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今江克隆のルアーニュースクラブR 第950回「理想のビッグベイト像とは!?」の巻

今江克隆(katsutaka imae) プロフィール

株式会社イマカツ CEO。日本最大のトーナメント・JBシリーズにおいて、全てのメジャータイトルを複数回に亘り獲得し、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年、株式会社イマカツを設立。ニッポンのバスフィッシングの中心を走り続けるプロフェッショナルアングラーだ

超難産なビッグベイト「レプリケーター」の狙いを初公開!

さて今週は、苦節もう何年目になるのかよっ!?てぐらい、長期開発になっているイマカツのビッグベイト「レプリケーター」の開発コンセプトと、その狙いを初めて詳しく紹介しよう。

3年前のフィッシングショーで既に発表されていた「レプリケーター」。試行錯誤を経て、遂にこの夏、様々な新機能を備えてデビューか…。 ちなみに、この姿は変幻自在な「レプリケーター」のほんの一つの姿に過ぎない

もともと「レプリケーター」を開発するキッカケになったのは、実は「ジャバロンハード」である

多関節の極み、高速巻きとデッドスティッキングは最強だった「ジャバロンハード」。時代を先取りし過ぎて不遇の名作に。今、300mmサイズを作ればどうなるやら?

ビッグベイト、特にプラボディのリップレス系ビッグベイトには、最もポピュラーな2関節を中心に複数の関節を持つ多関節のタイプがある。

大きくS字を書いて泳ぐ2関節系に対し、多関節系はジャバロンの動き同様、比較的直線的ながらボディのウネウネとした複雑なウネリアクションが主流である。

この多関節の動きは、高速で巻けば巻くほどタイト&ファストになり、自分はこのアクションを小魚が怯えて必死に逃げる様に見えるため「シヴァーアクション(shiver action)」と昔から呼んでいる。

要は昔々に一世を風靡したプリメス殺しの「ジャバロンのヘビーテキサス(通称:ジャバテキ)」の早巻きがその呼び名の発祥である。

このS字系とジャバラ系(多関節系)の効果の違いは、S字系は巻くだけでもそのダイナミックで規則正しい左右スライドでも釣れたが、そのダイナミックさ故に、バスが見慣れてしまった最近は、ただ巻いて使うケースは減少。

むしろプラ製ならではの正確なサスペンド性能と、ショートジャークで左右のスライド方向を決めやすい性能を活かしてリアクション・サイトで使われることが多くなった。

バカラックではナベが12ポンドのデカバスをゲットし、私は呆然…既にこの頃から多関節系はヤバかったのだ

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