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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】晩秋モードの数と型狙いのパターン②

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「イージーな数釣り」

北湖の越冬箇所にはすでに小型サイズが大群で群れる。まだ秋モードなので食わせるのは難しくなく、ゲストさんがフリックカーリーで入れ食い中。30ー50尾の釣果は北湖ではイージーに叶う。南湖でも木ノ浜沖、堅田沖など一部分では小型が簡単にヒットする状況

「数釣りモード」の方はバスの移動も激しくなく、北湖、南湖ともに見つけてしまえば数週間にわたり継続して安定して釣れる。ディープのワンド状地形やシャローとの隣接部などに多く、南湖では木ノ浜沖、堅田沖、下物沖などに固まる場所がある。ただ、非常に狭い範囲なので、その範囲からルアーがでてしまうと完全にノーバイトとなる。
北湖ではシャローレンジの3—5㍍ラインにウイードが皆無となっており、例年好調となるウイードエリアの釣りが存在しない。
北湖の風裏となる大浦、高島などのエリアは風裏ウイードエリアとして、例年ならばボートが集まり、シャッドなどで3ケタ釣りができるようになる。だが、今年はそもそもウイードが存在しないので、大浦も高島もボートが浮かんでいない。
そのため、北湖の数釣りモードとなっているのは、ディープの浚渫、ロックエリア、岬回り、ワンド内、港内などであり、例年よりは狭い範囲のディープに集まる傾向がある。基本的には流れが遮られる岬裏などの反転流部分に集まることが多く、フラットな地形でもバスが固まっていると、その1スポットだけで20—30尾ぐらいの釣果がでることも。
南湖、北湖ともに、狭いスポットにバスが集まっている箇所を見つけさえすれば、数はかなりイージーに釣れる。

ベイトフィシュが多い時期だけに、スイミングさせるカーリー系は入れ食い。フリックカーリーは3.8㌅と4.8㌅が数釣りモードに最適

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