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夏寄りなのか?秋寄りなのか?季節感の読みが釣果に直結【水野浩聡のワンモアフィッシュ】

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野 浩聡
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
9月中旬に差し掛かってるタイミングですが、この1週間はホントに雨が少なく、そして気温も35度くらいまで上がることがほとんどなので、地元岐阜県のメジャー河川・大江川水系は一旦夏モードに。
水の入れ替わりがなく、カレントも弱い。水質悪化と減水が進み、バスのポジションはブレイクより下の沖目ということが多い感じ。
岸寄りよりも、沖側の方が当然少しでも流れの影響を受けやすいですからね。

夏モードで水の動きがほぼない感じの時は、どう攻める?

そんなやや沖側の魚をどう狙うか? ですが…!
だいたいこのテの魚は、ブレイク沿いを回遊し、フィーディングでブレイク上に上がるか、ブレイクの壁を使って捕食するか? の傾向が強く、何かしらの変化 (風が吹く、流れが出るなど…) がキッカケとなってバイトに繋がることが多いです。

実際、大江川水系の中でも、池や、川でもフラットが絡む場所ではデラクー1/4ozをゆっくりブレイク付近を巻いてくると連発。

 

やはり風が大きく釣果に左右していて、パタパタっと釣れてまたバイトが遠のく…といった具合に、実際に釣りをしていても回遊するバスが回ってきてるなぁ~! と感じるような時合的な釣れ方をすることが多いです。

この釣りに関してはサイズはまったくもって選べませんが、35クラスまでのよく動く、アグレッシブなバスを拾っていけるので、これはこれで「巻きの釣り」としてめちゃくちゃ楽しいし、アっという間に2ケタなんて日もけっこうあります。

先日は「デラクー1/4oz」投げたら15分で8本という無双状態でした!

また、巻き物で反応がない場合は、同じく場所をフリーリグや高比重ノーシンカー、ソフトジャークベイトなどでボトム攻めが有効。
使用するルアーのサイズ感や、狙うスポットにピン(ブレイクの角、張り出しなど)が絡んでいるといいサイズも混じりやすくなります。

同行した知り合いが、カレントの効いたストレッチでのバズベイトゲームでグッドサイズキャッチ。雨でまた水の入れ替わりがあると、さらにトップへのバイトも増えてきます

風がない場合は、やはりこのあたりの釣りの方が手堅さはあって、特に風が吐き出すまでのまったりしたタイミングでは、根気よくスローに誘う必要があります。

あともう一点、サイズを選ぶ釣りとしてはパワーフィネスでのカバー攻めもオススメ。
流れが少しでも当たりやすいカバーに、ビーク2.3g+ジミーシュリンプ3インチを「吊るし」で狙う釣りが◎。この釣りは、今年も梅雨時期の晴れ間に多用し、よく釣れていた釣りでもあります。 単発ですが、シャローに依存したビッグも出てますので、晴れた日中の釣りの選択肢としては大アリ‼︎

数少ない生きているシャローカバーを「ビーク2.3g+ジミーシュリンプ3インチ」通称ジミークで丁寧に撃ってみると、真っ黒な長ーい50ジャストがお出迎え

ヒットルアーはビーク2.3g+ジミーシュリンプ3インチ

ということで、一旦夏モードになってしまってますが、この後、秋雨前線による、まとまった雨が降るなどして水の入れ替わりが再度あると、トップが良くなったり、巻き物が効果的になったりするなどの変化が必ずきます!
なので自分が釣りに行かれるタイミングは、夏寄りなのか、それとも秋寄りなのか…といった季節感の読みをして、狙う場所であったり、ルアーのセレクトをしていきましょう‼︎

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