こんにちは!ボトムアップの鈴木翔です。
今回は、バスフィッシングにおけるライン(釣り糸)の使い分けについてご紹介します!
バスフィッシングで使うライン
ラインの種類は、大きく分けて3種類。

ナイロン:比重はわずかに沈む程度のほぼサスペンドで、伸縮性に長けている。
フロロカーボン:比重が高く、耐摩耗性にも長けている。
PEライン:浮力があり水に浮く(一部例外もあり)。ほぼ伸びが無く、感度が良い。
他にも特徴はありますが、ざっくり言うとこんな感じ。使い分ける上で比重の違いは大きく、それぞれの釣法に最適なラインも変わってきます。
トップ~サブサーフェイス
例えば、今の時期。産卵を終えたバス達は浮き傾向になりやすく、トップウォーター〜サブサーフェイスの釣りが熱いタイミング。


直近で良い釣りができているバズベイトには、ナイロン(アブソルートHB[ナイロン]16ポンド)を愛用しています。
糸が軽いので、投げた先でも糸が水面につきにくく、スローリトリーブでの水面キープがしやすくなります。16~20ポンドとやや太めをチョイスすることで、ナイロンの伸びを適度に抑え、シングルフックのフッキングに必要なパワーのロスを防ぐ意図も。
1/4oz.クラスの軽量スピナーベイトにもあえてナイロン16ポンドを使用する事がありますが、そちらはルアーのレンジを上げたい場合。軽くて太いナイロンを使うことで、フロロカーボンよりもワンランク上のレンジをゆっくり引いてきやすくなります。

また、この時期の水面に出切らないような状況下で有効な、シンキングスイッシャーにもナイロンは最適。比重が軽い分、沈下速度を抑え、よりシビアなレンジキープにも対応します。
この手のルアーは、バスが軽くついばむようなバイトも多いですが、そのような弱々しいバイトを乗せる”クッション性”を備えていることも、ナイロンならではの特徴ですね。
沈める釣りにはフロロカーボン
一方、沈める釣りや糸の重さを利用したい釣りにおいては、やはりフロロカーボンの出番。

・硬い物(岩など)に対する耐摩耗性の高さ
・ナイロンに比べ硬く伸びが少ないことによる感度の良さ
・糸の重さによるタワミを活かした、ナチュラルな誘い
など、やはりバスフィッシングにおいて最も出番の多いラインはフロロカーボンです。
今時期に出番の多いノーシンカーリグでは、比重が高いことでアクション面にも有利に働きますが…時には糸が太くなることで抵抗が増し、ワーム本来のアクションが損なわれることも。僕の愛用するフロロカーボン(アブソルートAAA)は、一般的な同ポンド数のフロロカーボンに比べ、ひと回り線径が細いので、14ポンドで撃つようなところも12ポンドで難なくこなせます(=ワームアクションを最大限活かしやすい)。
ロケ中、12ポンドで4/0フックを伸ばして回収できる強さに、カメラマンさんも驚いていました。

一方で、シャッドテールワームのタダ巻きのように、糸のタルミを巻き取るような釣法では、あえて太め(16ポンド)を使って糸の重みを活かしてタルミを作りやすくする場面もあります。
使用頻度が高まってきたPEライン
最後にPEライン。ここ近年、使用頻度が急増している方も多いのではないでしょうか。

・細くとも強度があり、軽量ルアーの飛距離を伸ばせる
・伸びがほぼ無いので感度が良い
・対植物系カバーでは圧倒的に強い
など、PEラインのメリットは大きいです。
ただし、風に流されやすい、硬い物の擦れには弱いなど、致命的な弱点もあるため、やはり使い分けが必要になってきます。
ライトリグを扱うスピニングタックルでは、フロロカーボン4ポンドが基準だったところから、近年ではPEライン0.6号+フロロカーボンリーダーが基準に移り変わってきました。
しかし、個人的見解としては、どちらも必要。特にスイミング系の釣りでは、伸びの少ないPEラインだとワームがキビキビ動きすぎて違和感を感じます。また、PEラインは風に持っていかれやすいので、レンジコントロールやラインメンディングの難易度も高まります。
遠距離であれば、PEラインの伸びが少ないことによる操作性の高さやフッキングの良さが活きてきますね。

2年ほど前から実践しているPEベイトフィネスは、マッディシャローの釣りにおいてメリットが多いです。今後、当連載にて詳しく解説します!
このようにラインを使い分けることは、ルアー本来の性能を最大限引き出すことや、釣りのしやすさ、フッキング性能など、様々な面に関わってきます。ルアーの使い分けと同様、ラインも使い分けていただき、より奥深いバスフィッシングをご堪能ください!


























































