秋ワーム②:「3.5”ハートテイル」
2つ目の秋ワームは「3.5”ハートテイル」!これをノーシンカースイミングで使用します。
使い方なんですが、これは本当に投げて巻くだけ!!
琵琶湖やリザーバーのように長い距離を巻いて、魚を広範囲からひっぱり出してくるにはアピール力の高いオリジナルのハートテイルの方が良いです。
ただし、霞水系のハートテイルの釣りで大事なのは“着水からいかにハイピッチで泳いでくれるか”ということ。基本的にストラクチャー周りを巻いてくる釣りなので、短い距離でいかに魚を引っ張ってくれるかが大事になるので、結果的に3.5”ハートテイルとなる訳です。
あと「3.5インチ」というサイズ感が、この水系にちょうどよく魚に合っているように思います。また、ロングキャストもできるしピッチングなどショートキャストも決めやすく、使用感もバツグンに良いですね。
基本的に巻くだけという簡単な釣りですが、釣果に差をつけるにはこの2点に注意!
・水面直下を巻くこと!
・バイトがあっても即合わせをしないこと!
まず、水面直下を巻くことで、バスはベイトを水面=壁まで追い詰めた!と勘違いをして、ストラクチャーから離れた位置でもお構いなしにバイトしてくることが多々あります。また目視できるコースを巻けるのでバイトシーンも丸見え。視覚的にも楽しめます!
後、何気に一番大事かもしれないのが“即合わせしない”ということ。
バスの方がスピードが早く、うまくスラッグを巻き切れてない状態でアワせてしまうことで、確実に!すっぽ抜けてしまいます。一度バスがバイトしてきたら、ほぼ口から離すことがないので、慌てずしっかりラインスラッグを巻き切ってから合わせることを心がけてください!
こちらもカラーにはあまりシビアにならなくて大丈夫なのですが、個人的に一番使うのは3つのカラー。
基本的には目視しやすいカラーを選ぶのですが、「306N」だけは明らかにいなっこやベイトフィッシュを追っている…と確認できるときに使うことが多いです。
食ったらストラクチャーからスグに引き離す必要があるため、ロッドはMHクラスの「WSC-610MH(レジットデザイン)」に、ラインは「アブソルートAAA 14lb(VARIVAS)」を使用。フックは「インフィニ(RYUGI)」の3/0を使用しています。
秋ワーム①:「6″ジャンボグラブ」
3つ目のアイテムは「6″ジャンボグラブ」!
本当にこれもよく釣れるワームで、昨秋に開催されたバサーオールスタークラシックで私を3位入賞に導いてくれた立役者でもあります。
使い方は…投げて落とすだけ!
これを基本に、落として横に引いてみたり、フリーフォールでなくテンションフォールでカーブフォールさせてみたり…汎用性で言えば「ヤマセンコー」の延長線上にあるような位置づけと言いますか。なので使うシチュエーションもヤマセンコーと同じようにどこでもOK!葦でもブッシュ周りでも縦ストでも…どこでも問題なし!
またハートテールと同じように、シャローをスローリトリーブで巻けばテールが艶めかしくピロピロ動いてくれ、それだけでも十分アピールしてくれます。ハートテールでチェイスやミスバイトがあったところにフォローでキャストしてあげるのもおすすめです!
ジャンボグラブのおすすめカラーですが、秋に僕がメインで使用するのは大きく2色です。
「031」…これが一番のおすすめです!なぜが霞水系の秋は、白っぽいカラーがとにかく反応がいいんです。視覚的にもこちらからもよく見えるので一番のおすすめとなります。また、葦やブッシュ撃ちなどでは「297」もおすすめですよ!
こちらのタックルですが、ロッドは「WSC-ST65ML/TZ(レジットデザイン)」をメインに使用し、ラインは「アブソルートAAA(VARIVAS)」。先に紹介した「6.5″カットテールワーム」同じタックルになりますので、場所や状況に合わせてローテーションしています。フックは「タリズマン(RYUGI)」のインフィニ2/0が個人的には相性がいいですね。
さぁ、気候も良くなってきて身体的も動きやすくなってきたタイミングです。人間でそうならバスも同じはず!どんどんフィールドに足を運んでみてくださいね。