前回、スト系を得意とするダイワプロスタッフ宇佐見 素明さんに聞いたのが「スト系(ミドスト・ホバスト・ボトスト)の極め方」。
リグの使い分けやアクションのコツが分かったところで、次に知りたいのは「その釣りを極めるための相棒」について。今回は、宇佐見さんが監修し「自分の理想をすべてぶつけた」と語る渾身のミドストロッド「26スティーズ S64UL グレイゴースト64」について、深く聞いていきます!

ミドストロッド「グレイゴースト」開発の背景は?
今のバスフィッシング、特にライブスコープが普及した環境では、魚の反応に合わせて1投の中でアクションを激しく変化させる必要があります。これまでは「ホバスト用」「ミドスト用」とロッドを分けるのが一般的でしたが、それだとチャンスを逃してしまう。
新しいグレイゴーストは、1投の中でミドストのロールからホバストの微振動、さらには逃がしのアクションまでを完結させることを目指して開発を進めました。



従来のミドストロッドに多かった「だるさ」を徹底的に排除しているのがグレイゴーストの特長。ロッドに遊びがありすぎると、アングラーが「今だ!」と入力してからルアーが動くまでにタイムラグが生まれてしまいます。特にミドストにおいて、このラグは致命的。

このロッドは極めてシャープな操作感にこだわっているので、魚が追ってきた瞬間にシェイクのピッチを上げたり、瞬発的にルアーを飛ばしたりといった操作を、ルアーにダイレクトに伝えることができるんです。

ミドストは”何をやっているか分かりにくい”という声もありますが…?
そこは26スティーズのコンセプトである「千里眼」が最も生きている部分です。僕自身、ブラインドでの釣りを非常に重視しており、操作感の良いロッドになるように突き詰めました。
グレイゴーストは、「トレカM46X」と「SVFナノプラス」を組み合わせることで、適度な張りと情報伝達力を兼ね備えています。魚のバイトはもちろんですが、ラインスラックの幅や、ルアーが今どういう状態にあるかが手元に鮮明に伝わります。「何をやっているか分かる」からこそ、集中力を切らさずに攻め続けることができるんです。

また、人差し指で直接ブランクスに触れられる「ブランクスタッチ」がしやすいよう、フロントのコルクを短く設計。特にスト系の釣りは、ラインスラックを叩く繊細なリズムが命。


指先で直接挙動を感じることで、より細かいシェイクのピッチを刻めるようになります。また、ブランクスタッチは感度向上にも直結するので、かすかな違和感も逃さずフッキングに持ち込めるアドバンテージがありますね。

軽量・高感度のAGSカーボンフレームを採用
実は、このシャープさと高感度は、小型プラグの釣りにも最高なんです。I字系プラグやシャッドのタダ巻き、あるいはため池でのスモールラバージグやネコリグといったボトムの釣りまで。繊細な操作が求められるフィネスゲームを一手に担える万能さも、このロッドの自慢です。

| アイテム | コードネーム | 全長(m) | 継数 | ジョイント仕様 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | テーパー | 価格(税抜) |
| スティーズ S64UL | GRAY GHOST64 | 1.93 | 2 | グリップジョイント | 170 | 73 | 1.4/8.9 | 0.45~3.5 | 1/64~1/8 | 1.5~4 | MAX0.8 | 100 | F | 85000 |
ダイワ公式「26スティーズ (スピニングモデル)」詳細ページはこちら
初心者から上級者まで、スキルを上げる一本
ミドストを極めたい人はもちろん、これから始めたいという初心者にこそ、ルアーの挙動が分かりやすいこのロッドを触ってほしいです。ラインを通してルアーを操作した瞬間、水中の情報量の多さに驚くはず。テクニックに追いつくだけでなく、アングラーのスキルを引き上げてくれる。そんなバランスの取れた一本を、ぜひフィールドで体感してください!

























































