春のハイシーズンを迎えた熊本県のホーム河川。しかし、今年のフィールドからは例年のような爆発力が感じられず、気難しい状況が続いていた。
その最大の要因は、この時期のゴールデンベイトである「コノシロ」の動向だ。例年であれば、コノシロの群れに付くシーバスを広範囲に探るスタイルで、比較的イージーに口を使わせることができる。しかし、今年はコノシロの回遊に日ムラが激しく、漫然と群れの到来を待つオープンウォーターの釣りでは完全に後手に回ってしまう状況だった。
そこで絞り出すことができたランカーシーバス。その時の状況をお伝えできればと思います。

不確実な回遊を捨て「ピンポイント」を撃つ
そこで、不確実な「回遊待ち」の釣りを早々に見切る決断を下した。狙うべきは、自ら捕食に好条件な場所でエサを待ち構えているであろう居着きの個体だ。
着目したのは、地形変化、流速差、そして明暗の「影」。これら複数の捕食条件が重なる複合的なピンポイントへ狙いを絞り込み、最適な潮位のタイミングを見計らってエントリーした。
この手の狭いスポットでの釣りは、ミスキャストや無駄なプレッシャーが命取りになる。勝負は数投で決めなければならない。
静寂の中、狙い澄ましたキャスト。ルアーが着水し、シャローからブレイクへと続く落ち込みへ、ルアーに当たる水流をコントロールしながら流し込んでいく。そこに入った1投目。
「ドスンッ!」
明らかに大型と思われる手応え。上がってきたのは90cmのランカー。
「GUIDUS PE×9」のポテンシャル
流れの向こう側で起きたバイトを即座に感知し、完璧なタイミングでのフッキングに持ち込めたのは、今回メインシステムとして組んでいた「GUIDUS(ガイダス) PE×9」の真骨頂である“金属的な感度”の恩恵に他ならない。

しかし、ヒットしたポイントには厄介な牡蠣殻が点在している。あまりのんびりとファイトしていればラインブレイクに繋がるシチュエーションだ。
ここはラインシステムを含め、自身のタックルを信じて強気に。主導権を渡さず、一気に寄せてのスムーズなランディングに成功した。
タフコンディション下で一撃必殺のアプローチ、そしてファイトを支える信頼のラインシステム。すべてが噛み合った会心のランカー捕獲劇となった。
ロッド: MMB-992-TR【ジークラフト】
リール: エクスセンスDC【シマノ】
ライン: [GOSEN] GUIDUS(ガイダス) PE×9 パープル 2号【ゴーセン】
リーダー: ROOTS FCリーダー 40lb【ゴーセン】
ルアー: K2F142T:1【タックルハウス】






















































