バリバスから惜しまれながら廃盤となった、あのフックが復活する…という情報をキャッチしました。復活するのはシステム5というオフセットフック。
今回は、その復活するシステム5について、VARIVASスタッフから寄稿を頂いたのでご紹介します!
システム5が関和プロ監修で復活
一昔前にノガレスから「システム5」というオフセットフックが販売されていたことを、バスアングラーの皆さんはご存じでしょうか?
オフセットフックならではのワームセッティングのしやすさと、ストレートシャンク特有のスピーディーでパワフルなフッキングを兼ね備えたフック。
リニューアルを機に惜しまれながらも廃盤となった同アイテム。
多くのアングラーから復活を希望する声を頂いておりました。
その中の1人が、霞ケ浦のサル番長 関和学プロでした。
この度、関和学プロ監修のもと、「システム5」を現代版に進化させるために、設計から煮詰め直して、プロトでのテストを経て、ようやく製品版が完成しました!
なので今回は製品版に完成した「NEWフック」の実釣テストの様子を伝えていきたいと思います!
最終テストに選んだフィールドは霞ヶ浦
最終テストを兼ねて、霞ヶ浦に繰り出しました。「ちゃんとバスが掛かるのか?」期待と緊張が入り交じりながらテストスタート。
まずは、縦ストラクチャーを中心にテキサスリグを打っていきましたが、低気圧の接近が関わっているのか、前日までの魚のポジションが変わってしまい、アタリがありません。
「それならば」と、関和プロの経験から魚影が濃いであろう実績エリアに移動。
オダやアシが絡むポイントで、関和学プロにヒット! ロングディスタンスでしたがパワーを殺すことなくフッキングしました。
アベレージサイズを難なくキャッチした関和学プロ。
フッキング状況を確認すると、しっかりとバスの顎を貫通しています。このフッキングならバレる心配はなさそうです。
さらに、アシ際でボイルしているバスに、関和プロがテキサスリグをキャスト。
これもポイントまで距離がありましたが、ガッツリと上顎に掛かっています。この時点で関和プロも「合格!」の太鼓判!
カバー周りの変化に気配を感じてキャストすると50UPが出現
私もバックシートで竿を出していましたが、とあるカバーで何かが動いたような気配。
すかさずダウンショットリグを投入すると、ラインが走ります! フッキングするとズシッと重さが乗りファイトした結果、キャッチできたのは驚きの50cmアップでした!
ビッグバスの硬い上顎をしっかり捉えており、改めてこのフックの性能の凄さを実感しました!
同じエリアで40cmアップもキャッチすることに成功!
テストとしては最高の成果! 大きな自信をもって世に送り出せます。
さらに、水門が絡むエリアで関和プロもダウンショットリグをキャスト。
狙ったピンでアタリがありフッキング! 明らかに良型と分かるファイト!
キャッチしたのはグッドコンディションの40cmアップでした!
これも完全に上顎を貫通し、120点の出来栄えです!
このフックは現在生産中です。
来年の春にはリリース出来るよう準備しております。
ぜひとも伝説のフッキング性能を体感してみてください!
ライン:ガノア・アブソルートAAA 12LB【バリバス】
フック:プロト #2/0
ルアー:名無しのミミズ 5in【ウォーカーウォーカー】
シンカー:3.5g
ライン:アブソルートMG フロロカーボン 7LB【バリバス】
フック:プロト #2/0
ルアー:カットテール 5in【ゲーリーインターナショナル】
シンカー:3.5g