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焼鳥屋からヒントを得た「ズレやすくなったワーム復活法」など。渡邉長士のアジング・小ネタ

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アジング特集

さて、過去3回に渡ってお伝えしてきた渡邉長士さんによる激ムズ「外房デイアジング攻略」について。

今回は少~しライトに小ネタ集を。

さて、朝マヅメの漁港でアジの群れも少なく、次にエントリーした地磯。ここで最も連発したわけなのですが、実はココ、場所移動をしようと車で移動中にたまたま見つけた所。

たまたま見つけた地磯。なぜココに?

渡邉:ホントは違う漁港に行こうと思ってたんですけどね(笑)。何か船がある。箱メガネで貝類を探す漁船もあったりはするのですが、潮位的にもそれではなさそうだと。ましてエビ漁がいる時間帯でもなさそうですし。何隻かあったので、アジかは分かりませんでしたが、とりあえず船で釣りをしているのではないかと。

結果的にリアルに連発してくれたのですが、地磯といっても広い。その中から選んだ立ち位置の理由は何か?

渡邉:立ち位置としては、シンプルに広角に投げやすい位置であるのがひとつ。実際降りて雰囲気なさそうならやめようかなとも思ったのですが、小さな小魚もいる。ベイトフィッシュがいるし、船もやはり釣りをしている様子でしたから釣れそうかなと。

△写真右側が岸寄り。いるかもしれないが、ある程度の水深は必要。より数が多いであろう、やや沖寄りのワンド出入口を選んだ

渡邉:もうひとつ、ややワンド状になっていてアジも入ってきやすそう。その条件で、アジがある程度の数が固まっているのはどこか…と考えると、多少は水深もある所。外房は遠浅の地形が多く、あまり浅過ぎると鳥などに狙われてしまうリスクもありますし、ワンドの出入口で水深がある所。それで立ち位置を決めました。正解だったかどうかは分かりませんが、実際短時間で釣れたのでよかったです(笑)。

ホント、よく見てるわ…と思ったのであります。特に遠浅が多い外房では、どシャロー過ぎる場所はアジがいたとしても、総数は少ない。ルアーに反応するアジは総数の中のわずかなので、より数が多いであろう場所を探すべし!ということだ。

ホントは教えたくないけど役に立つワザ

で、その地磯でアジを連発! ズレにくい月下美人ピンビームでもさすがにズルズルになってくる。

ズルズルになったワーム、普通なら新しいものに交換したり接着剤を利用したり…しますよね。しかし、そんなズレやすくなったワームを延命する方法が。

最初に真ん中に刺すのは一緒

それは、左右に少し波打つように刺すこと。そしてコレ、「焼鳥をうまく刺すコツ」から応用したものだそうです。

少しジグザグに、押し込みながら刺すようなイメージ

通常なら真っすぐ刺すところ、少し縫い気味に刺すことで再びしっかりとズレないようになるのだとか。

さて前途の焼鳥の話。

渡邉:実はこの刺し方は、焼鳥屋さんが串に刺して焼いたりする際に、ポロリとすぐに落ちないように刺す時のコツで。その話を焼鳥屋さんから聞いた時に「これはワームにも応用できるぞ…」と思ったんです。ちなみに少し波打ったボディは水をさらにつかみやすくなる効果もあったりします。

△少し波打った感じ…わかりますかね?

釣りのことを考えながら焼鳥屋さんでビール片手に…。そんな渡邉さんが浮かんできて、絶妙に面白い&役立つネタでした。もしかしたらビール片手ではなく、ロッド片手に飲んでる!?

いっぱい…買ってね

ちなみに、渡邉さんが「ホントは教えたくない」といっていた理由は、延命されるとユーザーの購入が鈍るかもしれない(笑)という理由から。それが唯一の弱点。皆さん、本当は披露したくなかったワームの延命ネタを公開してくれた渡邉さんにリスペクトを込めて、月下美人ピンビーム、いつもより多めに購入してあげてください(爆)!

アジングファッションチェック

その他、今回の外房デイアジングで着用していたウエアやバッグ類なども、いくつか簡単にチェック。

DJ-9323 ウィンドブロックフリースジャケット

出典:ダイワ公式

まだ極寒ではないけれど、少し肌寒い…。そんな時にピッタリな「ウィンドブロックフリースジャケット」。

表地は撥水仕様でフリース素材を貼り合わせ、防風性もあり。胸にセーフティポケットを設け、濡れた手で操作してもしみ込みにくいように設計。大きめの設定で携帯電話なんかの収納にも!

ダイワ公式・詳細ページはこちら

DP-2222 プリマロフト®インナーパンツ

出典:ダイワ公式

動きやすさと効率的な保温性を確保した中綿入りパンツ。ダウンのような柔らかさと嵩高をもつプリマロフト® サーモプリュームエコ中綿を採用。

寒さを感じやすい前太腿、腰~尻部のみに綿を使用し、嵩張らないスッキリとしたシルエット。さらに撥水&ストレッチ素材で、ストレスなく体を動かせるのがうれしい。軽量でスッキリなので、さらに寒くなってきたらインナーにも!

ダイワ公式・詳細ページはこちら

HG ヒップバッグLT(C)

出典:ダイワ公式

本体内部が見やすく、出し入れしやすい「大開口U字型ファスナー」を採用。頻繁に使用するルアーの収納&取り出しラクラク、「ルアーマット付き」フロントポケットなどなど、細かな気配り&部屋割と収納力が魅力!コンパクトな「新構造ロッドホルダー」も装備。

樹脂製メッシュを使用したペットボトルホルダーは、フックが引っ掛かりにくい設計になっているとか。プライヤーホルダー、Dリング、ショルダー補助ベルト、ベルトループもあり、ライトSWゲームには十二分の機能。ちなみにすっきり収納できる「レインカバー」も内蔵!

かなりガッツリ入って、小物類の収納も機能的にできるのがイイ感じでした!

ダイワ公式・詳細ページはこちら

番外編:アジングと渡邉長士の歴史

さてさて、最後に番外編として。

姉妹サイト「つりそく」でも渡邉長士さんには色々とお話を聞いたことがありまして。

過去に配信された記事の中から、渡邉さん…ではなくかつての〝渡邉くん〟が初めてルアーでアジが釣れるかもと思った日の出来事や、その後のアジングの広がりについての内容も、ぜひチェックしてみてください。

【アジングに歴史ありvol.1】アジがルアーで釣れると知った「あの日」を渡邉長士さんに聞いた

【アジングに歴史ありvol.2】実はもっと早く関東でも盛り上がる可能性があった!?