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【脅威的勝率のヒミツ】TOP50シリーズ暫定首位キープ&ワイルドカード優勝【寄稿by三原直之】

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七色ダムの天才級バスを釣る方法とは…

そして、その2日後に奈良県・七色ダムで開催されたバサーオールスタークラシックワイルドカード。

これも最近の勢いそのままに優勝することができました。

前日のプラクティスでは、「ウナ10(イールクローラー10インチ)」&「ウナ9(イールクローラー9インチ)のスキッピングからのバンク当てや、岸際チョウチンなど、とにかくロングワームへの反応が良く、周りのプロの方々とも「8〜10kgは要るのでは?」とか「ライブウェルが小さくないか?」とか、とにかく景気良く釣れるプラクティスでした。

そして、試合当日…。

前日に良かったレイダウンにネコリグを撃ち込むと、いきなりギリギリキーパーサイズが登場。

前日は800〜1kgまでしか釣れず、安定のキーパーパターンだと読んでいたのに、いきなりの400gサイズ…。

「これは湖が変わった」と判断し、開始15分で前日のプランをバッサリ切って、探し直しのラン&ガンを開始!

ダムの流れが止まったことにより、流れを求めてるバスを追い掛け、西ノ川のバックウォーターに入り、いきなり60cmクラスのビッグバスを食わせるも、スッポ抜け。

さらに、中流のS字ベンドにて60cmクラスのスクールに発見し、狙うも、難し過ぎて約2時間近くを費やしてしまうことに。

勝つためには逃げる!

ここで「勝つためには逃げる!」と、天才バス達に白旗を振り、再び西ノ川へ。

すると朝よりも30cmぐらい減水していたので、バスの通り道であるアウトサイドの小規模岩盤から入ると、案の定バスを発見。

リミットメイク&ベースアップを優先して、「三原虫」で1匹釣り、そこから「スキニーイール4インチ・プロト(三原生ミミズカラー)」の0.5gネコリグで入れ替えまでする怒涛のラッシュ!

一番小さい魚で700gまでベースを上げて、目測5kgオーバー。

さらに一番小さい魚をビッグバスと入れ替えるべく勝負に出て、ラスト10分に見つけたビッグバスのスクールに「ギルロイドjr」をアプローチしたのですが、まさかの1800gクラスを最後の最後でバラシ。

ミスしたら勝てないのが、勝負の世界。

正直、優勝は無いなと思っていました。

いざウェイインしてみると周りもあまり釣れてなくて、ベースアップに徹したことが吉となり5700gでまさかの優勝!

バサーオールスタークラシックへの切符を掴むこととなりました。

「スキニーイール4インチ」の「三原生ミミズカラー」が炸裂

今回の七色ダムで爆発した、「スキニーイール4インチ」の「三原生ミミズカラー」ですが、TOP50遠賀川戦の時に今江プロから、一握りごそっと頂いたモノが、まさかここで火を吹くとは思ってもみませんでした。

七色ダムのような視覚を頼りにして食っているような繊細なバスには、この「弱さ」と「細さ」は超効果的!

さらに、七色ダム用に作って貰った「三原生ミミズカラー」も圧倒的に効いて、バスの反応が良すぎて西ノ川のバスが簡単に思えたぐらいでした(笑)

そして、三原直之プロデュースのサイトフィッシング用ロッド「ロデオライド リバイバー」のプロトスピニングロッドで、サイトフィッシングでキャッチできたこと。

全てが理想的な釣り方でした。

「スキニーイール4インチ(三原生ミミズカラー)」&「ロデオライド リバイバー」とくれば鬼に金棒とバズーカ並の破壊力でしょう(笑)

という訳で、2019年トーナメントシーズン前半戦は、自分でもビックリするほど絶好調で、お立ち台率は100%!
このまま、トーナメントシーズン後半戦もブッチ切って好調を維持してしていきたいところです。
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