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【編集部の休日#8】“アコウを狙って釣る方法”を見つけた日

寄稿:山本 樹
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こんにちは! ルアーニュースR編集部の“いつき(インスタ)”です!

さて、少し前の話、ホームの大阪湾にアコウを狙いに行ってきました。普段からロックフィッシュゲームが好きで良く釣りに行っており、アコウ以外にカサゴ、ソイ、タケノコメバル(ベッコウゾイ)なども遊んでくれていつも賑やか。ただ本命はアコウ…“絞って釣る”ことが難しく、他魚種が釣れてアコウが釣れないと、これまではそこに居ないと思い込んで諦めていました。ただ、今回のタイトル通り、先日の釣行で“アコウが高確率で釣れる方法”を見つけた?…かな?(笑)。参考になればと、今回紹介させていただきます。ただ、フィールド状況などで異なることも当然、ご参考までに…。

いつき(山本樹)(Itsuki Yamamoto) プロフィール

ロケ現場で「しつこい!」と言われるほど、撮れ高に固執する粘着系編集部員。バスフィッシング、アジ・メバ、チニング、ロックフィッシュ、タチウオ、ショアジギングなど、旬な釣りモノを節操なく釣り歩く編集部きってのミーハーアングラー。釣り歴は16年で、最近まで誰も所持していることを知らなかった「フィッシングインストラクター」の資格を振りかざし、今日も釣れる魚を求めてどこかのフィールドへ!

大阪湾アコウゲーム

さて、当日の潮と実釣時間はこんな感じ。

その日は普段通っている、ゴロタ浜に所々に突堤のあるポイント。いつも通り、突堤の先端で実釣スタート。まずはフリーリグ(10g)でボトムを重点的にサーチ。シンカーがボトムに着底後、ワームの着底までタイムラグがあるので、10秒くらい待ってからズル引き&障害物にコンタクトすればシェイクを入れたり跳ね上げさせたり。

いつもこのように誘いを入れていると何かしら魚が釣れるのに、エントリーした時間が干潮間際なだけあり、アタリが遠い…。ただ、他の魚種のアタリがない時にアコウが釣れることも良くあるので、ポジティブに捉えれば、もしや、ワンチャンあるのでは?! デメリットに捉えれば釣れる気しない泣きそう(笑)。刻々と時間が…。

ライトワインド用ジグヘッドを忘れたことが新たな発見に

渋いしリアクション的に誘ってみようと、BOXを開けてライトワインド用ジグヘッドを探すと…はいー!!忘れたー(笑)。フリーリグシンカー、オフセットフック、ワーム各種、以上! ダメもとでダートはしないけど、無理矢理フリーリグでしてみることに。AM2時で全然潮が動かない状況、ボトムをネチネチ探ってジックリ食わすよりも、リアクション効果のある誘い方の方が有効なのかなと、そしてボトムからチョイ上のレンジを狙える、ルアーの存在感を高められるなど、よくよく考えると案外メリットが多い(笑)。横の動きでも誘えるし…。ライトワインド的にリグを3,4回シャクって半フリーフォール? 張らず緩めずの状態で落とし、5秒くらいステイしていると、コンッ、、イキナリヒット!スゴッ! 地味ながらも金属的なアタリだなーなんて思いながら、上げてくると可愛いけど本命。なんとかなんとか(笑)。

誘い方が見えてきたので、同じように探っていると30分もしないうちにまたヒット! しかも今回まあまあ引く…、ドラグを出しながらやり取りをして、ランディングネットも使って何とかチョイ良型をキャッチ。

 

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イイ感じに釣れてきたトコロで、またまたキャッチ。

いつもだったら干潮&無反応で帰るトコロ、フリーリグで派手に3、4回シャクって5秒ステイがハマりにハマって次々キャッチ。この日はサイズの小さ目なワームを使うことも多かったので、サイズを選べない状況でしたが、アコウの良型だけを狙いたい場合は、この動かし方+ワームサイズを上げるという方法もありかも。何せ分かったのは、この日?、このエリア?、この時期?、に限るかもしれませんが、カサゴやソイなどよりも、若干浮いている、そして上から落ちてくる物に興味を示す、動かしている時より止めている方がバイトが多い。なんて思いながら黙々と釣りをしていました。

タックルデータ

ロッド:23シルベラード(23GSILS-742LML-HS)【オリムピック】

リール:レボ SP ビースト(3000SH)【アブ・ガルシア】

ライン:PEライン(0.6号)

リーダー:フロロカーボンライン(12Lb)

ルアー:ハフーア3.5in【アクアウェーブ】、レッグワーム2.9in【ゲーリーインターナショナル】

ポイント移動/湾内の堤防へ

これだけ釣れるんだったら、普段行かないような所にも行こうってなり、過去に少しだけ釣りをして全然釣れなかった湾内の堤防へ(笑)。到着すると足元一面に10cmにも満たないサバの群れ。隣に居たアジンガーもサバが大漁という状況下でいざ実釣。何にしろこれだけ魚が居れば、群れから外れたり他の魚種に襲われたり、リリースされたり、弱った個体が落ちてくるのを下で待ち構えているのかな? なんて頭でイメージを膨らませながら引き続き狙っていきます。ワームもベイトフィッシュに似た形状とサイズ、そしてアクションも先程とちょっと変えてみて、小刻みにトゥイッチを入れながらリールを巻いてボトムから2mくらい離れたかな?って思う地点でフリーフォールで3秒ステイ…を繰り返していると、待望のバイト! 上げてくるとまたまたアコウ! 凄い、いつもはカサゴとソイが中心でアコウが少し混じる程度なのに、その日はアコウしか釣っていない状況。ここまで絞って釣れるのも初めてで衝撃的。

もう満足したトコロで周囲も薄暗くなり始め、潮が動き始めたタイミングでちょちょこカサゴやソイなどが釣れはじめました。この動きもキーですが、あえて夜中? 潮止まり? 他の魚がアタらないタイミングに、この動かし方をしてあげることもキーなのかな? なんて思いましたね。

これまでアコウが釣れず諦めていた状況で、ここまで狙って釣れる。

似たような状況で、これまで諦めている方が居るのであれば、“ダメだ…帰ろう”ってなる前に、一度今回紹介させていただいたことを、試してみてはいかがでしょうか?

タックルデータ

ロッド:23シルベラード(23GSILS-742LML-HS)【オリムピック】

リール:レボ SP ビースト(3000SH)【アブ・ガルシア】

ライン:PEライン(0.6号)

リーダー:フロロカーボンライン(12Lb)

ルアー:グロウン・リグルシャッド3.5in【アクアウェーブ】

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