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34の新しいジグヘッド「グリッターヘッド」を家邊克己が解説!【メタルジグとジグヘッドの融合!?】

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アジング特集2019

数々のアジングアイテムを輩出してきた34。

そんな34から新たに登場するジグヘッドが「グリッターヘッド」!

これがグリッターヘッド(プロト)独特の形状をしている

今回はこのグリッターヘッドについて開発した家邊さんご本人に解説してもらいました!

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

グリッターヘッドとはどんなジグヘッドなのか

グリッターヘッドはジグヘッドというよりもメタルヘッドと言った方が良いのかも知れません。

なぜならジグヘッドとメタルジグの融合として考えたからです。

※実は「グリッターヘッド」という名前に決まる以前は実際に「メタルヘッド」という仮称で呼ばれていました!

メタルジグ&ジグヘッド、それぞれの特徴のハイブリッド

メタルジグの特徴は、独特のきらめきによるリアクション。

そしてジグヘッドの特徴はよりナチュラルな動きと重さ形状を変えることによる自由自在な沈下スピードを演出できること。

この二つを融合させることによって、より画期的なモノができないかという発想で作り上げました。

その特徴はズバリ「キラメキ」と「スローフォール」です。

グリッターヘッド開発のきっかけ

ちょっと話が逸れますがこのジグヘッドを作ろうと思ったキッカケを話しておきます。

キッカケは昨年の夏の北海道釣行でした。

実は北海道にアジがいると聞きつけ、どうしても釣りたくなり出かけたのですが流石に北海道は広い。

3泊4日の旅ではアジを見つけることはできませんでした。

しかし内地では見たこともない沢山の魚がアジングタックルで釣れてくれ、改めてアジングタックルの持つポテンシャルの凄さも同時に感じました。

みなさんがヘビータックルで臨まれるクロソイやマゾイ、そしてアイナメまでおよそ内地では考えられないサイズの魚までアジングタックルで取り込みました。

それがものすごく新鮮で楽しく、アジを対象としたアジングとはまた違った意味で魅力的な釣りでした。

この楽しさをみんなにも味わってほしい

これを内地でもできないか、この楽しさを釣り初心者の人に分かってもらえたら、アジングがもっと身近なモノになるのではなかろうかと考え、そこからあれやこれやと考え出しました。

リグのコンセプトは『何でも釣れるリグ。』

リグの動かし方によりアジからガシラまで何でも釣れ、スローアクションに反応する魚からリアクションに反応する魚までまとめて釣る!これが最大の特徴だと思います。

最大の特徴「スローフォール」

そもそもグリッターヘッドのアクションがスローフォールになったのは偶然の賜物です。

元々はメタルジグのキラメキと通常の重量のフォールスピードの組み合わせによるメソッドを開発すべく取り組んでいたのですが、色々な形のサンプルを作ってそれぞれのフォール姿勢などを観察していた時にフォールスピードが遅いことに気がつきました。

そこから形状によるフォールスピードの違いを考え出したのです。

スローフォールするのは非常に大きなメリットで、このおかげで小魚を追い掛ける活性の高いアジはもちろん、プランクトンを餌にしているアジまで狙うことが出来るようになりました。

反面、ジグの下側にあるメタルジグを模した板部分が吸い込みを邪魔するケースもありました。

それに対処するために板の長さの調整を繰り返し行い、吸込みの邪魔にならない位置を見つけることができました。

それゆえに今はデメリットはなくなったと言えます。

下側が平らになっていることで抵抗を受けてスローフォールを実現!

動画でも家邊さんに解説していただいています!

家邊さんの連載でも続々釣果報告が!

ルアーニュースRの家邊さんによる連載『週刊!アジングマニアックス』でもグリッターヘッドで様々な魚種をキャッチしている様子が書かれていますよ!

この記事ではアイナメをキャッチ!

こちらではグリッターヘッドでイサキ!

日本のみならずマレーシアではダートフィッシュ(日本名:小判アジ)が!

シンガポールでもサガエや海のナマズ(?)もキャッチ!

発売は2019年10月を予定

発売は10月ごろ予定!発売が待ち遠しいですねー!