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琵琶湖リサーチ最終回①

2003年4月14日号
リリース禁止の条例施行の前日と翌日の琵琶湖をリサーチ。この時期がこの連載で一番苦しい時代でした

突然ですが、琵琶湖徹底リサーチは今回で最終回を迎えます。2000年4月12日号を皮切りに19年間に渡り、長期連載をさせていただききましたが今回をもって最後となります。
思えば、この19年間の間にいろいろなことがありました。やはり一番大きいのは2003年のリリース禁止のレジャー条例施行です。これ以前の琵琶湖のバスフィッシングシーンと以降では大きく異なります。
本連載もこのタイミングで一旦休止となりましたが、今でも琵琶湖で多くのアングラーが釣りをしている光景を見ると、ひと昔前の出来事や私たちの葛藤は「一体何だったのだろう?」という思いになります。今ではそれ以降にバスフィッシングをはじめたアングラーも多く、琵琶湖でのバス釣りは大きく様変わりしたといえます。
それまでのトーナメントシーンの主流から、ガイド、レンタルボート主流の琵琶湖へ時代は変わりました。この連載でもっとも苦しかったのは、この変革期で、どう伝えるのか? いかに整合性を取るのか? という問題を抱えながらの時期となり、ほかのマスメディア同様に琵琶湖のバス釣りという取材、紙面という表現の難しさに直面した時期となりました。
そして、時代はブログ全盛時代、SNS全盛時代を迎えて、もうマスメディアが表現をコントロールする時代は終わりました。個々の釣り人全員が発信する時代において、マスメディアとして時代をリードする役割は終了。表現は自由となる一方、炎上などの問題を抱え、コントロールされない情報はよい方向にも悪い方向にも自由に飛び交うようになりました。
ただ、本質的な問題は変わっておらず、日本のバスフィッシングの抱える問題とともにこれからも永遠のテーマとして続いていきます。
本来ならば、こうしたことを本質的に伝えるのがマスメディアの仕事ですが、商業メディアが持つ経済的側面から、ジャーナリズムは疎外され、今日の状況に至ります。

連載当時の筆者。19年前だから、若いですね…

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