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日釣工のライフジャケット安全啓発・着用推進に関する取り組みについて分かりやすく解説

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突然ですが、日本釣用品工業会をご存知でしょうか?

正式名称は一般社団法人日本釣用品工業会 (略称JAFTMA)で、日釣工(にっちょうこう)と呼ばれています。

何をしている団体かというと…

釣具及び釣り関連商品工業(以下「釣用品工業」という。)に係る技術に関する調査研究及び情報提供等を行うことにより、釣用品工業の健全なる発展と国際相互理解の促進を図り、フィッシング・レジャーを通じて国民生活における心身の健全な発展に貢献し、また豊かな人間性を涵養するとともに、魚類と釣り資源の保護及び釣り場等の自然環境の保護及び整備を目指し、もって我が国経済の発展に寄与することを目的とします。

出典:日本釣用品工業会

要するに釣りの発展を目指していろんな事業を行っている、127社の企業で構成されている釣り用品メーカーの団体で、1992年4月に設立。

詳しくはホームページで

会長は、株式会社シマノ代表取締役社長の島野容三さん。

有名なところでは、横浜で開催されるジャパンフィッシングショーの主催団体でもあります。

ジャパンフィッシングショー2017

みなとみらい・パシフィコ横浜で1月20日(金)~22日(日)まで開催

http://www.fishingshow.jp/


で、そんな日釣工が、1月6日(金)に国土交通省及び海上保安庁へ表敬訪問を行いました。

訪問先は国土交通省海事局と海上保安庁。訪問されたのは、日釣工会長の島野容三さんと、ライフジャケット安全・啓発ワーキンググループリーダーの高階才文さん。

日釣工では、2014年4月よりライフジャケット安全・啓発ワーキンググループを設置しており、ライフジャケットの性能向上や普及・着用推進に取り組んでおり、今回の訪問ではこの取り組みについて説明を実施。ぜひ頑張ってくださいとのお話をいただいたそうです。

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ライフジャケットといえば、船舶用の国土交通省型式承認品が広く知られていますが、これに加えて、日本小型船舶検査機構(JCI)の性能鑑定に適合したものを広く釣り業界において推奨、普及啓発していく方針。そのため、各メーカーのJCI性能鑑定適合品について消費者に分かりやすく表示を行う目的で、統一デザインのタグを製品に掲示するなどの工夫を施すとともに、店頭ポスターやジャパンフィッシングショーなどのあらゆる機会を通じて、普及啓発に努めていくとのことです。

 

ライフジャケット安全啓発・着用推進に関する取り組みについての詳細は以下の通りです。

1 ジャパンフィッシングショー2017での取り組み

①レジャー用ライフジャケット(固定式)展示

②膨張式ライフジャケット無料点検実施

③第三管区海上保安本部によるライフジャケット着用講習(1月21日、22日14::40~14:55)

 

2 レジャー用ライフジャケット(固定式)PR活動について(予定)

①ポスター等の店頭掲示

②消費者の皆様に向けた統一PR その1 Lタグ

Lタグ

③消費者の皆様に向けた統一PR その2 啓蒙タグ

④商品選択のご参考資料 使用環境ガイドライン

使用環境ガイドライン

⑤ホームページの設置

⑥CSマーク及び製品表示例

CSマーク及び製品表示例


ライフジャケットの着用推進のために、製品の性能などがさらに分かりやすく統一表示されるってことですね。これは購入する側としてはありがたいですよね。

日釣工ではライフジャケット着用推進の取り組み以外にも釣り場の清掃や魚資源の放流、釣り場の拡大ほか、釣り人が安全で快適に釣りを楽しめるような活動を行っています。

日釣工の事業について

http://www.jaftma.or.jp/about/index03.html

ぜひ、このような活動が行われているということ知っていただき、これからも釣りを楽しんでもらいたいと思います。