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【スライドフォールと掛かりの良さを追求】O.S.P初のSW専用ジグヘッド「Glidy(グライディー)」がショアで有効な理由/小田島海斗

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アイランドクルーズ“遠藤正明”さんと共同開発によって誕生。

東京湾フラットフィッシュゲームの使用を前提に開発が進められ、2023年6月にリリースとなったO.S.P初のジグヘッド「Glidy(グライディー)」。

遠藤 正明(Masaaki Endo) プロフィール

「アイランドクルーズFC」の船長として日々ガイド業を営んでいる。 ビッグシーバスに対してルドラが有効なことに一早く着目し、シーバスにおけるルドラブームの火付け役となった。T.S.C.R(東京湾シーバスチャレンジ)ではルドラを駆使し、08年第3戦優勝、09年第3戦準優勝と強さを発揮。 シーバスのみならず、アイ・ウェーバーでの尺メバル釣法を始めとしたボートでの、ソルトルアーフィッシング全般に精通した定評高いプロガイド。

“超低重心設計”とフックアイとのバランス&ワームの抵抗で、テンションフリーでも大きなスライドフォールを実現し、滞空時間が長いことで狙いのターゲットに長時間ルアーを見せつけれるトコロが最大の特長。さらにこの独特な形状により、ヘッド単体が同ウエイトのジグヘッドと比較してもコンパクト、着底後もワームがやや前傾姿勢で少し浮いた状態をキープ。そしてフックには、がまかつのケン付タチウオ ST-Rをベースとした特注フックが備わっていることでフッキング率が非常に高いというトコロも特筆すべきポイント。さて、そんな「Glidy(グライディー)」は“多くのアングラーに使ってほしい”、“全国の幅広い水域に生息するフラットフィッシュを手軽に狙ってほしい”という想いが込められたジグヘッドでもあり、ショアでもシッカリ使えるように設計。サーフゲームはモチロン、ロックフィッシュゲームなどでも重宝するという。つい先日そういった釣りで、日頃ショアから「Glidy(グライディー)」を愛用している、O.S.Pフィールドスタッフ“小田島 海斗”さんにショアからの有効性について色々伺ってきました。早速教えていただいた内容を記者が問いかけた質問に沿う形で紹介していきますね!

小田島 海斗(Kaito Odajima) プロフィール

東北エリアをメインにアイナメや様々なロックフィッシュゲームを得意とする若手スタッフ「小田島海斗」こと通称オダジー。キャスティング仙台南店のソルト担当でありながら、休日はほぼ釣りに捧げるという、熱狂的なソルトアングラー。漁港・磯・サーフなど、幅広いショアフィッシングの知識と経験を武器に、旬なフィールド情報を日々お届け。

何故ショアで重宝する?

まず、記者的に最も気になっていた部分、“何故ショアで重宝するのか”。

まずジグヘッドを“小田島 海斗”さんは普段どのようにして使用しているのかについて、主にサーフや河口などでフラットフィッシュを狙う際、メタルジグをメインに使用しているそうですが、そのフォローとして投入するのがジグヘッドリグ。居場所が特定している時や、比較的ターゲットが手前に寄ってきている時などに多用するそう。そんなジグヘッドの中でも「Glidy(グライディー)」は低重心設計のため、他のジグヘッドにはこなすことのできないスライドフォールはモチロン、リトリーブ時も姿勢が良いのでグラつかずに真っすぐ泳いできてくれる。ヘッド自体もコンパクトで針掛かりも良く、動きと見た目もベイトフィッシュそっくりで視覚的にも魚を誘える点が魅力とのこと。また、キャスト時も回転せず姿勢が安定しているので飛距離にも優れているそうです。因みに、根の荒くない場所であればロックフィッシュも狙われるそう…。

組み合わせるワームについて

セットするワームについてですが、メインにされているのが「ドライブシャッドSW」(4in / 4.5in)とのこと。ジグヘッドの場合はほとんどがコチラだそうです。

Length Color Count Price
4in / 4.5in 7色 6本(4in) / 5本(4.5in) 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有)

O.S.P公式「ドライブシャッドSW」詳細ページはこちら

ベイトフィッシュや釣れる魚種が小型の場合

また、ベイトフィッシュが小さい時、そもそも釣れる魚のサイズが小さい時などは「HPシャッドテール」(3.6in)を使用するそうです。“小田島 海斗”さんは主にこの2種のワームをローテーションさせています。

Length Color Count Price
2in、2.5in、3.1in、3.6in 5 12(2in)、10(2.5in)、8(3.1in)、7(3.6in) 858円(税込)

O.S.P公式「HPシャッドテール」詳細ページはこちら

ウエイトは15g、20g、25gの3ウエイトをローテーション

上記の2種類のワームを使い分けながら、「Glidy(グライディー)」15g、20g、25gの3ウエイトを軸に、水深5m以下の河口やサーフで使用。因みに30g、40gといった重たいウエイトもあるので、より深い水深を攻略する際にはぜひ。

15g、20g、25g、30g、40gの計5ウエイト展開

アクション方法について

アクション方法は大きく2種類。

1つが巻き主体のリフト&フォール。こちらは通常のリフト&フォールと思っていただけたら良いと思います。狙いのターゲットが小魚を捕食している際に有効なアクション方法。2つ目はトゥイッチを織り交ぜたリフト&フォール。こちらはシャコなどをはじめとする甲殻類がメインベイトの際に有効。この2種類のアクションをベイトの種類によって、普段から使い分けているそうですよ! ぜひ参考にしてみてくださいね。

レールアイの使用がメイン

画像のように「Glidy(グライディー)」には2種類のラインアイが採用となっておりますが、ショアでメインとなるのがレールアイ。“小田島 海斗”さんもジグヘッドを浮き上がりやすくする効果のある、レールアイを普段から多用。

アシストアイにはブレードを装着

このように「Glidy(グライディー)」にはアシストアイと呼ばれる、アングラーが工夫の幅を広がせれるパーツが標準装備されていて、“小田島 海斗”さんはココにワームボディに干渉しないサイズ感のタンデムウイロブレードを装着して使うことが多いそう。アピール力がもっとほしいなと感じた時にぜひ!

最後、初めて使う方へ

始めて使う方へコメントもいただきました。

スライドフォールが誰でも簡単にできる、フォールバイトもあるし巻き初めのバイトもあるので油断さえしなければ、フッキングが決まります。誰でも簡単に飛ばせて使える、フラットフィッシュやロックフィッシュをこちらで気軽に狙ってみてください。

以上! 「Glidy(グライディー)」をショアから使う有効性について、“小田島 海斗”さんに伺った内容を紹介しました!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。