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水深40mを狙えるクランクベイト。フラット、ロック、バス…あらゆる魚種は視野に入る「HU-70シンキングカスタム(仮)」

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こちらの記事はご覧いただけただろうか。

【単日マゴチ30本以上】「FFクランキングゲーム」ワームに釣り勝てるクランクベイトという選択肢

関連動画を見ても分かるとおり、ハイシーズンであることを差し引いても…そのマゴチの釣れっぷりには目を瞠るモノがある。

FFクランキングゲームでワームを凌ぐ圧倒的な釣果を叩き出し、またロックフィッシュ、ブラックバスなどへの可能性までも秘めたルアー「HU-70シンキングカスタム(仮)」。

写真はプロトモデルです

HU-70シンキングカスタム(仮)

2024年春頃登場予定

先日、ハイドアップオフィスに訪問した際に代表の吉田さんが出してきた秘蔵ルアーの内の一つが実はこのルアー。いわく「めちゃめちゃ楽しいルアーです」と

ルアーの構造としては、HU-70のリップ部分にシンカーをセットできるアイが設けられているというもの。これだけ見れば普通のクランクベイトに見えなくもない。

構想5年以上。さまざまなサイズでテストを重ねた結果

その実、このルアーは5年以上前から構想自体はあり、様々なクランクベイトでテストを重ねてきたという。で、結果的に「HU-70」のベースがサイズやフォルムなどがベストだったという経緯がある。

沈むクランクベイトのメリット

①狙える水深は40mまで!?

このルアー末恐ろしいのが「ウエイトを調整できる」ということ。

つまり、ウエイトを外せば、普通のシャロークランクとしても使用可能で、ヘビーなウエイトをセットすれば水深40mのボトム…なんていうのも守備範囲内となる訳です。このサイズ感で水深40mを狙えるってすごくないですか?ちなみに動画でマゴチを爆釣していたのは水深6~8mで、14g程度のシンカーをセットしていたとのこと。

オフショアの魚礁なんかを撃ってハタ系狙い、あるいは琵琶湖のスーパーディープエリアとか…あれこれ考えちゃいますよね。

②根掛かりしにくい

浮力のあるクランクベイトに、ウエイトをセットしてシンキングにするということは、沈めばこんな状態になる。

わかりますね。フックが浮いていて、かつフック前方にあるリップとシンカーでしっかりと障害物を躱してくれる。しにくいんです、とにかく根掛かりが。

③釣れる

…というとやや乱暴ですが、キャストしてそのまま真下に沈むことで、その分長くボトムを引くことができる。確率論で言うとヒットゾーンが長い訳ですから、その分釣れると言えます。もっと言えば、狙ったストラクチャーの足元からしっかり狙える。そのアドバンテージは大きいかと。

シンカーを外す時はプライヤーを!

ちなみにシンカーは別売りとなっていて、VARIVAS「TGグレネードシンカー クイックチェンジャー」ならワンタッチで交換可能。

ワンタッチと言ってもシンカーの脱着には必ずプライヤーを。実際、吉田さんのオフィスで「よく考えられてますね~」なんて言いつつ、ルアーを弄りながら素手でシンカーを付けたり外したりしていて、何度か手に刺さったのでご注意を。

ぜひ、あれこれ試してみてください

そもそも「ソルトクランク」というジャンルの草分け的存在でもあるハイドアップ。その実績は過去にロックフィッシュやフラットフィッシュなど、様々な魚種に有効であることは証明済。

ショアでもオフショアでもソルトでクランク。流行の理由はただ1つ。”釣れるから”

ヘビーシンカーを仕込んでバーチカルに狙ってみたり、カスタムしてスカートをつけてタイラバっぽく…こうなると、むしろルアーという範疇では収まりがつかないようなワクワク感さえある。

「固定概念にハマらないルアー」

うん、どこか吉田さんらしい、ハイドアップらしい、何かやってくれそうなぶっ飛んだルアーだなぁと思うのです。

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。