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今江克隆のルアーニュースクラブR 第959回「上半期のトレンドを発表!」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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「グライドリグ」がキてます!

そして、両極端とは少しずれるが、「ギルロイドJr」の絶好調さをフォローするかのように、また実際にそのフォローとしても好調なのが「フラットヘッドゴビー(フラゴビ)」の「グライドリグ」である。

リリース当初からその反響は大きなものがあったが、やはり通常のライトテキサスリグやフリーリグでももちろんだが、狙い通りにノーシンカーに近い状態での使用で非常に良い結果が出続けている。

旧吉野川戦決勝、「フラゴビ」のノーシンカーでキッカーを仕留め大マクりの準優勝。柔らかく重いフラゴビはノーシンカーで最強の威力を発揮する

特に4インチは14g近い重量があるためキャストがしやすいこととディープ逆リブ構造の効果でテールが動かない速度でのズル引きでも十分に喰ってくる、ノーシンカーならではの強みが活かされているからだろう。

このディープリブ構造が生み出すフラゴビ特有のデカくて丈夫なのに非常に柔らかい感触は、バスが一度咥えたらなかなか吐き出さないためフッキングが非常に良いことにも大きく貢献している。

ただ、非常に丸呑みが多いので、送り過ぎは厳禁である。

また、先月リリースされた「フラットヘッドカーリー」は、ヘビキャロに特に効果的なのだが、裏技でテールを「カットテール」にすることで、アンクルテールのフラゴビ以上のパタパタグライドアクションを出すことができる。

死に掛けギルのスパイラルフォールを演出したいならフラカリの「カットテール」版が最強。パタパタとテールを棚引かせながらグライドする。カットの分量でグライド幅も変化します

パドルテールのようテールをパタパタさせながらグライドする姿は、バスに襲われて弱ったギルそっくりなので、この裏ワザは是非試してみてほしい。

つい最近、ガンクラフトの「シェイプスフック」が、フックの軸にシンカーが付いたグライダーフックとして唯一JBのFECO エコタックル認定されていることを知り、大量購入してしまったが、このフックの#2/0はフラゴビ3インチ、#5/0は4インチにベストフィット&ベストコンビなので超オススメです。

唯一、JBのFECO エコタックル認定の「シェイプスフック」。 ノーシンカーに近いグライダーヘッドとして、これがフラゴビに最高にマッチ

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