ゲーリーのスゴイフック。

その登場から30余年が経った今なお根強い人気を誇るオフセットフックで「これじゃないと…」というアングラーも多数。また、ゲーリー総帥の河辺さんをして「完成されたフック」と言わしめるフック。
気になるのは何が、どうスゴいのか。
スゴイフック
オフセットフックの源流とも呼ばれるこのフック、2023年にパッケージのリニューアルを果たしている。パッケージのみでフックの形状が見直されない理由は、ゲーリー総帥 河辺さん曰く「変える必要が無い」から。

| 製品名 | フックサイズ |
| スゴイフック | 1/0・2/0・3/0・4/0・5/0 |
4inグラブ専用フック?
この「スゴイフック」が開発された経緯はゲーリーの泣く子も黙る名作「4inグラブ」が起因。

4inグラブを当時のオフセットフックで使用すると、フッキング率が悪くなった。その理由は、当時のフックは、ラインアイから伸びたワイヤーが90度に曲がり、そこからさらに90度曲がってフックポイントに向かっていくものが多く、その形状のままワームをリグると、ストレートフックのようにフックポイントを出さないことが大前提となっていて、当時のワームの中ではかなりファットだった4inグラブにはマッチしなかったから。
そんな時に当時ゲーリーファミリーだった反町裕之プロから「一旦針先を外に出して、もう1回針先だけをボディに埋めるとフッキングが良くなる」という助言が。
これを試したところ、フッキング率は確かに良くなる。ただ、ワームが曲がりやすく、そしてセッティングがかなり難しいというデメリットが存在する。フッキングは良くなる。ただ、セッティングが難しい…ならば新しい針を作ってしまおう。
このような経緯で、「スゴイフック」の製作が動き出したとのこと。
新しいスタンダードとなった「スゴイフック」
反町裕之プロのセッティングを簡単にできる形状、かつワームがねじれずアイ周辺のワームズレを防止する形状。これをクリアするために、フック自体を大胆にワイドゲイプ化。さらにラインアイのクランクは、90度よりも鋭角に設定。

こうすることでワームのズレが軽減、さらにアイとフックポイントのギャップが広くなることで、リグの低重心化に貢献。ワームの動きが安定し、特にノーシンカーで使用時のワームそのものの回転が軽減。
このフックの形が世に受け入れられ、他のメーカーも追随する形に。日本のみならずバスフィシングの本場アメリカでもこの形が採用され、新しいスタンダードになったという。

魚との唯一の接点であるフックこそ、これまでの信頼と実績が重要ではないか。
スゴイフック、ロングセラーになるだけのことはありますね。


























































