今江克隆のルアーニュースクラブR 第952回「最新ビッグベイト・サイト理論」の巻
ビッグベイト・サイト(フィッシング)が、ビッグトーナメントを席巻!
さて、先週は三原(直之)プロが、「ギルロイドJr.」でJBトーナメント東条湖レコードをマーク。
TOP50七色ダム戦に続きJB2も制し、ビッグベイト2連勝を飾ったが、今週は明邦化学工業(バーサス)のスーパー営業マンの仲ちゃんが琵琶湖オープン開幕戦を、これまた「SG+アユロイド」で制覇。
今年のトレンドの1つなのか、各地でビッグベイト・サイト(フィッシング)が、ビッグトーナメントを席巻し始めているようだ。
サイトと言えば、スピニングフィネスのイメージが強いが、近年は確実に巨大なバスを狙って仕留める最短距離の方法として、ビッグベイトサイトが、急速に注目されるようになってきている。
プレッシャーの極地でもあるTOP50や、参加者300名を超える琵琶湖オープンで、ビッグベイトで優勝できるビッグベイトサイトのポテンシャルは、すでにトップアングラーの間では様々な創意工夫がなされ、今やスピニングフィネスより遥かにシークレット性の高い釣り方と言えるかもしれない。
以前はビッグベイトといえば、豪快にブン投げて、豪快に巻いてくるイメージが強かったが、最前線のビッグベイトサイトは、見た目のタックル、そして掛けてからのファイトは豪快そものだが、アプローチから反応させるまでの経緯はライトリグより格段に奥が深く、ルアーの選択からアプローチの方法まで非常に多種多様に亘っている。
ある意味、使っているモノは豪快だが、仕掛ける方法に関しては3Lbラインのライトリグにも勝るとも劣らないほど繊細で丁寧、そしてバスの習性をかなり深く知っていないと成立しない、豪快とは真逆の「スーパーフィネス」な釣りだと認識しておかなければならない。