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秋の霞ヶ浦は「3つのワーム」で釣る/江尻悠真

寄稿:江尻悠真
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秋のバス釣り特集

みなさんこんにちは! ゲーリーファミリーの江尻悠真です。

いやぁ、秋真っ只中!というわけで、今回は霞水系で特に秋のタイミングで効果的なゲーリーワームを3つご紹介したいと思います。

江尻 悠真(Ejiri Yuma) プロフィール

北浦、霞ヶ浦をホームグラウンドとするアングラー。物心ついた頃よりバスフィッシングをスタートさせ、現在は、様々なバスプロトーナメントに参戦! 趣味もバス釣りという人生をバス釣りに捧げる日々を送っている。 トーナメント戦績2018WBS 第1戦 霞ヶ浦 4位、WBS プロクラシック 3位、2019年 JBバスプロ選手権優勝、2022年 JB TOP50 エバーグリーンCUP優勝、Basser Allstar classic 2022 3位・ビッグフィッシュ賞獲得。愛称ちょっぴ いじりー。

霞ヶ浦×秋

まず、暑かった夏が終わり水温が25度を下回ってバスにとって適水温になってくると、活発に広範囲に動けるようになります。

例年ですと台風がきて増水、風も吹いて水が掻きまわされるので、“風裏”など水が動かないような安定した場所に魚が多くなってくる傾向があります。具体的には「石積みの裏」や「ワンド状になっている場所」が良くなってきます。

2023年の今年は、まだ大きな台風が来たり、ガッツリ冷え込んだ…ということもなく、比較的全域で安定している様子。どこにでもいるような状況となっています。また、今年はエビやベイトフィッシュといったベイトが多く、またシャローにも多く残っている状況なので、オカッパリからでもよく狙いやすくなっています。

こうなってくると、一か所で足を止めてライトリグで…となると効率も悪く時間もかかってしまいますよね。なので、自分が秋に重要視しているのはボリューム横方向にスイミングできること…なんです。

秋ワーム①:「6.5″カットテールワーム」

まずは、夏から秋への特に季節の変わり目に特に効果的なのが6.5インチカットテール

 

個人的には太さと長さのバランスがちょうどいいワームで、特にフォールからのシェイクアクションが秀逸なワーム。昔から霞水系でのデカバスキラーとしても人気ですよね!

縦スト×ネコリグ

僕はよく使用するシチュエーションは、この時期なら護岸や杭などの縦ストラクチャー周り。0.9g~1.3gほどのネコリグで撃っていく釣りになります。

フォールからの着底後、ラインスラッグを揺するほどの軽いシェイクをしてピックアップ。で、また投げて…の繰り返し。比較的手数が稼げる釣りになります。

お察しの通り、秋だけでなくサマーパターンなんかにも有効な釣りで、夏はサイズを選べる釣りになるのですが、水温が下がってきた秋になるとサイズに加え…数も狙える釣りとなりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

あ、ちなみにフォール中のバイトも多いので、フォール中も油断なさらないよう。

おすすめカラー&使用タックル

ワームカラーは、霞水系では鉄板の「341ダークブラウンブルーギル」と「297グリーンパンプキン」がオススメです。

朝や夕方など太陽の位置が低い時はシルエットがはっきり出しやすい「341」。太陽の位置が高い時や晴天無風などは「297」という感じで使い分けていて、この2カラーがメインとなります。あくまで僕の経験上という感じなので、あまりシビアにカラーで悩まなくても大丈夫ですよ!

ロッドはMLクラスのロッドが使いやすいと思います。僕は「WSC-ST65ML/TZ(レジットデザイン)」に、ラインは「アブソルートAAA(VARIVAS)」の10lbを使用。フックは「タリズマン(RYUGI)」のレギュラーガード1/0を使用しています。

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