。明るくすれば魚が怯えるし暗くすれば映らない。
闇ポイントのメバリングなどはそれの最たるものです。 過去にも動画撮影の照明で魚がスプークして釣れるものも釣れないなど、非常に苦労しました。実際釣る事よりもはるかに撮影の方に神経を注がざるを得ないのです。
ほんと、今までにもカメラや照明など機材に一体ナンボ突っ込んだやら…。
しかしまあアレです。 僕のアイデンティティは「フィッシングインストラクター」であるという自覚の元に、いかに皆さんのお役に立てる情報を提供できるかですので、その辺の努力だけは怠りなくやりたいわけですな。
新しい撮影機材を使ってみた
で、今回船に持ち込んで実際に使ってみた機材は以下の3種。
●汎用のビデオカメラ【SONY】
●360度カメラ(insta360 ONE X=市場価格6万円ぐらい)
●暗視カメラ(サイオニクスオーロラ=市場価格12万円ぐらい)
使い方としては、ビデオカメラは三脚定点で使用。
360度カメラは自分が動く都度手元に置き、友人が居ればプラス暗視カメラで要所を。という具合です。
結果から言うと…新しい機材、けっこう優秀でした。
特に手元に置いた360度カメラが優秀で、フリップキャストや片手リーリングやロッドワークなどの重要な部分が、真横や前方向やボートの外からなど、あり得ないアングルで撮れました。
また、暗視カメラも暗い水の中やロッドの曲がりなども収めることに成功。
そして、帰ってからは地獄の編集作業…。
と、まぁ今回の映像は釣果だけでは無く、こういった部分を意識して観ていただければ幸いです。
そう、工夫を凝らした血と汗と涙の作品なのです。 撮影技術や編集技術はまだまだアレですが…(笑)
もちろん、ジュラクローでカサゴをしっかり釣っているので、お時間がある時にでもお楽しみくださいませ。