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【ラグゼ・久角真梨奈が贈る女性のためのオフショジギングVol.1】オフショアジギングにハマったきっかけと気付いたコト

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少しずつ分かってきた「力」だけじゃないコツ

初めてブリを掛けたのは、日本海の丹後の白石漁礁。

水深120m前後あり、ドテラなのでラインも水深+20m以上はラインが出て、ジグも200gを使っていました。まだ、シャクることにもあまり慣れておらず、シャクり疲れている私に深場でブリの初ヒット。

もう、拷問としか思えないくらいしんどかったです(笑)。

ファイトもどうしたらよいか分からず、常に力いっぱいずっと気を張った状態。8kgほどのブリを10分ほど掛けててやっと上げてきた記憶があります。

その後、ブリを釣り上げる数も増えると、力を入れるタイミングが分かり、ブリの場合なら走る時は走らせ、止まった時に巻いてくるなど、少しずつ慣れてきました。

初めてのオフショアジギングでは、体育会系のガッチリした男性でもメジロを上げてくる時に疲れ切っている方もいらっしゃいます。意外と力任せに上げてくると、とても疲れるのです。

逆にコツさえつかんでしまえば、女性の方でも10kgのブリが掛かってもゼィゼィならず上げてくることができます。

魚によってはゴリ巻きをしないといけない魚もありますが、根に走っていくような魚でなければ、自分の体力に合ったドラグ設定にするなどが大切になります。

自分に合ったドラグ設定があった

私はキハダも狙いますが、最初の頃はドラグをガッチガチでファイトしなければいけないと思っていて、キハダをたくさんキャッチされている男性と同じドラグを掛けていました。

しかし、いざ掛かった時でした。

一気に体に負担が乗り、竿を立てることもできず…。海に引っ張られていく恐怖と、ただただ竿を持っているのが精一杯でバレた事がありました。

その後、たくさんの方にアドバイスを頂き、勉強し、女性では体重も筋力も違うため、ムキムキの男性と同じドラグを掛けては危ないことも知り…。それまで掛けていた半分くらいのドラグ設定でも大丈夫なことを知りました。

そうして、再び。

キハダが掛かってファイトをすると、魚に主導権を握られっぱなしだった以前とは打って変わって、ファイトができるようになっていたのです。

大きい魚となってくればある程度のドラグは掛けなければいけないけれど、それでも「自分の体力に合ったドラグ設定」にする。結構重要な事を体感することができました。

それと同時に、タックルについてもバランスの大切さを考えるようになるのです。

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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