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新旧ゲーリーワームを使った「秋の琵琶湖攻略法」3選/船本尚宏

寄稿:船本 尚宏
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秋のバス釣り特集

パターン②:ハートテイル3.5のフットボールヘッド

2つ目のパターンはハートテイル3.5とフットボールヘッドの組み合わせです。

この釣り方は、ハートテイルの高いアピール力を生かしたスピード感のあるメソッド。浚渫エリアやロックエリアを狙う時に活躍します。

具体的な釣り方としては、基本的には浅い側にボートポジションを取り、浚渫やブレイクの下などの深い側に投げて引っ張り上げてくる、アップヒルでの使用がとても有効です!

アクションは基本的にはズル引きでオッケー。キャスト後にフリーフォールでしっかりボトムまで落とし、ボトムのコツコツした感触をロッドで感じながら引っ張り上げてくるという非常にシンプルな使い方で釣れちゃいます。

ハートテイル3.5のオススメカラー

#306N/000 ナチュラルシャッドレインボーゴールド&ブラックフレークノンソルティークリア

ここ最近の琵琶湖にはハスが多く生息しており、そのハスを食べているバスにはこのカラーが効果抜群です。

#020 ブラックソリッド

また、水深が深い場所を狙う際は、シルエットがしっかり出せるブラックソリッドを使用しています。

タックルセッティング

ロッドは7フィート以下のMパワークラスが扱いやすいと思います。ラインはフロロカーボンの16lbを使用しております。

フックはRYUGI スタンダート 4/0がバランス感が良くて愛用してますね。

ここでのキモはシンカーの重さ。あえて重めの10gや12gを使用しています。テンポ良く探ることができます!

パターン③:プロセンコーのネコリグ

そして3つ目は僕の中でのド定番。プロセンコーのネコリグです!ホント、プロセンコーネコは季節関係なくめちゃくちゃ釣れるワームで、よくよく考えると自分自身が今年、琵琶湖で最も魚を釣ったルアーでもあります。もはや、お守り的な。

使い方は以前、夏バス特集でも書かせていただいておりますが、モロコなどのベイトがいるスポットにキャストして着底。細かいシェイクで巻き上げてくるというもの。時折、大きめのアクションを入れるというのがポイントで、しっかりバスに気付かせてあげましょう。

夏の琵琶湖攻略のカギは「モロコ」と「シェード」!ゲーリーファミリーの船本尚宏が超ホットな攻略パターンを解説!

プロセンコーのおすすめカラー

今年は多くウィードが残っているのでオススメカラーも夏と同じように考えていて。基本的にウィードに馴染みやすい色をベースとして、下記のカラーをメインで使用しています。

まず、基本となるおすすめカラーはお馴染みの2色。

297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク

341 ダークブラウンブルーギル

そして晴れた日。これはより透明度の高いカラーがオススメです。

343/000N ウォーターメロンブルーギル/クリスタルクリアー(ノンソルティー)

379/000N ライトグリーンパンプキン(パープル&グリーンフレーク)/クリスタルクリアー(ノンソルティー)

タックルセッティング

お伝えしている通り、今年の琵琶湖は例年よりもウィードが多く残っている状況。時にウィードから引きずり出す必要があるので、6フィート台のLパワーのロッドを使用しています。そしてラインもフロロカーボンの5lbか6lbといった少し太めを使っております。

ネイルシンカーは1.3gを基準。その日のバスの反応や、攻めるポイントの深さなどで調整していくイメージ。そして、フックはマスバリの4番サイズを使用しております。

僕なりの琵琶湖の秋バス攻略、いかがだったでしょうか。

お察しの通りいずれも琵琶湖しか釣れない…という訳ではない汎用性の高いワーム&リグ。琵琶湖はもちろんホームのフィールドでも効くシチュエーションはあるはずなので、何かしらのヒントになれば幸いです!

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。
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