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スーパーライトジギング発祥の地・伊勢沖発信!イサキを中心に狙うS.L.Jのテクニックを伝授!!【ガンクラフト】

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ジギング特集2019

表層を探ったら1.5~20mの中層を狙う

続いて1.5~20mの中層を狙っていきます。

舟の流れる方向にキャストして釣っていく方法を紹介

志摩沖ではドテラ流しで潮流や風の影響を受け船を流してより広範囲を探っていくのですが、船が流れて行く逆の方向にジグを流し釣っていく方法と、船の流れていく方向にキャストし釣っていく方法があります。今回は後者を紹介致します。

『麦わらイサキはタナを釣れ』という言葉をエサ釣り船の船長に教えていただいたことがありますが、食性が変化しほかのフィッシュイーターとともに小魚を追うイサキをジグで狙うのに、実際にはエサ釣りとは条件も異なりますし、魚探への反応の出方も違いますので、この言葉が当てはまらないかもしれませんが、ジグで狙う場合も泳層をイメージして見つけ、同じタナを探ることでバイトを多く得ることが重要になりますので、そういう部分では同じかもしれません(^-^)

まずは船の流れて行く方向(潮上、風上)にキャストします。

おそらく釣座のスペースなどの関係でアンダーハンドキャストを使用する場合が多いと思います。

ロッドはGC-OKSLJ S640-Mを使用します。

ジグはコソジグmini20~45gを泳層や海況で使い分けますが、単純な所でいいますとはじめは、軽い=よりフワフワで良いと思います。

飛距離よりも手返し重視

私がトラブルレスを第一にキャストしますと、大体飛距離は25~30mですが、飛距離よりも手返しを優先させています。

なぜかと申しますと、船がジグの着水点方向に流れて行っているので、船速が1ノット前後で流れれば、私のロッドアクションですとあまり距離は重要でなくなるからです。

ロッドアクションですがチョンチョンとティップ付近で操作し、その後少し長めのストロークでフォールをいれます。

当然船は流れますのでここで糸ふけを取るためにリールを巻きます。

この動作をジグが足元まで来るまで続けてピックアップ。そして再びキャスト。

このシークエンスを繰り返します。

船速に合わせて巻き取る量を調整

コツとしては、フォール後、糸フケを巻き取って次の動きに入る時ジグがすぐに動作できる状態を作ることです。

そのためには船速などに合わせて巻き取る量を調整する必要もあります。

このアクションではジグは船の動きで着水点付近をあまり移動せずにイメージした泳層をフワフワと漂います。

ですので広範囲を探るために私は飛距離よりも手返しを優先しています。

次に横の動きを優先する場合はロッドアクションをピピピと小刻みに刻み動かしながら同時にリールを巻いて手前に引きます。

ジグの泳層を上げたければロッドは立てて操作し、ラインの水面との角度で泳層を意識します。

タダ巻きも有効です。色々試してその日のパターンをつかんで楽しんでください。

釣り上げている魚をみることで自分のルアーの泳層を知ることができる

周りがイサキを釣っているのに自分には釣れない…。

そのようなとき、自分が釣り上げている魚を見ることで自分の泳層を知ることができます。

志摩沖で言いますとアカハタです。

アカハタを多く釣り上げているならば自分が思っている以上にジグの泳層を上げて下さい。

極端と思われるかもしれませんが、底取りを止めてもいいです。

私の場合、キャスト後に直ぐにベールを返し上から泳層を合わせていきます。

『イサキはタナを釣れ』ですからね(^-^)

今回は船の進行方向へのアプローチの一部を紹介させて頂きましたがフィールドで試して頂けたら幸いです。

釣りのページでは一般的なドテラ流しの釣り、ベイトタックルでの釣りを紹介します。

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