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その規格、サーフだけでは収まらない!磯でのシーバス・青物狙いにも活躍するサーフロッド!

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天龍のサーフロッド「パワーマスター サンドウォーカー」。

天龍フィールドスタッフ久保田剛之さんが監修した、ヒラメやマゴチなどをメインで狙うサーフゲームに特化したロッドシリーズとなります。

現在、3機種がラインナップされていますが、その中でも特に個性的なモデルが「PMS1102S-M」。遠投を重視した11ftのロングモデルで、60gまでのメタルジグをフルキャストができるスペックとなります。

サーフゲームにおけるロングキャストの有利性は言わずもがな。特に久保田さんのホームのエリアの湘南地区は遠浅サーフのため、飛距離の優位性は釣果にも直結します。

そのほかロッドのパワーム十分備えているので、サーフ以外の磯でのシーバスや青物狙いにも活躍できるのだとか。

今回はそんなサーフだけじゃなく磯などでも活躍する「PMS1102S-M」を深掘りして紹介していきます!

11フィートという長さへのこだわり

「PMS1102S-M」を語るうえでまず注目したいのが11フィートという長さ。

「パワーマスター サンドウォーカー」では9フィート台、10フィート台がラインナップされており、「PMS1102S-M」はそうしたアングラーからさらに飛距離を出るモデルが欲しいとの要望があり、誕生したとのこと。

ロッドが長ければ当然飛距離は出しやすくなります。だから単純に長くした…というわけではなく、実はこの11フィートという長さにもかなりこだわりが込められているのだそう。

まず、考えたのがロッドをしっかり振り抜ける長さであるということ。

というのも、久保田さんの釣りのルーツは幼少期の頃の投げ釣りにあるそうで、数々のロッドを振ってきた中で最も投げやすいバランスだったのが11フィートだったのだそう。

実際、11フィートは日本人の標準体格の方でも投げやすく、誰でも飛距離の恩恵が得られやすい長さに調整されているとのこと。

長くなったことで扱えるルアーやフィールドも拡大!

レングスが長くなったことでの恩恵は飛距離だけではありません。

バットパワーも強くなったため扱えるルアーの幅も広く、最大で60gのジグもフルキャストが可能。サーフだけでなく磯でのシーバスゲームや青物狙いにも使用できるのだそう。

テイストはサーフロッドのまま

“60gのメタルジグもフルキャストができる…”
“磯でも使える…”

そこで気になるのが、シーバスロッドの「SWAT(スワット)」シリーズとの差別化。

ここで大きな違いとなるのがロッドの追従性。

「スワット」はあくまでシーバス専用のモデルで、シーバスのバイトやファイトを想定したブランク設計になっているのに対し、「サンドウォーカー」シリーズはあくまでフラットフィッシュをはじめシーバスや青物などより幅広い魚種に対応できるよう余力を残した設計になっています。

「PMS1102S-M」は、バットが強くはなりましたが、「サンドウォーカー」シリーズならではの小さな魚のあたりが取れる感度としなやかなティップは健在!

飛距離とのバランスも考慮しながら、しなやかに曲がり、細かいアタリに対してもしっかり弾かずに掛けることができる設計となります。

久保田さん曰く、小さなサイズの魚であっても、釣り上げることで得られる情報量も多くあるため、見過さずキャッチできるテイストに仕上げられているのだそう。

そのほかにも、「スワット」はエキスパート仕様のフラッグシップモデルということもあり、価格帯もハイエンドプライスに設定。それに対し「サンドウォーカー」シリーズはもう少し手に取りやすい価格で、より幅広い方に使ってもらえるように設定されています。

サーフロッドでありながら、遠投性・パワーに優れ、様々なルアーにも対応した「PMS1102S-M」。

これまでのサーフロッドとは一味も違うロッドに仕上げられていますので、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか?

「PMS1102S-M」のスペック

モデル タイプ レングス ( m [ft]) 継数 アクション 仕舞寸 (cm) ルアーウエイト (g) ライン適正 lb /PEライン(号) ドラグMAX (kg) リアグリップ長 (mm) ロッド自重 (g) 価格(税別)
PMS1102S-M スピニング 3.35[11’0″] 2 F 172 Best40

Max60g

MAX25lb 4 435 209 ¥47,500

天龍公式「パワーマスター サンドウォーカー」詳細ページはコチラ

フィールドテスター久保田さんによる「パワーマスター サンドウォーカーPMS1102S-M」の解説動画はコチラ

出典:YouTubeチャンネル「TENRYU CO.,LTD」詳細ページ

「サンドウォーカー」シリーズの記事はコチラ

サーフのバラシ問題を解消するロッド、ここにアリ!

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。